ジェーン・スー プリンスを追悼する

ジェーン・スー プリンスを追悼する ジェーン・スー 生活は踊る

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』のオープニングトークの中で、亡くなったプリンスを追悼していました。

(ジェーン・スー)さあ、そんな形で今日も堀井さんと進めていくんですが。私、昨日比較的早めに就寝することができまして。朝、起きた時にびっくりするニュースが飛び込んでまいりました。アメリカの人気歌手プリンス(Prince)が21日、ミネソタ州の自宅で亡くなっているのが見つかりました。日本時間の0時7分という情報がありますけども、57才。音楽スタジオを兼ねた自宅のエレベーターの中で発見されたそうです。死因などは明らかになっておらず、現在調査中。アメリカのニュース番組でも大きく伝えており、オバマ大統領も「現代で最も才能豊かな音楽家の1人だった」とコメントしております。

(堀井美香)はい。

(ジェーン・スー)あの、「還暦」という概念があるのは日本だと思うんですけども。

(堀井美香)ええ。

(ジェーン・スー)マイケルもプリンスも60より前に亡くなるなんていうことがあるとは、全く想像してなかったので。

(堀井美香)早いですね。

(ジェーン・スー)早いですね。

(堀井美香)ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)とかもそうでしたからね。

(ジェーン・スー)そうでしたね。やっぱり80年代にあれだけ活躍して。もちろん、プリンスはいまだに新作を精力的に発表しているタイプのアーティストなんですけども。そんなアーティストが、まさかという。体調不良だったという情報も入ってきておりますけども。家で、最期を迎えられたのはよかったなとは思うんですが。うーん……なかなか、難しいですね。有名な人。もちろんファンもたくさんいて。涙を流してらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うんですけども。人の死というものをどういう風に扱っていいのか。

(堀井美香)うんうん。

(ジェーン・スー)ニュース……ニュースなの?っていうこともあるし。こういう時に「寂しいですね」とかってサラッと言うのも、なんか違うなと思うし。とにかく、大きなものをなくしたということだけは強く心にいま、刺さっている状態なんですけども。詳しいことも含めて、今日は『ミュージックプレゼント』が高橋芳朗さんの日なので。そこのコーナーでじっくりプリンス特集を伝えていきたいと思います。

(堀井美香)うんうん。

Prince『Nothing Compares 2 U』

(ジェーン・スー)シニード・オコナーが歌ったことでもよく知られているこの『Nothing Compares 2 U』という曲ですが。「あなたがいなくなってから…」、プリンスの方は「13 days」って歌っているんですね。シニード・オコナーの方は「15 days」って。リリックが違うんですけど。「あなたがいなくなってから13日と7時間がたったわ」という、失恋の歌ではあるんですが。まさか、この歌の気持ちを、プリンスの死に重ねて聞く日がくるとは、思っていませんでした。お送りしているのはプリンスで『Nothing Compares 2 U』。

メールも来ております。「今朝起きて、プリンスの急死のニュースにショック。東京ドームのライブが思い出されます。『KISS』が聞きたい」ということで。今日、どこかでかけられればと思っておりますので。ぜひ。なんで私、こんなになっているかっていうとですね、もちろんプリンスのことはすごく、大ファンとは言えないけど、もちろん彼と一緒の時代を生きてきたという自覚はあって。

(堀井美香)うん。

(ジェーン・スー)あと、大学時代にミネソタに留学しているんですね。私。なので、ペイズリーパークのスタジオのそばにまで行ったりとかもして。そのへんの話は、ヨシくんのコーナーのところでまたいろいろ話をしたいと思います。

<書き起こしおわり>


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