爆笑問題・太田 週刊文春・松本人志報道を見て感じたことを語る

爆笑問題・太田 週刊文春・松本人志報道を見て感じたことを語る 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題・太田さんが2024年1月9日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中で週刊文春による松本人志さん報道についてトーク。記事を読んで感じたことを話していました。

(田中裕二)どうも皆さん、こんばんは。爆笑問題・田中裕二です。

(太田光)別に俺、何も話さないからね?

(田中裕二)なによ? 話してよ?

(太田光)困るよ? そんなの、期待されても。

(田中裕二)別に期待は別にしてないですよ。

(太田光)しかし、いろいろあるよね。今度の日曜日、ちょっとサンジャポ、休んでいいかな? 俺。

(田中裕二)えっ、どうして? ダメ、ダメ。

(太田光)裏番組を見たいから。

(田中裕二)いや、「見たい」とかじゃなくて……ダメだよ。出てくださいよ。

裏番組が見たいからサンジャポはお休みしたい

(太田光)ああ、そうですかね。まあ、でもいろいろありますけど。だから正月明けからとにかくね、大変な……。

(田中裕二)今年は。令和6年。

(太田光)で、さっき、それこそ八代亜紀さんが亡くなったって。

(田中裕二)ねえ。亡くなったのは去年の末みたいですけども。

(太田光)さっき、報道がありまして。びっくりですよね。まだ若いでしょう?

(田中裕二)73だって。

(太田光)だから……八代さんって、本当に優しい人でね。

(田中裕二)いや、いい人だった。本当に。

(太田光)で、俺が結構、厚化粧いじりっていうのをね、八代さんはされていて。たけしさんなんか、ひどかったもんね。「楽屋に仮面が置いてある」なんつって。すごいことを言うんですからね。

(田中裕二)フフフ(笑)。

(太田光)でも、実は八代さんって厚化粧じゃないんですよね。

(田中裕二)そうなんですよ。実は。

(太田光)ねえ。顔が派手なんですよね。

(田中裕二)元々ね。

(太田光)だから、そういう風に見えるんですけども。で、何回かご一緒して。僕が言うことにもうゲラゲラ笑ってくれて。絵もお上手で。あと、中村メイコさんも亡くなって。

(田中裕二)ねえ。メイコさんも。

(太田光)メイコさんもね、何回か『日曜サンデー』に来てもらって。いろいろね、昔話を……森繁さんのスケベな話とか。子役の時に隣の部屋に森繁さんがいて。森繁さんが女の人に迫ってるのが壁越しに聞こえてきて。それが田舎の女の人で。「ダメだ。そんなとこ、いじっちゃダメだ」っていう。それを明くる日、撮影所でものまねしてたら「なにやってんだ、お前は!」って森繁さんに怒られたっていう。

(田中裕二)そんなのがね。

(太田光)まあ、そんな話もありますけども。まあ、いろいろ大変ですけども、まあまあ、「頑張ろう」って軽くはね、言えないんですけれども。「パーッと!」っていう感じもできないよね。

(田中裕二)そうなんだよね。今年はだから我々もお正月番組、元日やって。3日もNHKもやりましたけどもね。

(太田光)ああ、お前、やったの?

(田中裕二)お前もやったよ? やったでしょう、それは。でもねやっぱりちょっとね、いつもの、毎年の感じとは少し様子が違うっていうかね。

(太田光)あのね、なんていうんですかね? いろいろあるじゃないですか。で、いろんなことを言う人はいますけどね。僕は本当にね、そういう意味では、あれですよ。いろいろ、なんだかんだと詮索する人もいますけど。僕はエールしか送らないですかね。何を期待されても、エールしか送らないですから。きれいごとみたいなことを言ってるようですけども。やっぱり、まあお前は芸人じゃないから、わかんないかもしれないけども。

(田中裕二)ちょっと待ってよ。たしかにね、俺は芸人気質ではないけれども。

(太田光)芸人同士っていうのは、またそれは全然違うんですよ。もう本当に、それはもう、いろいろ考え方も違ったりもしますけども。やっぱり……たとえば政治に対する考え方とか、いろんなことがありますけれども。僕は芸人に何を言われようが、全然構わないんですよ。素人……「素人」っていう言い方も変だけど。たとえば政治評論家とかね、あるいはちょっとコメンテーターみたいなのが俺のことを言ってたりすると「なにを? この野郎!」って。

(田中裕二)あったね。なんか毎週、そう言っていた時、あったよね。一時期ね。なんか忘れちゃったけど。

(太田光)ありますけど。でも、芸人さんが何を言っても……それはさておき。思想は全然違えども、「お笑い」っていう意味では。お笑い芸人っていうのはね、みんなどうのこうのとか言うけども。なんでここまでみんな、「芸人」っていうだけで信頼をするか?っていうと、全員ですよ。お笑い芸人は全員、外したことがない人なんて、いないんですよ。ここが、なんて言うの? きれいごとみたいな……気持ち悪い言い方をすると「板の上」っていうやつ、あるじゃん? 板野友美とかさ。まあ、俺は板野友美はあんまり好きじゃないんだけども。

(田中裕二)いやいや、ともちんは関係ないだろ?(笑)。

(太田光)ああ、それは違うんだ。「板の上」っていう言い方。要するに、舞台、演芸場、あるいはライブ。そこでどんなに受けてる人……たとえば、さんまさん。さんまさんでもギャグを外したことっていうのは絶対に経験をしてるんですよ。これは若手からずっと。たぶん今でも、何回かに1回かはそういうことってあるんですよ。で、その時の恥ずかしさ。それは舞台に立った人間は絶対にわかるから。そこの同じ思いをしているっていう……そういう意味での共感っていうのを芸人は他の全ての芸人に対して持ってるんですよね。まあ、お前は芸人じゃないから、わかんないかもしれないけども。

(田中裕二)強調するな(笑)。

(太田光)お前はただの探検家だから。

(田中裕二)探検はしないよ! 行ったことないよ!

(太田光)なんか、たまに北極に探検しているけれども。そういう、和泉雅子みたいなところ、あるけれども。

(田中裕二)いや、似てはいるけどね(笑)。和泉雅子さん(笑)。探検してた時の和泉雅子さんはちょっと似ているなって思った時はあるけども。

女優・探検家 和泉雅子

(太田光)だから、何を期待されてもあれですけど。エールしか送らないですよ。僕はね。で、やっぱりなんて言うんですかね? これもきれいごとみたいに……また伯山が「ピカソ芸」って言うかもしれないけども。だからといってね、別にいろいろあることが事実かどうかとかさ、そういうことを言うと、それはもう私にはわからないんですけれども。なんていうのかな? どんな立場の……たとえば今、言われている、要するに文春だよね。文春のあの松ちゃんの記事。

あれでどんな立場の人も全員……それはもう、別に松ちゃんに限らず、あそこに出ている人たち全員、人間っていうのは自分を一番大切にする権利があると私は思ってるんです。これは私の基本的な考え方なんですよ。だから自分を責める必要はないし。「自分が悪かったんじゃないか」とか、それも違うし。自分を一番大切にする権利は全員にあると私は思ってるっていう、それだけのことなんですよ。

人間は全員、自分を一番大切にする権利がある

(田中裕二)あと、乾燥でかゆいっていう。

(太田光)乾燥でかゆいから、今おなかをかきながらやっていますけども。

(田中裕二)ずっとかいてるよ(笑)。

(太田光)そういうことでしかないですから!

(田中裕二)わかりました(笑)。

(太田光)バーカッ! お前みたいな探検家に何がわかるんだよ!

(田中裕二)探検家じゃないですよ(笑)。

(太田光)犬ぞりを走らせやがって!

(田中裕二)犬ぞりを走らせたことはないよ(笑)。

(太田光)お前はそうやってやってりゃいいよ! ずっと南極でいればいいけども。そういうことでね。だからね、年明けいろんなことがありますけども。

<書き起こしおわり>

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