ラッシャー板前 たけし・さんまの2人の付き人を務めた思い出を語る

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ラッシャー板前さんがTBSラジオ『たまむすび』に2014年8月に出演した際のトーク書き起こし。ビートたけしさんだけではなく、一時、明石屋さんまさんの付き人も務めたラッシャーさん。その際の思い出を話していました。

(小林悠)へー!ラッシャーさん、どうですか?玉さんの初対面の時の印象といいますか?

(ラッシャー板前)いや、ぜったいに売れないと思ったの。

(玉袋筋太郎)(笑)。まあ、それは当たってます。

(ラッシャー板前)いや、そんなことはない(笑)。

(玉袋筋太郎)だけどラッシャーさんね、ハタチで弟子入りして。でも、売れるの早かったですよね?

(ラッシャー板前)だから、うん。そう。その後だから、もうウチの師匠について。そしたらもう、ひょうきん族とか出させていただいて。ほんで、後、スーパージョッキー。いろんな、ガンバルマンっていう挑戦するコーナーがあって。あの時は、すがぬま伸さんっていう方が骨折したんで。その代打で・・・

(玉袋筋太郎)すがぬま伸さん(笑)。ロデオマシーンで。

(ラッシャー板前)そう。落ちて骨折して、代打で入って。

(小林悠)ああ、でも運がよかったですね。それもね。

(ラッシャー板前)で、それから・・・でもね、ちょっとウチの師匠の坊やを、付き人を離れた時があったの。で、同期に入ったやつがいたんで。そいつがウチの師匠に付くから、『じゃあラッシャー、お前はなにをやる?』ってなった時に、なにもやることないから、さんまさんにたのんで。さんまさんに付かせてもらったの。

(玉袋筋太郎)うん。そうなの。

明石家さんまの付き人時代

(ラッシャー板前)だから僕は唯一、北野武と明石屋さんまに付いてるんです。

(小林悠)すごーい!

(ラッシャー板前)さんまさんは自分の弟子を持たないの。

(小林悠)そうですね。そういうイメージ、ないですね。

(ラッシャー板前)ジミーちゃんは、おさむ師匠のお弟子さんですからね。

(玉袋筋太郎)ジミーちゃん。ああ、そうですか。

(ラッシャー板前)だから人のお弟子さんは面倒見るけど、自分の弟子っていうのはいないんですよ。

(玉袋筋太郎)で、そのさんまさんはね、ラッシャーさんから聞いたんだけど、さんま師匠は絶対にカバンをね、ラッシャーさんに持たせなかった。うん。普通は持たせちゃったりするんだけど。それをね、持たせないんだって。

(ラッシャー板前)うん。『俺は両手、ちゃんとあるから』って。

(小林悠)へー!

(ラッシャー板前)でもね、2ヶ月ぐらいした時に、はじめて持たせてもらったの。その時に、やっと認めてくれたかな?っていう。

(玉袋筋太郎)これがいい話じゃねーの!

(ラッシャー板前)で、またさんまさん、またかっこよくて。ウチの師匠が『さんまちゃん、給料は俺からあげるから、絶対に給料、お小遣いをあげないでくれ。さんまちゃん、たのむよ』って。さんまさんは何をするか?っていったら、あの師匠はラークを吸ってるんです。タバコ。ほんで、毎週っていうか、会うたびに『タバコを1カートン買ってきてくれ』っていうんで、1万円を渡す。

(玉袋筋太郎)うん。

(ラッシャー板前)で、だいたいお釣りが6千円以上ありますよね?そうすると、『じゃあ、次回のために取っておいて』って。ほんでまた、次に会うと、また1万円くれるんですよ。『この間のお釣りがあります』って言ったら、『そんな昔のことは忘れたわ』って。

(玉袋筋太郎)かーっ!

(小林悠)いやー!かっこいい。

(ラッシャー板前)それが、お小遣い。

(玉袋筋太郎)いい世界だー。

(ラッシャー板前)で、殿の言うことは、ウチの師匠の言うことは守っているんですよ。

(小林悠)そうですよね。お小遣い、あげたわけじゃないですからね。

(ラッシャー板前)うん。かならずお金。買い物行くときは、缶コーヒーでもなんでも1万円くれて。3本くらい買っていって、あと、全部お釣りをくれるっていう。

(小林悠)それじゃあ、お釣りの方が多いですよね。

(ラッシャー板前)お釣りの方がぜんぜん多い。

(玉袋筋太郎)お小遣いだもん。

(ラッシャー板前)千円じゃないんです。かならず1万円。

(玉袋筋太郎)そっちも務めて、で、殿の坊やも務めて。で、殿の坊やをやっている時に、太田プロのマネージャーの菊池さんっていう人がいて。その人は鬼のように怖い人で。

(ラッシャー板前)伝説のマネージャー。

(玉袋筋太郎)伝説のマネージャーで。もう鉄拳制裁でバンバン。手より足。もうぜんぜん、手と足が早いですよね。で、俺、その付き人っていうか弟子志願の頃、ラッシャーさんが菊池さんにボコボコにされているシーンを見ちゃって。『うわーっ、芸能界って、怖え!』っつって。張られちゃって。

(ラッシャー板前)ウチの師匠には殴られなかったけど、菊池さんには殴られたですね。でもね、伝説のマネージャー。ウチの師匠の靴下も履かせたぐらいですから。だからウチの師匠が『おはようございます。じゃあ準備します』っつったら、ウチの師匠がボーッとして、パッと見たら、もう衣装に着替えてるんですよ。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)すごい(笑)。

(ラッシャー板前)それ、菊池さんが全部着替えさせてたの。裸のお姉ちゃんがいようが、なにしようが。

(玉袋筋太郎)そう(笑)。そういう時代ですよ。

(ラッシャー板前)裸のお姉ちゃんには衣装、着せられなかったですけど。

(玉袋筋太郎)(笑)

(ラッシャー板前)まあ、そういう。菊池さんっていうのは、すごい。

(小林悠)たけしさんの坊やっていうのは、仕事の内容はどういうことをなさってたんですか?

(ラッシャー板前)僕はだから、ええと、板前やっていたんで。その頃、だからよく羅生門とかでも食べていたんだけど。ウチの師匠が意外と家庭の味に飢えていたんで。要するに、家で食事をしたいっていうんで、『お前、板前やってたんだろ?料理できんのか?』って。でも、実際板前って言っても、2年しかやってないから。なにもできないんですよ。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)えっ?2年やれば結構身につきそうですけど。

(ラッシャー板前)いやいやいや、板前になるには10年かかりますからね。3年、要するに皿洗いだとか盛り付けやって。3年目から焼き方っていうのに入って。ほんでまた3年やって、やっと煮方になって。で、最後4年ぐらいやって板前になるわけですよ。3年、3年、4年で。

(玉袋筋太郎)厳しい!

(ラッシャー板前)でも、なにもできないけど、ここは勝負だ!と思って。『はい!なんでも料理できます!』って言っちゃったの。

(小林悠)まあ、言うしかないですね。これがいわゆるその、たけしさんに最初に怒られた、桃ちゃん餃子事件につながっていくのかな?と思いますが。

(ラッシャー板前)ねえ。それがね、でも、本当に板前の修行みたいなもんで。なにもできないんだけど、『今日、肉じゃが食べたい』って言ったら、肉じゃがをまず、どうやって作るんだろう?って雑誌を見て、作り方を覚えて。

(玉袋筋太郎)(笑)

(ラッシャー板前)ほんで、餃子が意外とウチの師匠は好きで。餃子をよく食べていたんです。はじめの頃はちゃんと具を作って、皮に巻いて焼いていたんです。でも人間、慣れって恐ろしいね。面倒くさくなるんですよ。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)餃子は面倒くさいですよ。

(ラッシャー板前)『今日はじゃあ、帰ったら餃子が食べたいから』って。1万円渡されて。これで買い物して餃子を作ってくれって。そん時、『よし、じゃあ今日は冷凍餃子で勝負してみよう!』と思って。

(玉袋・小林)(笑)

(ラッシャー板前)で、桃ちゃん餃子を買って。でも、焼くのは一生懸命ですよ。丁寧にやって。ほんで、お出ししたんです。で、ウチの師匠と軍団の何人かが『ああ、やっぱりラッシャー、今日の餃子も美味いよ、美味いよ』って食べててくれて。ほんで、その日はさようならで帰って。次の日、ウチの師匠を迎えに行ったら、すんごい機嫌が悪いんですよ。で、車の中に乗って、移動中に急に『ラッシャー、お前、俺を騙しているだろ?』って。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)怖い、怖い、怖い。

(ラッシャー板前)えっ?なんのことだろうと思って。『お前、俺にずっと嘘、ついてるだろ?』って。『いや、わかりません。はっきり言ってください』『あの桃ちゃん餃子の包みは何だ!?』って。

(玉袋筋太郎)(笑)

(ラッシャー板前)包みをね、ゴミ箱に入れっぱなしで行っちゃったの。それをウチの師匠が夜中にフッと見たら、それに気づいて。でもね、本人、『美味しい』って食べてたんですよ。

(小林悠)そうですよね?それもあって、ちょっと恥ずかしかったのもあったんですかね?

(ラッシャー板前)でもね、やっぱ人間慣れっていう。やっぱ手を抜いちゃいけないなっていう。うん。

(小林悠)それからはもう、普通に餃子を作って?

(ラッシャー板前)そうですね。手作り餃子を作って。ちゃんとやってます。

<書き起こしおわり>
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