RHYMESTERの3人が2023年6月20日放送のNACK5『まいにちザキヤマ』に出演。ザキヤマさんのボイスをフィーチャーした楽曲『Forever Young ザキヤマ Remix』音源を聞いた後、2024年2月に開催する武道館公演へのザキヤマさんの出演を打診していました。
(アナウンサー)ということで昨日はニューアルバム『Open The Window』から『Forever Young ザキヤマ Remix』を初解禁させていただきました。
(山崎弘也)ありがとうございます!
(宇多丸)いやー、やっぱりいいわ。
(山崎弘也)感動。マジで。
(宇多丸)そうか。だから断片で録っているから。曲の上に乗っかるのは初めて聞いているんですね。
(山崎弘也)やっぱりほら、なんていうの? 現役を重ねると、いろいろと抑えで録っているものって、たぶん使われないんだろうなっていう風に体がなっちゃっているんだけども。すげえ使ってくれてるよ、Dちゃん!
(Mummy-D)フハハハハハハハハッ!
(宇多丸)Dちゃん、使ってくれてるじゃない!
(Mummy-D)だって、失敗テイクがないんだもん。全部面白かったんだもん。
ほぼ失敗テイクなし
(山崎弘也)いやいや、とはいえね、ほら。大人になると抑えて……基本、抑えて使わないなってイメージがあるんですよ。やっぱりこの世の中、いろんなパターンをほしがる人が多いんでね。
(宇多丸)俺らがオンエアーで見ていないザキヤマさんがいるんだね。
(山崎弘也)山ほどいる。そっちの方が私、長いんで(笑)。カットされている方が人生、詰め込んでいるんでね。いや、これめちゃめちゃ使ってくれてますよ!
(Mummy-D)やってくれた分の80%ぐらい使っているから(笑)。
(宇多丸)いや、でも素晴らしい。本当に。天才ですよ。語彙といい、リズム感といい……やっぱり長年のヘッズは違いますね?
(山崎弘也)ありがとうございます。すいません(笑)。RHYMESTERのリズム感で育ってきた人間なんで。ええ。そういう意味じゃ、「育てた」っていう意味ではJIN兄もね。
(DJ JIN)いやいや……(笑)。
(Mummy-D)「JIN兄(じんにい)」なんて初めて聞いたよ(笑)。
(DJ JIN)いや、思い出しますよ。あの最初の居酒屋、東方見聞録で熱く飲み、語り、笑い倒したあの伝説の一夜を。それからここに……。
(Mummy-D)音楽的にすげえ成り立っている。リズム感、本当にいいよ。
(山崎弘也)でも本当にいいですよね。たしかにね。
(一同)フハハハハハハハハッ!
(山崎弘也)謙遜したいところなんだけど……出来上がりを聞いたら、めちゃめちゃいいから。また、僕のところから始まってくれてね。
(宇多丸)ああ、そうね。ザキヤマRemixですからね。
(アナウンサー)これから、この『Forever Young』はうちの番組でどういう風に扱っていったらいいですかね?このザキヤマRemixは。やっぱりちょくちょくかけながら……。
(Mummy-D)ああ、かけてください。
(宇多丸)ぜひぜひ。だから、そのザキヤマさんの声の部分だけ、なんかエディットして。もうそこだけ繰り返し流すみたいな。
(山崎弘也)いいですよね。仕上げてくれたんでね。私の。
(アナウンサー)だからうちの番組で使い倒していいっていうことなんですかね。
(宇多丸)ぜひぜひ、お願いします。
(山崎弘也)ファンの皆さんもすいません。なんか。
(宇多丸)ザキヤマさん、光栄ですよ。
(山崎弘也)なにか一緒に……もうなんか、本当に参加させてもらったっていう感覚じゃないですよ。聞いたら。一緒にやってますね、これね。
(Mummy-D)一緒にやっている(笑)。
(山崎弘也)苦楽をともにしてきているね(笑)。
(宇多丸)同じ釜の飯を食って(笑)。
(DJ JIN)泥水を一緒にすすってきた(笑)。
(山崎弘也)そうそう(笑)。
(Mummy-D)戦友だね(笑)。
(山崎弘也)もう戦友(笑)。
(宇多丸)ねえ。いずれでも、ライブとかね。それこそ戦友面してね、出ていただきたいですよ。
(山崎弘也)いやいや、行きたいですよ。
(宇多丸)ぜひね、いずれお願いしたい。
(山崎弘也)いや、そんな神聖なるステージにね。RHYMESTERの……。
戦友面してライブに出演?
(宇多丸)でもザキヤマさんが出てきたら、その後にどんな顔をして続けていいかわからないっていうのはあるけどな(笑)。
(山崎弘也)いやいや、でも参加するフックはもう見つかったのでね。今まではもう、行っても何することもなかったけど。これ、曲があるんで。行く理由は見つかったけどね。ステージに上がる理由は(笑)。
(Mummy-D)じゃあ、来てもらうしかないね(笑)。
(山崎弘也)いいんですか、マジで?
(DJ JIN)ツアーも予定してますから。
(宇多丸)お願いしたいものですよ。でも、お忙しいからなー?
(山崎弘也)いやいや、そんな本当に……あのステージに立てるってこと?
(宇多丸)まあ、そうですよね(笑)。
(山崎弘也)なんか師匠があんまり乗っていない?
(宇多丸)いや、その後、ペンペン草1本生えていないステージで真顔でライブを続けるの、つらいわっていう(笑)。
(中略)
(アナウンサー)今、お話になりました通り、RHYMESTER、久しぶりの全国ツアーということで。7月9日、川崎クラブチッタからスタートということで。
(山崎弘也)待望のっていうことでしょう? どういうスケジュールになってるの?
(宇多丸)ツアー。今回、結構コラボテーマっていうかな? いろんな人とやるというテーマがありまして。なのでコラボというか、毎回ゲストが来てというか。あと来年ね、武道館やるんで。17年ぶりに。
(山崎弘也)17年ぶり! うわーっ!
(宇多丸)2月16日金曜日に、日本武道館。17年ぶりにやらせていただきますんで。まあ、そこに向けて全国、盛り上げていって。
(山崎弘也)で、最後に集大成が。クゥーッ!
(アナウンサー)まさか、そこに……?
(宇多丸)216ですけどね。
(山崎弘也)金曜日? OK、OK!
(宇多丸)安請け合いを……(笑)。
(山崎弘也)216でしょう? 空いているでしょう、216!
(宇多丸)216だけはね、普通はね。普通は空いてますよ、それはね(笑)。
2月16日(金)RHYMESTER武道館公演
(山崎弘也)いや、でも楽しみ! いいですよね。コラボのツアーとかって。「ああ、今日この人が来るんだ」とかね。
(宇多丸)もう3人だけで回るのは、飽きているんで(笑)。
(山崎弘也)でも、久しぶりでしょう? 3人で回るのは。ねえ。「ああ、こんな感じだったな」みたいな。
(宇多丸)お客さんも声が返ってくるんでね。それはすごい、ありますよね。
(山崎弘也)それがエネルギーとなるみたいなところもありますもんね。
<書き起こしおわり>