コンバットREC「大河ドラマ『べらぼう』は白夜書房の話」

（宇多丸）はい、RECさんプレゼン企画でございます。森田秀一さんも一緒にいますけどね。

（コンバットREC）まあ今日、音楽特集なんで音楽のネタがいいかなと思って。本当はもう1個、考えていて。もう1個は森田くんがいるんで大河ドラマ『べらぼう』の話を……そのどっちにしようかなと思ったんだけど。『べらぼう』って完全にあれ、白夜書房の話じゃん？

（宇多丸）白夜書房？（笑）。

（コンバットREC）見てる？

（森田秀一）見てないです。

（コンバットREC）見てない？　編集者が主役なんだけど。今、セルフ出版時代なんだよ。

（宇多丸）アハハハハハハハハッ！　ああ、そういうこと？

（森田秀一）説明が大変（笑）。

（コンバットREC）今、風俗情報誌とか作っているの。マジで。

（宇多丸）ああ、吉原のね。

（コンバットREC）で、今週、『写真時代』を作ったんだけど、完全に白夜書房なんだよ。

（森田秀一）まだ『パチンコ必勝ガイド』に行く前なんですね（笑）。

（コンバットREC）そうそうそう。で、蔦屋重三郎が完全に末井昭さんなのよ。

（森田・宇多丸）ああーっ！

（宇多丸）じゃあ『素敵なダイナマイトスキャンダル』だ。

（コンバットREC）だからあなた、絶対に見た方がいいですよ。

（森田秀一）見ます！

（コンバットREC）っていうような話をしようと思ったんだけど。まあ、せっかく音楽特集でその話をするのもどうかなと思って。でもこの後、『べらぼう』は……今、田沼意次が老中なんだけど。この後、松平定信になるの。で、その松平定信は表現規制を始めるのよ。

（宇多丸）あっ、慎太郎シール？

（コンバットREC）この後、表現の自由の話になっていくの。たぶんそうなんですよ。だから、もう完全に白夜書房の歴史なんですよ。お上との戦いになって、回収処分とかそうなってくるんですよ。

（森田秀一）戦いの歴史なんですね。

（コンバットREC）そうそう。お上が入ってきて。「おい、本を全部捨てろ！」みたいな。そういう感じにたぶんなってくるんで。

（宇多丸）慎太郎シール、知らない人はググっていただければ。

（コンバットREC）なんであなた、絶対に見た方がいい。まだ3話か4話ですよね。