宇多丸 仲代達矢の訃報を語る

宇多丸 仲代達矢の訃報を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2025年11月11日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で俳優・仲代達矢さんの訃報について話していました。

(宇多丸)映画絡みでいうとね、ちょっと訃報が入ってまいりまして。こちらのメール。「仲代達矢さんの訃報、とても残念です。俳優の方がお亡くなりになるたびに思うことがあります。それは映画で生き続けている永遠の命ということです。映画を見れば仲代さんにいつでも会えます。映画の中で数多くの役に命を宿した仲代達矢さんのご冥福をお祈りいたします。今夜は一番大好きな『二百三高地』(1980年)を流しながら喪に服します。ぜひ『追悼・仲代達矢総選挙』を……」。

たしかに。仲代さんならこれだけキャリア長いから。とにかくもう92歳でお亡くなりになられましたけど。もうなんというか、ずーっと現役。全然、なんというか、俳優としてなんていうんですかね? 隠居感が全然ないまま走り抜けられたっていう印象がある。

(日比麻音子)全年代で。

(宇多丸)そうです。っていうか全然、今の今まで、つい最近までっていう感じだから。すごい人ですよね。なんかもうあまりにも、なんていうか、映画史そのものの一部でもあるから。ちょっとね、最近僕、黒澤明さんの映画ポスター物のとある仕事を今、していて。当然、仲代さんのあれがあるんですけど。それもあるんで、ちょうどその仕事でいろいろ黒澤物を見返してたばっかりだったんで。そういう意味でも、仲代さんね、本当に……。とかね、もちろん岡本喜八のさまざまなあれとかもありますし。ということで、ごめんなさい。いずれ特集してもいいかもしれません。ということで、仲代さんの訃報とか。

つい最近まで現役感バリバリだった仲代達矢さん。宇多丸さんがおっしゃっていた「隠居感が全然ないまま走り抜けられたっていう印象」という通りだと思います。アトロクでの仲代達矢特集、期待しております!

アフター6ジャンクション2 2025年11月11日放送回

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