星野源とサイトウ”JxJx”ジュン DJを語る

星野源とサイトウ"JxJx"ジュン DJを語る 星野源のオールナイトニッポン

YOUR SONG IS GOOD・サイトウ”JxJx”ジュンさんが2024年4月16日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。星野源さんとDJについて話していました。

(星野源)それこそジュンさんって、最初はFRUITYから始まって、パンクミュージックがあって。そこからYOUR SONG IS GOOD。それで今は、たとえばハウスのジャンルとしてもあったり。でも、昔からの曲もやっていたりっていう、いろいろとジャンルがどんどん変わっていくじゃないですか。その都度……でも僕はもう、人となりを知ってるから。全ての音楽が好きな人っていうか。オールジャンルというか、いろんなジャンルにとにかく造詣が深い人っていうイメージがあったんですけど。それって、どういう風に進んでいったんですか? 元々なのか? それともだんだんそうなっていったのか? 活動しながら広がっていったのか? それとも、昔から好きだったのか?

(サイトウ”JxJx”ジュン)昔から、好きだったかもしれないね。

(星野源)その中で自分が、たまたまたとえば表現をするってなった時に、その最初がパンクだったっていう?

(サイトウ”JxJx”ジュン)それは中学の時に出会って。「これならやれそうだ」って。みんなと一緒ですから。「これはやれそうだ」っていうのが始まりだけど。で、だんだんと「やれないけど、やってみたい」に変わってくるじゃないですか。そういう難しいの……ジャズはできないけど、カリプソとか、できないけど。どうやってやるんだろう?って感じで、いろいろとトライアンドエラーしながら、みたいな。そういう感じかな?

(星野源)そうか。

(サイトウ”JxJx”ジュン)でもだんだんね、自分の好きな音楽のツボみたいなのを違うジャンルでも、見つけていったり。そういうのが楽しい感じはあるのかな?

(星野源)へー! DJって、その頃からやっていたんですか?

(サイトウ”JxJx”ジュン)DJはね、俺は遅いっすよ。30歳ぐらいかな?

(星野源)ああ、そうなんですね。

30歳から始めたDJ

(角張渉)ジュンくんも最初、来た時にNOAHでDJセットって、貸してくれるんだよね。そこですげえ練習してて。

(星野源)僕もヤナタケさんとNOAH、行きました。NOAHに行ってDJセットを借りて。「久しぶりにNOAHに来たな!」みたいな(笑)。

(角張渉)ジュンくんもそれでBPM118とか書いたやつ。CD-Rを入れてずっと練習をしていて。

(星野源)へー!

(サイトウ”JxJx”ジュン)俺は昔ね、クボタタケシさんのDJのパーティーに混ぜてもらった時があって。その初めて行く時に、もうわからなすぎて。全部、曲順を自分で書いて。セットリストみたいなのを書いてやったらすげえ笑われたということがあって。クボタさんに「なにそれ?」って言われて(笑)。

(角張渉)そうなりますよ(笑)。

(星野源)最初はそうですよね(笑)。

(サイトウ”JxJx”ジュン)20曲ぐらいずっとブワーッて書いて。で、それをすごいいい感じに楽しんでもらえて。いい現場だったなって。

(星野源)でもその頃はSeratoでPCとかっていうわけではないじゃないですか。

(サイトウ”JxJx”ジュン)そうね。アナログをやる感じだったね。

(星野源)アナログですよね。今だと、Seratoが立ち上がっていて。もうほぼ、いわゆる曲順も自分で組めたりするじゃないですか。だからなんか、今やってるのはでも、そういうことだったりして。そういう風なやり方でやってる人もいますよね。そうか。なんか僕の友達とか同級生がDJをやろうってなっていた時、当時はまだ結構、体育会系で。その怖い人っていうのもいた印象があったので。自分はそこには入れないな、みたいなのもちょっとあったんすけど。その、カクバリズムでそれこそクボタさんとか、MUROさんとかも来られていたと思うし。いろんな人がDJをやられたりとか。その中でジュンさんもやっていて。すごい楽しそうっていうか。なんかそれで……。

(サイトウ”JxJx”ジュン)で、楽しかったでしょう?

(星野源)めっちゃ楽しかった(笑)。

(サイトウ”JxJx”ジュン)好きな曲をでかい音を聞くだけで、楽しいよね(笑)。

好きな曲をでかい音を聞くだけで楽しい

(星野源)そうそう! 本当に。「こんなでかい音でやっぱりなかなか聞けないよね。リル・キムなんて、そんなにでかい音で流さないぞ?」みたいな。でも遠くで外国の人が「イエーッ!」ってやってくれるみたいな。繋いだ時に……繋いだ切り替えポイントで「Wow!」とか言われると「あっ、嬉しい! ここで繋いだの、わかってくれるの!?」みたいな。めっちゃ嬉しいし、楽しいなって思って。あ、じゃあジュンさん。今日、選曲をしてくださっているみたいなんですけども。

(サイトウ”JxJx”ジュン)じゃあ、今のYOUR SONG IS GOODを聞いてもらいたいなと思って。今日、これちょっと、源くんにプレゼント。7インチ。

(星野源)ああ、いいんですか? これ、インスタで見た! 7インチ、やっぱり嬉しいな。

(サイトウ”JxJx”ジュン)ちょっと娘からの手紙が入っています(笑)。

(星野源)ええーっ? うわっ、「ほしのげんくん」って。

(サイトウ”JxJx”ジュン)覚えたてのひらがなで(笑)。

(星野源)すごーい! 「げんき またあおうね」って。去年、来てくれましたからね。ありがとう。また、会おうね。ありがとうございます。じゃあ、ちょっとユアソンの新曲を。

(サイトウ”JxJx”ジュン)『You’re Young』っていう曲なんですけども。これ、ハワイのMackey Fearyっていう、KALAPANAのボーカルだった人がソロになって。Mackey Feary Bandっていうバンドをやっているんですけど。それがすごいハワイアン・レア・グルーヴの名盤で。ジャケットもかっこいい、夜景のジャケットのやつなんですけど。それのね、1曲目をもちょっとカバーさせてもらって。ボーカルがハワイのシンガーのJoeleneさんっていう、女性ボーカルの方に歌ってもらいました。ぜひ、聞いてもらいたいなと。

(星野源)じゃあ、YOUR SONG IS GOODで『You’re Young』です。

YOUR SONG IS GOOD『You’re Young』

<書き起こしおわり>

星野源 ティファニーパーティーでのDJデビュー戦を語る
星野源さんが2024年4月16日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でティファニーが主催するイベント・ティファニーワンダーでDJデビューをしたことについてトーク。DJ YANATAKEさんにDJのやり方を習った話や、実際に1時間半のDJプレイを終えて感じたことなどを話していました。
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