ロバート秋山とナイツ塙 刑事ドラマの終わり際コメディの魅力を語る

ロバート秋山とナイツ塙 刑事ドラマの終わり際コメディの魅力を語る ザ・ラジオショー

ロバート秋山さんが2024年3月7日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』の中で刑事ドラマの終わり際コメディの魅力について、ナイツ塙さんと話していました。

(塙宣之)あれ、結構前だけど。なんですかね? 刑事ドラマのほんわかした最後のやつ? 俺、腹ちぎれるぐらい笑って。

(秋山竜次)終わり際コメディ?

(塙宣之)終わり際コメディ! あれ、『キングオブコントの会』でしたっけ?

(秋山竜次)『キングオブコントの会』でやったんですけども。

(塙宣之)最高だったよ! 刑事ドラマの……僕もあれ、大好きなんですよ。昔の刑事ドラマで最後、なんかあんな感じで終わりるじゃないですか。急に、エンディングで。

(秋山竜次)残り1分切ったぐらいから、あの流れになってくるもんね。「あれ、来る! 来る!」ってわかるよね。事件が解決して。事件が終わって。「ああ、番組終了まで1分、切ったな」ってなったらまず、パトカーが行くじゃないですか。パトカーが行った後ぐらいから急に「さあ……仕事、仕事!」みたいな感じになって。

(土屋伸之)ああ、そうっすね(笑)。

(秋山竜次)「さあ、早く仕事を……」「そんなことよりも、せっかく事件も解決したんだし。美味いものでも、食べて帰りましょうよ、先輩!」みたいな(笑)。「あら? トーンが変わったぞ?」みたいな。

(土屋伸之)フハハハハハハハハッ! さっきまでシリアスだったのに(笑)。

(秋山竜次)さっきまで、すごい事件をやっていたのに。「なに言ってんの! やらなきゃいけないことが山積みなの。早く署に戻らなきゃ。帰りのフェリー、何時?」「いや、16時ですけど」「16時……ああーっ!」みたいな。そこでいきなり音楽が流れてきてね。

(塙宣之)それがNGになっちゃってね。何回も撮り直しするんですよね(笑)。あれでNGとか、ないだろう?っていう(笑)。

終わり際コメディだけ何回も取り直す

(秋山竜次)あそこだけ撮り直しするっていう。「もうちょっと、このコメディを……」って(笑)。「ここ、撮り直さなくていいやろ! もう事件は終わってるんやから!」みたいに森田に突っ込んでもらって。何回もそれを撮り直しして。「ここはもう、ええやろ……」みたいな(笑)。

(塙宣之)何回もやるんだよ(笑)。

(秋山竜次)あのくだりが好きで。やっぱり事件のままだと嫌で。ちょっとなんか平和になった方が、落ち着くんですよ。昔の『はぐれ刑事』とか『さすらい刑事』とか……。

(塙宣之)家族でね、メシを食うところとか。小川範子さんとかとね。

(秋山竜次)そうそう。で、藤田まことさんがちょっと尻に敷かれてて。ちょっと間抜けな感じで。それでいきなり「♪♪♪♪」って。堀内孝雄さんが歌いはじめて。あの中で「ちょっと!」みたいにちょけるのが大好きで。

(塙宣之)なんであれ、いいんですかね? 俺もあれ、大好きで!

(秋山竜次)大好きで。あれだけ、DVDで見たいぐらいで。

(塙宣之)「これが好きな人、いるんだ!」ってもう俺、嬉しくて!

(秋山竜次)嬉しい。

(塙宣之)そういうのが全部、秋山さんが作るやつにはあるんですよね。

(土屋伸之)細かいところをね、コントに吐き出すんですね。

(秋山竜次)安心がほしいのかな? あんなにバキバキの感じでサスペンスを見ていたら。

キングオブコントの会「サスペンスドラマ」

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました