爆笑問題 M-1 2024 バッテリィズを語る

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爆笑問題のお二人が2024年12月24日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でM-1グランプリ2024を振り返り。今大会で鮮烈な印象を残したバッテリィズについて話していました。

(太田光)M-1も見ててさ、もう最高だったじゃん? 令和ロマン!

(田中裕二)最高だったね!

(太田光)すごいな、あいつな。くるまな。で、あれがさ、また……俺、いつもはさ、ネタだけ見るんだけど。今年はなんか家に帰ったら社長が見てたから、ずっとリアルタイムで。寸評から何から審査員のとか、全部見たんだよ。で、最初の笑神籤とか引くのも見て「ああ、こういうシステムなんだ」っていうのを今年、初めて知って。そしたらあの阿部一二三さんがいきなり「令和ロマンがどうのこうの」って言って。「2連覇、期待してます」って言った後、くじを引いたら令和ロマンが出て。

(田中裕二)そう。あれ、すごい盛り上がったね。

(太田光)あの引きの強さ……長澤まさみかと思ったね。「ドウデュース」っつって。で、くるまが本番に入る時にちょっと斜行していたんだよ。「大丈夫かな?」って思って。

(田中裕二)斜行はしてないだろ(笑)。

(太田光)斜行してて。斜めだったんだよ。「大丈夫かな?」と思って。

(田中裕二)なにを言ってんのよ? 競馬と一緒にしなくていいよ(笑)。

(太田光)それであれがさ、もう完全に「持ってる」っていう感じ、したじゃん?

(田中裕二)本当に持ってるよね。

令和ロマンくるまの斜行疑惑

(太田光)それで令和ロマンが出てきた時の客席の……あれはもう「これ、取ったな」みたいな感じ、したじゃん?

(田中裕二)で、トップバッターがとにかく不利だっていうのがずっと言われてきて。それで去年、トップバッターでM-1チャンピオンになって、1回目の中川家記念……(笑)。

(太田光)中川記念? 中川家記念って、何? そんなレースが? 俺のことをさんざん、「競馬と一緒にすんな」とか言ってたよね? 3秒前ぐらいに。中川家記念? どういうレースなんですか?(笑)。

(田中裕二)中山記念とか、あるけどね。中川家以来っていうことで。ねえ。それで、すごいってことになってて。それが2年連続だからね、トップバッター。

(太田光)あれは王者の風格だったね。すごかった。だけどさ、それで見ていたらさ、バッテリィズっていうやつらが出てきて。

(田中裕二)面白かったね(笑)。

(太田光)バッテリィズってさ、「あれ、こいつら……?」と思ったらさ、大阪で会っていたんだよな。

(田中裕二)そうそう。きよし師匠の会の時に。

(太田光)コツコツライブでバッテリィズと、あとは(豪快キャプテンの)ギャンブルゴリラとさ、カベポスターと会ったよね? 「ああ、あいつか!」と思って見てたら……。それで俺、あの時はほら、バッテリィズのネタを見てなかったからさ。で、エースっていうあのバカ。ボケの方。「とんでもないバカが現れた」なんて言ってたじゃない? で、あいつがさ、バカキャラだったんだけどさ、めちゃくちゃ面白かったじゃん?

(田中裕二)いいネタなんだよ。またこれが。

(太田光)またさ、あれが……ガリレオ・ガリレイとガガーリンをさ、「細そうすぎる! なんでどっちもガリガリなんだよ?」みたいな。あれ、最高だよね!

(田中裕二)あれは本っ当に羨ましい!

(太田光)素晴らしいと思ったね! ねえ。

(田中裕二)「羨ましい! すげえいいネタ、作ったな」と思ったよ。

「バッテリィズのネタが羨ましい」(田中裕二)

(太田光)「エジソンがライトを発明して、ライト兄弟が飛行機を発明して……普通、ライト兄弟が照明を発明しろよ!」みたいなさ。あれ、すごいよな! よく見つけたって。

(田中裕二)嫉妬すら覚えたね。

(太田光)すごいよな、あれ!

(田中裕二)あのネタは、いいネタ。

(太田光)めちゃくちゃいいネタじゃん? すげえ面白いじゃん。

(田中裕二)本当、愛すべきバカな感じがね。

(太田光)愛すべきバカだったじゃん? だけど俺がそれこそあの時、喫煙所で絡んだ時だよ。バッテリィズに。あいつら本当に野球をやっていて。エースと寺家っていうね。エースと野球でバッテリーを組んでいて。だからバッテリィズなんだよ。そしたらそのエースっていうやつとたまたま喫煙所で一緒だったんだけど。「お前、なに? 本当にバッテリーだったの?」「僕ら、本当にバッテリーを組んでいて」「それでエースっていうの?」「そうなんです」「じゃあお前がキャッチャー?」「いや、エースはピッチャーでしょう!」みたいに俺、突っ込まれてさ。「なんでですか?」とかって言っていてさ。

「お前、すごいな。昔な、野球といえばベイブルースっていういいコンビがいたんだよ。もう死んじゃったんだけど」「ああ、なんか噂では聞いてます」「あ、知らない? ベイブルースって。もう亡くなっていて」「ああ、亡くなられたんですね?」「知らないの? お前、あの野球の神様のベーブ・ルースが死んだことを?」「それは知ってるわ!」とかって言っててさ。

それでね、「お前ら、やっぱり高校野球とかもすごかったの?」「一応やってました」「誰の世代?」「大谷と一緒です」なんて言うわけよ。「大谷世代か。じゃあ、嫌になっちゃうだろうね。片方、あんなすごくてさ」「いや、もうそういうの、通り越してますよ。今はなんとも思いませんよ」「俺が同い年だったらね、絶対絶望するんだろうな。俺と同い年が大谷だったら『俺は何やってるんだろう?』って人間的に思っちゃうけど……でも、たまたま俺の同い年、長嶋一茂だったんだよ。それで救われたんだよ」っつったら「そういう言い方、ないでしょう?」みたいな。

「でもその後、古田敦也が現れてさ。やっぱり落ち込んだよ」「やっぱりそういう世代ですか」みたいなことを言っていて。「あとは浪商の……浪商だったかな? とにかく双子がいて……」っつって。ポップコーンの名前が出てこなかったんだけども。「浪商で双子がいたんだよ。なんつったっけな? 野球をやっていて、お笑いといえば浪商の双子なんだよ。知らないのか、お前? 浪商の双子」「もうその時代の話、やめてくれませんか!?」って。ずっと俺に突っ込んでたのよ、あいつ。エース。

(田中裕二)突っ込ませていたんだね。あんなボケに(笑)。

バカキャラエースに知らずに突っ込ませていた

(太田光)あんなバカキャラだとは思わずにずっと俺に突っ込んでたよ? あいつ、だから突っ込みも上手いんだよ。

(田中裕二)すごいんだろうね。いろいろできるんだ(笑)。

(太田光)すごいんだよ。万能なんだよ、あいつ。きっとあいつら、売れるだろうな。

(田中裕二)もうこれは相当……今大会で一番わいたのはね。最高得点だからね。

(太田光)トップに行ったからね。「あんなやつらが隠れてたんだ」みたいな。

(田中裕二)もうガガーリンのあたりで(笑)。

(太田光)ガガーリン、あれは素晴らしいよ。「たしかに!」って思ったよな。「ガガーリンとガリレオ・ガリレイ? なんでそんなガリガリのやつが宇宙のことをやってるんだ?」っていうのはまさに言いえて妙だよな。

(田中裕二)あれは本当に羨ましい。

(太田光)あれは素晴らしかったな。

喫煙所でばったり出会ったエースさんのキャラを知らずにひたすらボケて突っ込ませまくっていた太田さんのナチュラルっぷり、最高ですね(笑)。バカでボケもできるし、実は突っ込みもできるエースさん、底しれないですねー。これからバラエティに出まくって本領を発揮してくれるんじゃないでしょうか。楽しみです!

『爆笑問題カーボーイ』2024年12月24日放送回

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