町山智浩 イーライ・ロス『グリーン・インフェルノ』を語る

町山智浩 イーライ・ロス『グリーン・インフェルノ』を語る たまむすび

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、映画秘宝まつりで上映されるイーライ・ロス監督の最新映画『グリーン・インフェルノ』を紹介していました。

グリーン・インフェルノ(字幕版)

(赤江珠緒)さあ、まずはですね、今日は町山さんからお知らせがあるということで。

(町山智浩)はい。毎年浅草でやっている『したまちコメディ映画祭』っていうのがあるんですけども。その中で、僕が創刊した映画雑誌で映画秘宝というのがありまして。そこが主催する『映画秘宝まつり』というのがずっと行われているんですけども。それの告知です。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)で、日時は9月20日。日曜日 午後6時開演で、上映する映画はですね、これ、全世界初公開かな?『グリーン・インフェルノ』という映画です。『緑の地獄』というタイトルなんですけども。これはですね、イーライ・ロスというとんでもない映画監督がいまして。そいつが作った映画なんですけども。はい。これはですね、『アマゾンの自然を救え』と訴えているエコロジーな活動をしている金持ちの大学生たちが乗っていた飛行機がアマゾンに墜落しまして。

(赤江珠緒)はい。

エコロジー学生たちがアマゾンの食人族のジャングルに・・・

(町山智浩)そこの下に、ジャングルにいた人たちが、たまたまですね、人を食べる習慣のある方々だったので。そのエコロジーな学生たちが食われてしまうという、とんでもない映画です。はい。

(山里亮太)とんでもないっすね。なんかこの、とんでもない映画を上品に言おうとして・・・

(赤江珠緒)そうですね。日本語はとても丁寧だったんですけども(笑)。

(山里亮太)内容はとてもグロテスクな。

(町山智浩)はい。この、とんでもない映画。これ、子供は見れないと思いますね。成人かな?なんか、あるんですけども。

(赤江珠緒)R18。はい。

(町山智浩)それが9月20日に上映されまして。僕、町山智浩とですね、こういう映画が大好きな高橋ヨシキくんというデザイナーと2人のトークでこの映画を上映します。はい。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)でも、コメディ映画祭ですからね。

(赤江珠緒)コ、コメディなの、これ?本当!?

(町山智浩)悪辣なコメディなんですよ。このイーライ・ロスという監督はそういう人なんです。はい。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)ボストンのね、医者の息子でボンボンですけどね。とんでもないやつなんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)で、これが9月20日に上映されまして。いま、もうすでにですね、したまちコメディ映画祭のホームページから前売り券を買えるようになっていますので、よろしくお願いします。

(赤江珠緒)はい。ぴあでも発売中ということで。前売り2000円でございます。

(町山智浩)はい。彼女とかとは来ない方がいいと思います(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。いや、そうでしょう。これ、デートに誘われたらちょっと・・・

(町山智浩)悪い友達と行く映画です。あの、昔は映画っていうのは悪い友達と行くもんだったんですよ。

(赤江珠緒)なるほど、なるほど。

(山里亮太)デートスポットじゃないと。

(町山智浩)デートスポットじゃないんですよ。映画がデートになるなんて、そんなとんでもない。昔は不良同士で、悪いやつ同士で行くもんですよ。

(赤江珠緒)なるほどね。

(町山智浩)親に言えないもんなんですよ。こっそり、家に帰る時もすごい気まずい気持ちで家に帰るもんですよ。映画っていうのは。

(山里亮太)(笑)。それを体験するためには、このしたまちコメディ映画祭で、こういう映画を見せてやる!と。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)そうなんですよ。パンフレットとか、隠しましたよ。僕とか。見られると困るんで。『妹に見られて嫌だな』とか思いながら。

(山里亮太)これ、だってこの『グリーン・インフェルノ』の写真が1枚載っているんですけども。もうこれ、とてつもない映画な香り、プンプンしますね。

(赤江珠緒)そうですね。

(町山智浩)ラジオで放送できない内容ですからね(笑)。はっきり言って。

(山里亮太)そうですよね。さっき、一生懸命ラジオで放送できるような言い回しをしてましたけども。

(町山智浩)そうなんですけども。これ以上言うと、本当にまあ、大変な事態になりますという映画ですけども。はい。それが『グリーン・インフェルノ』という映画ですね。はい。

(赤江珠緒)はい。わかりましたー。

<書き起こしおわり>

グリーン・インフェルノ(字幕版)
Posted at 2018.4.29
イーライ・ロス, イーライ・ロス
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