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渡辺志保 Drake『More Life』を語る

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渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でドレイクの最新作『More Life』を紹介。作品の中から『Passionfruit』『Teenage Fever』を選曲していました。

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(渡辺志保)その三連休、もう血が騒ぎっぱなしなんだけど。まあ、土曜の夜まではアホみたいにYoung Hastleばっかり聞いていただんですけど。なんと、予定通り3月18日にですね、ドレイクがプレイリスト『More Life』を発表しまして。全部で22曲入り。そして80分超えの超超超大作で。もしかしたら、まだ全部聞いてませんという方、多いんじゃないかと思うんですけど。私もね、細かく全ては拾いきれてないんですけども。でもね、めっちゃ好き。めっちゃハマっている。『More Life』。早くも。

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プレイリスト『More Life』

で、前々から「このプロジェクトはアルバムでもなく、ミックステープでもなく、プレイリストなんです。なぜなら、いま僕がハマっている若手のアーティストなんかもみなさんに紹介したいから、あえてアルバムではなくてプレイリストという形をとりました」っていうのはドレイクが言っていて。ただ、呼び方が違うだけで、これは本当彼の最新アルバムとして全然楽しめる内容になっているし。去年、ドレイクは4月に『Views』というアルバムを出しまして、かなりいろんな記録を打ち立てて、めちゃめちゃ売上も高かった作品ですけども。

『Views』よりも……さすがプレイリストっていう感じなんだけど、ごった煮感がすごいですね。私の率直な感想としては。で、それがね、いいごった煮なんですよ。もう、ぶっちゃけ『Views』より私、好きな曲が多いかもしれない。

(DJ YANATAKE)なにがごった煮なの? ジャンル?

(渡辺志保)ジャンルもそうだし、人種っていうか、国籍もそうだし。結構ドレイクっていままでずーっと、ヤンハスじゃないけど自分の半径1メートルぐらいのプロデューサーばっかり使っていたけど、今回はグライムの若いプロデューサーだったりとか、アフロ・ハウスのナイジェリア出身のプロデューサーだったりとか、そういったところも起用していたりもしますし。で、ヤング・サグとか2チェインズとかクアボ(ミーゴス)とか、あとカニエ・ウェストとかね。結構ドレイク作品ではおなじみ、まあヒップホップシーンでおなじみのゲストも参加している。

けれども、前々から、Boy Better Knowっていうクルーがありますけども、そこの創立者のスケプタであるとか、あといい仕事をしているのがUKのギグスっていうラッパーが2曲で参加しているんですけど、彼のバースもすっごいヘビーだし。そういうゲストアーティストも多彩。で、ドレイクは今年に入ってからヨーロッパツアーでね、ずっとヨーロッパ。イタリアだったりイギリスだったりフランスだったりにいるんですけども、ロンドンの自分の公演を4日間入れていたんですよね。で、私もEUツアー行けないけど、スケジュールだけ見ていて、ロンドンに4日間もライブを差し込むっていうことは、それだけロンドンでやりたいことがあるんだろうなと思っていて。

でも、結構2年前くらいからドレイクがスケプタとかとつるみだして。でも、最近あんまりそのニュースがなかったから、「ドレイク、”カルチャー・バルチャー”って言われているような彼だけども、一瞬の興味でスケプタたちにすり寄って、あとは何もないのかな?」って思っていたら、ちゃんとUKでこういう『More Life』をがっつり作っていたんだと思うと、さすがやるな! と思いますし。で、サンプリングソースもね、1曲目が『Free Smoke』っていう曲で始まるんですけど、これも結構ね、ドレイクががっつりガンガンラップをカマしていて。結構ミーク・ミルに向けてまた意地悪いようなことを言っている曲なんですけども。そこでもね、最初ハイエイタス・カイヨーテの曲をサンプリングしていて。ハイエイタス・カイヨーテのネイ・パームっていうボーカルの女の子がいますけども、彼女のボーカルをそのままイントロで使っているし。



もうね、びっくりしちゃった。ドレイクがまさかハイエイタス・カイヨーテを聞いていると思わないし。結局、これってでもボーイ・ワンダとかがハイエイタスの曲を使ったのかな?って思ったんですけど、今日かな? 昨日かな? ドレイクがちゃんと自分の車の中でハイエイタス・カイヨーテのこのサンプリングソースになった『Building A Ladder』っていう曲を車の中で聞いている映像なんかもInstagramに上げていて。「あ、本当にドレイク、こういう曲も聞いてるんだ」と思ったし、そういうサンプリングソースなんかもいままでとちょっと違っていて。いいなと思いました。

December

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で、今日はさっそくドレイクの新作『More Life』から2曲、かけさせていただくんですけども。まずは『Passionfruit』っていう曲ですね。これはね、本当にいままでの『One Dance』とか『Controlla』とかそういう感じのちょっとカリビアンテイストのトラックなんですけども。プロデュースを手がけたのはナラ・ローグスっていうUKのプロデューサーで。これまでにグライムのシーンを牽引してきたワイリーとかセクションボーイズとか。あと、タイニー・テンパーとかを手がけているビートメイカーが作った曲なんですよ。それでね、この曲の冒頭に「Hold on, hold on, fuck that. Fuck that shit.」っていう黒人の人の荒っぽい声が入るんですけど、それは何と、デトロイト・テクノのムーディーマンの声なんですよ。で、ムーディーマンが2010年にマンチェスターで行ったDJギグの時の声らしいんですけど、まさかドレイクがムーディーマンの声をサンプリングするなんて!って思ってちょっと興奮してしまって。

でもこのね、トラックもめちゃめちゃいい。で、これを嫌いな人、いるの? みたいな感じがします。で、ヒップホップを全然聞かない人でも……それこそ、ハイエイタス・カイヨーテとか聞いているような方でも、ぜひぜひこの曲は聞いていただきたいなと思って今日、1曲目に選ばせていただきました。それでは聞いてください。ドレイクで『Passionfruit』。

Drake『Passionfruit』



はい。いまお届けしましたのは、オープニングチューン。ドレイクの最新作『More Life』から『Passionfruit』を聞いていただきました。もう、この夏はこれで決まり! みたいな感じのビートですけども。オープニングチューンをお届けしました。

(中略)

では、ここで2曲目、お送りしたいんですけども。もう1曲、ドレイクをかけていいっすか?っていうところで。で、年末からドレイクさんが結構ジェニファー・ロペスとの熱愛発覚か? みたいな、抱き合っている写真をInstagramにアップしていたりとか。2人でパーティーでイチャついている動画がネットにアップされたりして。「えっ、JLoとドレイク、いったい何が起こっているの?」っていう感じがしまして。今回の『More Life』でもJLoが1曲参加してるんじゃないか? と思った人も少なくないんじゃないでしょうかということで。

で、JLoはこの『More Life』に参加しています。どんな風に参加しているかというと、サンプリングネタとして参加しているんですね。で、いまから聞いていただく『Teenage Fever』っていう曲があるんですけど、これ、フックが丸々ジェニファー・ロペスの『If You Had My Love』っていう彼女が1999年にリリースしたデビュー曲なんですけど。それをそのままフックで、ちょっと遅回しにして使っているんですね。



ちなみに、JLoとドレイクってある共通点があって。ドレイクって自分のことを「6 God」って……自分のトロントの市外局番にかけて「6」って言っているんだけど、JLoもね、デビューアルバムが『On the 6』っていうタイトルなんですよ。で、JLoの「6」は地下鉄の6番線のことなんだけど。彼女はサウス・ブロンクス出身でしょ? なので、ずっとその「6」つながりっていうのはあったのよ。イチャコラ問題は置いておいて。で、いまから聞いてもらう『Teenage Fever』でサンプリングしている『If You Had My Love』もそのJLoのデビューアルバム『On the 6』に入っている曲。彼女のデビュー曲なんだよね。ちなみに、当時のJLoはパフ・ダディと付き合ってましたからね。懐かしい。

で、私これ本当にリアルタイムで超好きで。1999年、自分は15才とかだったんですけど、若い子が書いたであろうこのドレイクの『More Life』の1リッスンレビュー……1回だけ聞いて書くっていうレビューがあるんですけど。それは、まだクレジットとか何も知らない状態で聞いて、「この曲のフックを歌ってるのって、もしかしてザ・ウィーケンドかな?」っていう(笑)。なんかそういう「デビュー当時のウィーケンドっぽいバイブスがあるよ、この曲」って書いてあったんだけど。「バカヤロー! JLoのデビュー曲だよ!」みたいな。でも、18年前ですからね。本当に恐ろしい話ですけども。そんな感じで、ここでJLoとドレイク、こういう形で結ばれたんだっていうのがわかりますので。ぜひぜひ聞いてください。ドレイクで『Teenage Fever』。

Drake『Teenage Fever』



はい。いま聞いていただきましたのはドレイク最新作『More Life』から『Teenage Fever』。これだよ、これ。この声がデビュー当時のジェニファー・ロペスをちょっと遅回しにしたということなので。ぜひぜひみなさん、原曲の『If You Had My Love』。ジェニファー・ロペスも聞いてみてください。というわけで、2曲お届けしました。

<書き起こしおわり>

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