町山智浩 ジョニー大倉主演映画『異邦人の河』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で1975年のジョニー大倉さん主演映画『異邦人の河』について話していました。


(町山智浩)今日、ちょっとね、プレゼントをします。リスナーの方々に。1975年の日本映画で『異邦人の河』という古い映画なんですけど。そのDVDが今度、発売されますんで。それをちょっとプレゼントしたいんですけども。リスナーの方、5名にね。はい。

(赤江珠緒)うん。40年前ですね。

(町山智浩)これはですね、なんでこの映画がいまか?っていうと、ずっといままでDVDとか出てなかったんですよ。ビデオ化もされてなくて。で、これはこの間亡くなったジョニー大倉さんっていうロックンロールミュージシャンの方の主演映画なんですね。

(赤江珠緒)へー。

(町山智浩)で、これ、ジョニー大倉さんっていうのはずっとキャロルっていうバンドで矢沢永吉さんと2人で・・・2人でってことはないですね。4人のバンドですけど。やっていた人なんですけども。で、キャロルを解散したすぐ後に作った映画がこの異邦人の河っていう映画で。これはあの、ジョニー大倉さんっていうのは在日韓国・朝鮮人の人なんですね。

(山里亮太)はい。

ジョニー大倉が在日韓国人青年役

(町山智浩)で、その人が、ずっとジョニー大倉っていう名前でやっていたのを初めて、『私は在日です』と表明して、在日の青年の役をやった映画なんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、まあそれがきっかけでですね、ラジオのレギュラー番組を降ろされたりしたんですよね。ジョニーさんは。

(赤江珠緒)ええっ!?

(町山智浩)僕なんて『いま、ソウルにいます』って言って。父が在日の韓国の人だったんで。まあ、第二の故郷みたいな感じでいま、ここにこうやって里帰りみたいなのをしてるんですけど。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)それを1975年で言ったら、ラジオを降ろされてたんですよね。

(山里亮太)時代背景が。

(町山智浩)そう。そういう時代で。それを、危険をおかしてジョニー大倉さんが出た映画で。その在日であることをずっと隠していた青年、ジョニー大倉さんが在日の美少女と出会ってですね、自分の血に目覚めていくという青春映画なんですけど。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)この映画ね、その女子高生を演じている方がですね、佳那晃子さんっていう女優さんなんですよ。で、この方は『魔界転生』っていうホラーアクション映画のセクシー演技ですごく有名になったんですけど。現在、すごい難病でですね、寝たきりの状態で戦ってらっしゃるんですけど。この佳那晃子さんが非常にキレイなんですね。この映画、異邦人の河では。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)あと、この異邦人の河のジョニー大倉さんはまるでね、前田敦子ちゃんみたいにかわいいんですよ。

(赤江珠緒)ええーっ!?

(山里亮太)前田敦子ちゃんみたいなかわいさ?

(町山智浩)そう(笑)。本当にね、チャーミングなんで、ぜひ見てほしいと。

(山里亮太)あっ、いま写真ありますけど、言われてみればわかりますね(笑)。あっちゃんっぽい。

(町山智浩)たとえがおかしいですが(笑)。はい。それで僕はこのDVDに解説を書いていて。当時の時代状況とか、詳しく解説してますんで。まあ、ぜひレンタルとか。レンタルもしますんで。見てください。

<書き起こしおわり>

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