安住紳一郎 一人暮らしではじめて気づく実家のありがたさを語る

安住紳一郎 一人暮らしではじめて気づく実家のありがたさを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2024年4月14日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーから届いた「新生活の思い出」メッセージを紹介。一人暮らしではじめて気づく実家のありがたさについて、話していました。

(安住紳一郎)今日のメッセージでこちらです。「新生活の思い出」。杉並区からいただきました。30代女性の方、ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「今から10年以上前のことです。新生活から1週間、着る服がなくなりました。『なんで洗濯されないんだろう?』と私はとても不思議に思っていました。そうです。私は同居していた祖母、母に甘えていたので、高校生まで洗濯機を使ったことがありませんでした。存在は知っていましたが、自分で回し、干して、たたまないといけないことを認識していませんでした。電話で洗濯のやり方を聞いたら、とても呆れられたのを覚えています。ただ、初めてやった洗濯は案外楽しく、水がたまるところや、ぐるぐると回るところを眺めたのもいい思い出です」。ねえ。一人暮らし、はじめての時。そう。洗濯っていうのは母や祖母がやってくれていたから、勝手にね、できるんだっていう風になんとなく、体が思ってたんだろうね。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)そうそう。そういうことはね、ありますよ。私もはじめて一人暮らしした時に、冷蔵庫の中身っていうのは一人暮らしの場合、自分が買ってきたものしか入っていないんだっていう当たり前のことに気づくんですよね。なんとなく風呂上がりとかに「誰かが買ってきたヨーグルトとか、入ってるんじゃないかな?」と思って冷蔵庫をずっと開けてる生活って、長いじゃないですか。で、勝手に食べたりして。「あっ、何これ? 知らない! 俺の?」なんて、食べちゃったりするわけだけども。

(中澤有美子)「いいのがあった!」って。

冷蔵庫の中身は全て自分が買ったもの

(安住紳一郎)「見つけた!」みたいな。見つけたんじゃない。誰かが買ってきたんだよ、みたいなことなんだけど。一人暮らしになるとね、そういうラッキーがないから。開けたところで「うーん……知ってる。I know」っていうか。自分が買ってきたものしか入ってない。自分がアイスを買ってないから、アイスが入ってないみたいなことになるもんね。やっぱり家族に甘えていたっていうところ、改めてわかりますね。

(中澤有美子)そうですね。スポッと抜けてるんですよね。

(安住紳一郎)そうなんですよね。あと、誰かも言ってましたけど。1人暮らしの場合は、自分が出ていった時と同じ部屋の状況でそのまま、帰った時にあるっていう。当然、誰も片付けてくれていないから。「それを見た時に、なんか寂しくなった」なんて話をしてましたよね。

(中澤有美子)なるほどね!

(安住紳一郎)ちょっとね、お布団とか本当にはね上げたまま、そのままの状態で残っているじゃないですか。それがちょっと寂しいっていう。当たり前のことなんだけれど。

<書き起こしおわり>

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