前田日明と吉田豪 昭和新日本プロレスのいたずら文化を語る

前田日明 新日本プロレス・熊本旅館破壊事件直後に藤原喜明と飲みに行っていた話 SHOWROOM

前田日明さんが2023年6月20日放送の『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』の中で昭和の新日本プロレスのいたずら文化についてトーク。練習生たちがデビュー前に受けるドッキリなどについて話していました。

(吉田豪)そういうの(昭和新日のいたずら)に猪木さんは巻き込まれてないのかと思ったら、猪木さんもたまに乗っかってたって聞きましたよ?

(前田日明)ああ、本当? 俺は猪木さんは見てないね。

(吉田豪)猪木さん、いたずらとかにも乗っかったりとかしてたっていう。

(前田日明)いたずらに乗っかっていた? 「選手はデビュー前に1回ケツを掘られないとプロレスラーの腰はできない」っていうやつ?

(吉田豪)まあ、大好きなエピソードですけど今、時節柄デリケートですよ(笑)。

(前田日明)そうそう。本当、「みんな掘られないと真の二枚腰ができない」っていう。

(吉田豪)あれ、すごいのが本当に結構な人が関わって。

(前田日明)それも半年ぐらいかけるんだよ。

(吉田豪)そうなんですよね。

半年ぐらいかけて入念に仕込む

(前田日明)俺、騙されて。「絶対そんなの、あるわけないじゃないですか」とか言うでしょ?

(吉田豪)あれ、猪木さんと坂口さんができてるって話でしたっけ?

(前田日明)猪木さんと坂口さんと山本(小鉄)さんが三角関係で。だから山本さんと坂口さんは仲が悪いんだっていう。

(吉田豪)要は派閥とかのリアリティーまで加えてやるわけですよね?

(前田日明)それで俺は荒川真さん(ドン荒川)と藤原さんと3人の部屋だったのよ。で、俺は社長、猪木さんの付き人だから、一番最後じゃない? 洗濯。で、夜中の1時とか2時に行くんだけど。で、もう2人は寝ているから。申し訳ないなって思って。「先に寝ていてください」って。「ああ、わかった。ありがとう」って言っていて。それで行って、帰ってきたら豆電球がついているんだよね。「ああ、寝ているんだ」って思ってこうやって行ったら、藤原さんと荒川さんが真っ裸で抱き合って、キスをして……。

(吉田豪)本当にそこまでやるのがすごいですよね?(笑)。

(前田日明)藤原さんが上になったり、荒川さんが上になったり……そこでもう洗濯をパタッと落としてさ。「うわっ、これ、どうしよう? えらいところに入ったな!」って。

(吉田豪)僕が聞いたのが、猪木さんが食事の時に坂口さんの太ももを触ったりっていう仕込みをしていたって。

(前田日明)いや、本当に。こうやってやって。ほんだら山本さんが「社長、ここではダメですよ……」って。いや、真剣に演技するんだよ。で、「ええーっ!」って思って。

(吉田豪)すさまじいですよね。仕込みのレベルが違うんですよ。

(前田日明)レベルが違う。半年もかけられたら、それはね、信用するよ。「うわっ、どうしよう?」って。

(吉田豪)それで「お前も誰かとやらなきゃいけない」って言われて。

(前田日明)そう。藤原さんに「お前、どうするんだ? もうすぐデビューだけど、誰にやってもらうんだ?」ってなって。「じゃあ藤原さんでお願いします」って(笑)。

(吉田豪)やっぱりそれしかないんですね(笑)。それを、その後もずっと続けていたわけですよね?

(前田日明)続けていた。

(吉田豪)僕が前田さんとのイベントで衝撃を受けたのが、知らなかったんですけど。その伝統はUWFでも続いてたって話だったんですよ。

(前田日明)初期のUWFでも続いてたね。

(吉田豪)やってたんですね。

(前田日明)俺、高田にもやったことあるよ。で、高田に「お前、どうするんだ?」って言ったら高田は「じゃあ、前田さんでお願いします」って(笑)。

(吉田豪)宮戸さんに仕掛けた話も聞きましたよ(笑)。

(前田日明)宮戸は騙す過程の中でこうやってパンツで……「お前、俺のちんこ、触ってみい?」「いや、やめてください、やめてください!」ってあいつ、大暴れして。逃げ回って。で、みんなで押さえつけて手を持って。「ああ、やめてください!」って。泣きそうになって。

(吉田豪)なんなんですかね? その悪ふざけ文化が意外と続いていたっていうことですね?

(前田日明)続いていた。

(吉田豪)前田さんの取材とか、イベントとかで気がつくとこんな話ばっかりになっていて。でも、そこが好きなんですけどね。

吉田豪×前田日明

<書き起こしおわり>

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