宇多丸『龍が如く8』ゲーム内ラジオでのアトロク放送を語る

宇多丸『龍が如く8』ゲーム内ラジオでのアトロク放送を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2024年1月25日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で『龍が如く8』のゲーム内ラジオの番組としてアトロク2が登場することについてトーク。実際の『龍が如く8』世界の内容を織り込んだ画期的なラジオ放送について話していました。

(宇多丸)ちょっと昨日、告知しそこなったといいましょうか、そんなお話ございまして。昨日、発表になったある件がありまして。これについてリスナーの方からたくさんメールをいただいております。代表的なところをご紹介しましょう。ラジオネーム「猫が如く」さんです。「宇多丸さん、こんばんは。とうとう全貌が明らかになりましたね。『龍が如く8』(1月26日発売)、宇多丸さんと宇内さんがゲームに登場するだけでもすごいのに……」。これは私、宇多丸とTBSアナウンサー宇内梨沙さんがゲーム内のキャラクターとして登場するっていう。

宇内さんはTBSアナウンサーの宇内梨沙として。私はあれですよね。横浜異人町・韓国マフィアの窓口係。腕利きだけど調子に乗りがちな窓口係として登場するということが予告されておりましたが。さらにさらにいろんな情報が昨日解禁になりまして。「アトロクがゲームの中でオンエアー。しかも10回分もあるとか。元々好きなゲームだったのにアトロクとの本格のコラボまで加わって、明後日の発売が楽しみで仕方ありません。今まではマイペースでプレイしてましたが、今回に限っては宇多丸さん、宇内さんに会う。そしてアトロクを聞くために寝る時間を削って登場シーンまで最速で進めたいと思います」。という。

私どものゲーム内の登場シーンに関しては正直、どんぐらいで登場するか。そしてどんぐらいの塩梅でとかは正直、僕もまだ明日の発売日まで事前のお試しプレイとかはさせてもらえてないんです。それぐらい徹底した情報統制が敷かれておりました。橋P……元番組Pの橋Pが先方、セガさんに行ってプレイしてきた範囲で「宇多丸さん、美味しいですよ」みたいなのは言ってましたけど。そうなんですよ。でもそういうところでやっぱり……橋元P、橋敵P……面倒くさいな。橋Pが頑張ってくれたっていうのもあって。そうなんですよ。アトロク2とのラジオ的コラボっていうのが実現したわけなんです。

『龍が如く』とアトロク2のラジオ的コラボ

(宇多丸)どういうことかといいますと、要は『龍が如く』っていうのはオープンワールドですよね。で、7からRPG的なあれになった。で、これがまた非常に相性が良くてね、7はめちゃくちゃ面白かったんですけどね。新主人公の春日一番も最高っていうことで。今回は春日一番と元々の主人公の桐生一馬の両方がダブル主人公だと思います。そして舞台、元々ね、神室町という歌舞伎町を思わせる町。そして横浜を思わせる横浜異人町と、さらにハワイも舞台っていうことなんですけれども。そんな『龍が如く8』なんですが、中でスマホが使えるんですね。最近、オープンワールドゲームとかではスマホを使えるゲームも多いですけど。

で、その中にダウンロードをするのかな? その中の機能として音楽を聞いたりとか、いろいろできるんでしょうけどね。僕もやってないんでわかりませんけど。その中のあれで、スマホでポッドキャストを聞くという機能のラジオ番組の中に『龍が如く8』の世界の中でも現実と同じように放送されているラジオ番組『アフター6ジャンクション2』があり。だから、今だったら水曜パートナー宇内梨沙さんと一緒にですね、オープニングトークとか、本当にフリーのオープニング。でも、フリーのオープニングトークなんだけど。あとは投稿コーナーとかあるんだけど。それが『龍が如く』の世界を生きているラジオ番組で。

だからたとえば「この間、異人町でこういう人を見かけたんですが……」みたいな。それが明らかに春日のことであったりとか。あとはメシ屋のグランプリみたいな、投稿の企画だったらそれは完全に『龍が如く』世界を遊んだ人だったらめちゃくちゃ知ってるいろんな、『龍が如く』世界の飲食店の話だったりで。しかももっと言えば、こっちのアトロクチームが総力を挙げていろいろ……やっぱり誰に喜んでほしいっていうと『龍が如く』ファンに喜んでほしいですから。『龍が如く』をやり込んでる人ならやり込んでる人ほどニヤリとするような……つまり、今までのシリーズやり込んでれば「ああ、あの話か!」ってわかるようなディテールがそのフリーなトークの中に組み込まれているという話なんです。

いち早くこの我々のトークを聞いたある人はですね、「だからどうやって録っているのか、不思議だった」って。つまり、本当にラジオのフリートークをしてるみたいなのに、明らかに内容は『龍が如く』みたいな。でも、そうなんですよ。そのバランスをやるために宇内さんと、もちろん普通にフリートークもしましたし。録り直しとかもして。「もうちょっと、こういうバランスでやりましょう」とか。要するに、だからゲームプレーヤーの皆さんが邪魔にならず。でも、ちゃんとニヤリともできるという、そういうバランスみたいな感じを志してやったりとかですね。あとですね、これはまだどこにも出してない情報ですけど。一応、「言っていい」って言われたんで言いますけど。

やっぱりね、アフター6ジャンクションっていうのはこの後にやるムービーウォッチメン。私の映画時評がありますよね。映画館、異人町の中にもありますよね。神室町にもありますけども。で、その映画館でかかっている映画。前回の7だったら映画を見るっていう……厳密に言うと、映画を見て寝ないっていうミニゲームがありましたけど。あれが難しくって俺、カンストできなかったんですよ。最後の1本の最後の30分でどうしても寝ちゃうんだよ! 羊の攻撃がやばすぎて。そういうのがあって。映画タイトルもあって。現実の映画のパロディーだったりするんですけど。

なんと私、この存在しない『龍が如く』世界の中の映画たちを映画評しています。ムービーウォッチメン方式で。ちゃんとリスナーメール……否定的なもの、肯定的なもの、リスナーメールを読んでからやるっていう。で、「先ほど否定的なメールでこういう意見がありましたけど、この作品っていうのは……」みたいな(笑)。「こうこうこうで、こういうところをちゃんと味わっていかないと……」みたいな、そういうことをやってるんですよ。本当の本当に、本式のムービーウォッチメンスタイルです。マジで。だから逆に言うと、いや、すごい自分でも我ながらよくできてるなと思うんですよね。それはね。でも逆に言うと、「こいつ、何でも言えるじゃん?」っていうことはバレますよね(笑)。「どうとでもなるんだな」っていうことはバレますよね。それはね。ないものでこれだけ言えんだから。そういうことですよね。

ムービーウォッチメン的映画評コーナーもあり

(宇多丸)でもちゃんと、劇中というか、『龍が如く』が遊んだ人が映画館とかのそのミニコーナーとかで見たり、あらすじ説明とかがあったりするんですけど。それにちゃんと基づいてるし。もっと言えば、そこにある裏設定とかいろんなものを活かしてやってたりしますんで。これは聞きごたえ満点じゃないかと思いますし。あとはまだ、ちょっとここでは言えないそのラジオ上のいろんな仕掛けとかもあったりしますんで。ぜひ皆さん、クリア後までちゃんと楽しみが待っていますんでね。クリアをしてから、そこからまだ、楽しみが待ってますので。よろしくお願いいたしますということですね。

もちろん、そのゲーム内……ゲーム内のウタマルとね、ラジオでしゃべっている宇多丸はどうなってるんだ?ってことですけど。それはたぶん、別人ですね。韓国マフィア“コミジュル”のエージェント、ウタマルとしゃべっている宇多丸は一応、別人だけど。ウタマルも正直、だから「腕利きだが調子はいい」ってことなんで。まあ半ば、半分は僕のキャラをあれしてますので。どうなんでしょうね? そこらへん、どう感じるかは僕もプレイしてないんで、まだわかんないですけど。

ウタマルとラジオの宇多丸は別人?

(宇多丸)というか、そのコミジュルのエージェント、ウタマルの方は本当に俺、塩梅をマジで知らねえから。セリフしか録ってないから。そうなんですよね。でも橋Pいわく、「美味しいです」っていうことなんで。楽しみにしていただきたいと思います。1月26日に発売になります。明日ですね。プレイステーション5、プレイステーション4。そしてXbox Series X、Xbox Series Sの両方。それからXbox One。そしてWindows。そしてPC Steam用ソフトの『龍が如く8』でございます。その中で全10回、『アフター6ジャンクション2』が聞けるようになっていますので、楽しみにしてくださいということです。

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<書き起こしおわり>

宇多丸『龍が如く8』ウタマル&宇内アナ画像公開を語る
宇多丸さんが2024年1月18日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション2』の中で自身をモデルにしたキャラクター「ウタマル」や宇内梨沙さんをモデルとした「宇内アナ」が『龍が如く8』に登場することについてトーク。ついに公開された登場シーン画像を見ながら、あれこれと話していました。
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