バキ童・ぐんぴぃさんが2024年11月4日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の特集「ブック・ライフ・トーク」に出演。本について宇多丸さん、宇垣美里さんとトークを繰り広げます。
このコーナーの定番の質問「電子書籍は読まれますか?」という質問に対して「僕はほとんど電子書籍で。頑なに電子書籍は出さない人だけ、紙の本を買います」と話すぐんぴぃさん。「本なんてただのデータを入れたカプセルじゃないか。だったら電子書籍でいいな」という考えだと話します。
電子書籍派のぐんぴぃ
さらに元々、社員としてブックオフのあるお店の店長をしていたという経歴を持つぐんぴぃさんは「この本、高く売れるんだよな」ということも理解しており、相場が読めてしまうので「ちょっとこの本は紙で買おうかな」と思う瞬間もあるんだとか。
「本を本と思うな。本は金だと思え!」というクールな考えで本と向き合っていたぐんぴぃさんは店長時代、ブックオフの店舗の中で全国売上1位を達成したこともあるんだそう。全国1位を成し遂げた手法に関する質問に対し、こんな風に語っていました。
(ぐんぴぃ)1位。でも、これもこの話をするのは避けられないんですけど……その1位にした方法っていうのがエッチな本をたくさん置くっていう(笑)。
(宇多丸)フハハハハハハハハッ!
(ぐんぴぃ)エッチな本をレジ横に置いてみたんですよ。そしたら、飛ぶように売れて。
(宇多丸)レジ横にそんなのを置いて? なんか取るのって抵抗がありますけどね。
(宇垣美里)逆にスッと取れるっていうこと? 「ああ、あるじゃん」みたいな?
(ぐんぴぃ)(コンビニのレジ横の)いちご大福みたいにスッと取れちゃうっていう。
(宇多丸)『スネークマン・ショー』でいろんなものを買うついでにコンドームを買うっていうコントがありましたけども。そういう感じだ?
(ぐんぴぃ)だからお子さんとか主婦層のお客さんは消えたんですけども。サラリーマンがいっぱい押し寄せてきて、売上がガッと上がったっていう。だからエッチな本長者なんで。
(宇垣美里)わらしべ長者ならぬエッチな本長者(笑)。
お子さんや主婦層などを切り捨ててサラリーマン客を取るという選択と集中のマーケティング手法でブックオフの売上NO.1を達成したぐんぴぃさん、すごい! 商品としての本との向き合い方を語る口調がそれまでと一変していたので聞いていて笑ってしまいました。ぐんぴぃさんのブックトーク、超面白いのでポッドキャストやYouTubeなどでぜひチェックしてみてくださいね!