吉田豪 芸能人の結婚式引き出物の奥深さを語る

吉田豪 芸能人の結婚式引き出物の奥深さを語る 5時に夢中!

吉田豪さんがMXテレビ『5時に夢中』のコーナー、追跡!ベスト8 うれしくない引き出物特集にVTR出演。芸能人結婚式引き出物マニアの吉田豪さんがその奥深さや、引き出物から読み取れるものを話していました。

(ナレーション)しかし、まったく別の視点から引き出物の価値を見出す人がいます。その方とは、プロインタビュアーの吉田豪さん。

(岡本夏生)(VTR 吉田豪を見ながら)あっ、この人、私のこと大っ嫌いの人でしょ?

(北斗晶)えっ?

(岡本夏生)この人、私のこと大嫌いな人。

(北斗晶)なんで?

(岡本夏生)あちこちで私の悪口、言ってるんだって。

(ナレーション)実は吉田さん、芸能人の引き出物コレクターで、50近いコレクションをお持ちとのこと。たとえばこちらは森進一さんと大原麗子さんの引き出物と、その後の森昌子さんとの結婚式の引き出物という、揃えたらなにか起きそうな珍品。そんな吉田さんに、引き出物の奥深さをうかがいました。

引き出物から見えるもの

(えんどぅ)引き出物から見えるものってなんですか?

(吉田豪)ええと、いちばんわかりやすいのはセンスと、あとその人の経済状況ですね。

(えんどぅ)ええっ?

(吉田豪)いまのわかりやすい例で言うと、これですね。あの、高田延彦さんと向井亜紀さんの。ダンベル(笑)。

(えんどぅ)ええっ!?

(吉田豪)しかもファンシーな。

(えんどぅ)名前入り。

(吉田豪)名前入りで。これと、テレホンカードだったんですよ。団体経営が大変で、自由になるお金があんまりなかったっていうことですね。

(えんどぅ)はー!

(ナレーション)さらに・・・

(吉田豪)センスがやっぱりすごいよくわかるんですよ。王貞治さんとか、結婚、いつだ?っていう話じゃないですか。もう僕なんか、ぜんぜん生まれる前ですよ。生まれる前に、チーズフォンデュのセットを配っているんですよ。

(えんどぅ)ええっ!?

(吉田豪)あの、当時日本でぜんぜん普及してないですよっていう(笑)。

(えんどぅ)そもそもその料理があったかも・・・?

(吉田豪)かなりおぼろげな状態だと思うんですけど。変すぎるし、いくらかかっているんだ?って思うんですよ。

(えんどぅ)いまあっても、ぜんぜん新鮮。

(吉田豪)すごいですよ。

(ナレーション)吉田さんが引き出物に見るのは、街の意見では嫌われていた新郎新婦のエゴ。物としての価値ではなく、そのにじみ出る何かに面白さを見出しているのです。

(えんどぅ)最近こう、引き出物がみんな、いらないとか不必要っていう人が結構多くて。それについてはどう思いますか?

(吉田豪)気持ちは分かるんですけど。だからこそ、いいじゃないですか。著名人のものに限って言うと、有り物じゃない人間性がすごい見えるので、楽しいです。引き出物、奥深いですよ!間違いなく。

(ナレーション)みなさんも、引き出物をいらないなんて言わずに、楽しんでみてはいかがでしょうか?

<書き起こしおわり>

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