東野幸治 ほんこん&板尾創路がコンビ稼働しない理由を語る

東野幸治 山里亮太が『笑点』新メンバーになると思っていた話 山里亮太の不毛な議論

東野幸治さんが2023年2月15日放送のTBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』の中でほんこんさんについてトーク。板尾創路さんとのコンビ、130Rでの活動が全くない理由を話していました。

(山里亮太)よく自分を大事にしてくれるカンテレ、そんなこと言えますね?

(東野幸治)俺はもうカンテレっ子やから(笑)。

(山里亮太)『マルコポロリ!』の。

(東野幸治)そうです。鬼越トマホークと頑張っていこうと思う(笑)。そそのかし芸で頑張っていこうって。

(山里亮太)あ、東野さんって「そそのかし芸」っていうジャンルなんですか?

(東野幸治)そうですよ。だから鬼越トマホークの坂井くんに言われたけど。もう30年間、そそのかし芸1本でやってきました。ほんこんさんもいてる。で、4人でワーワーワーワー吠えるっていうのを『マルコポロリ!』っていう番組でやって。で、話はちょっと逸れますけども。それをやって、「楽しかったな」言うてて。で、なんか流れで「4人でライブ、しようか。トークライブ、しましょう」みたいな。

(山里亮太)東野さんと?

(東野幸治)ほんこんさんと鬼越トマホークの4人で。「東京でやりましょうよ」って。面白そうじゃないですか。なんか、どうなるかわからんみたいな感じで。で、その『マルコポロリ!』という番組でも最後の方に、言うたらほんこんさんにキレながらも、もう俺にもキレて。で、最終的には鬼越、今田耕司さんに謎にキレだして。ようわからん。「今田さんは才能があるのにヘコヘコしすぎだ!」とか、急に言い出して。俺ももう言葉が出てこずに、蹴るっていう(笑)。

(山里亮太)フハハハハハハハハッ! 無言で?

無言で鬼越を蹴って終了

(東野幸治)無言で(笑)。それで蹴って終わって。「おもろいな」みたいな。そんなんを言いながら、「そういうトークライブでもしようか?」って。やることによって、なんとなくいい感じになればいいし。俺もテンション上がるし、楽しいなと思って吉本に……あれ、実は年末に撮ったんですよ。年末に撮って、この間流れて。で、その収録終わりで吉本のマネージャーに「4人でライブやるから。別にどこの劇場でも……ルミネでもいいし、草月ホールでもどこでもいいからと押さえて」って。番組オンエアーが2月中旬ぐらいってわかっていたから。

「3月上旬ぐらいにちょっとトークライブ、やるから。スケジュールを合わせて」「ああ、わかりました」って言って。それを持って吉本のところにマネージャーが行ったんですけども、うんともすんとも返事がなくて。で、最終的に2週間後かな? 年明けかな? 「スケジュール探りましたけれども、鬼越トマホーク、ほんこんさん、東野さん、スケジュール合いませんでした」っていう嘘をつかれて。

(山里亮太)フハハハハハハハハッ!

(東野幸治)そんなわけ、ないやん? ほんこんさんなんか、暇中の暇よ! なんにもしてないやん?

(山里亮太)いや、でもほら、いろんなことを……コメントとか。

(東野幸治)いやいや、羽鳥さんの番組を見て、悪口書いてるだけやん? 暇中の暇よ!

(山里亮太)「悪口」じゃないです。「思い」ですね。

(東野幸治)なんにもしてへん。で、鬼越トマホークもそない忙しくないやん?

(山里亮太)まあ、たしかに。

(東野幸治)で、俺も絶対に……だって夕方以降やから。だいたい6時とか7時ぐらいに終わるから。それ以降でできるやん?

(山里亮太)これ、東野さんが合わせられないんじゃないですか? 忙しすぎて。

(東野幸治)違う違う違う。たぶん吉本は舞台で今田さんの悪口を言うと、困るんですよ。俺の想像です。

(山里亮太)ちょっと待ってくださいよ(笑)。

(東野幸治)俺と山ちゃんの想像(笑)。

(山里亮太)うわっ、ズルい! 俺をそこに入れないでくださいよ!

(東野幸治)俺と山ちゃんの想像やけど(笑)。たぶんこれ以上、大きなったらすごい問題になる……吉本の実質ナンバー4の男(笑)。序列ナンバー4の今田さんの悪口を鬼越トマホークがこれ以上言うとヤバい!ってなって。面と向かって、「すいません。ほんこんさんと鬼越さんとスケジュール、合いませんでした」って……もうマネージャー、口笑うてるもん(笑)。いや、そんなわけないやん?

(山里亮太)絶対に余裕で合わせられる?

(東野幸治)合わせられるやん。絶対に。おかしいない? これ、おかしいない? 山ちゃん。おかしいでしょう?

(山里亮太)「おかしない」です。そんなこと……それが集まったら、危険なんです。そもそも配信はする気だったんですか?

(東野幸治)いやいや、そんなん別に配信しても何でもいいし。それも鬼越トマホーク坂井としゃべっていて。「じゃあ、やろうか」いうて。全然、すごいお互いにキラキラした感じで。メイク室で「ああ、やろう、やろう!」「いいんですね? 本当ですね!」って坂井がすごい乗り気で。「ああ、やるやるやる」って。

(山里亮太)でもなんで、今田さんの話をそういう切り口でしている時って、ほんこんさんはあんなに嬉しそうなんですかね?(笑)。

(東野幸治)それを聞きたいねん(笑)。ほんこんさんと昔、ダブルホルモンズっていうコンビを組んでいて。ほんこんさんのp芸名が骨付きカルビだったのよ(笑)。どんな芸名やねん?って感じやねんけども(笑)。骨付きカルビとしてやっぱり相方が売れて、人気者になるのは嬉しいけど、その半面嫉妬があったん違う?

(山里亮太)ああ、なるほど。

(東野幸治)もうだってほんこんさんって、相方に全員無視されている状態やから。誰1人、向いてないから。

(山里亮太)板尾さんとかですか?

(東野幸治)はあ? 板尾さんですか? いや、板尾さんなんてもう、しゃべってもくれないですし。なんにも。ほんこんさんはもう、漫才が大好きなんですよ。昔から。

(山里亮太)そうですよね。

(東野幸治)本当に漫才が好きで。昔、2丁目劇場っていう劇場で、今の大崎会長。吉本の会長が「アンチよしもと、アンチ花月」をテーマに劇場を作って。それは何かって言ったら、昔の古典芸能はもうおしまいだ。これからはテレビでお笑い芸人がお笑いタレントとなって活躍していく時代やから。そういうセンターマイク1本で漫才は……もう今のM-1ができるもっともっと前に、「そういう時代だから」ということで。「漫才とかよりもコントとかを考えましょう」みたいな。そういう元に集まったのが我々なんですよ。

「ダウンタウンさん以外はもう、漫才をしてはいけません」みたいな、そういう感じで。で、我々はそんな入ってきたばっかりやから、わからへんから。「ああ、そうですか」って言ってやってて。でも、ほんこんさんは昔から、NSCに入った時から、その阪神巨人さんの漫才とか、そういう劇場。花月の漫才が大好きやったけど、そういう元やからコントをやってるねんけども。根っこには漫才がある。だけど、板尾さんの根っこは芝居なのよね。

(山里亮太)なるほど!

(東野幸治)こんなフラれ方、あります?(笑)。

(山里亮太)ああ、根が違ったんですね。全く。

ほんこんは漫才、板尾創路は芝居が根っこ

(東野幸治)だからずっとほんこんさんだけは小言のように「板尾ってそない芝居、うまいか? なあ? 板尾……自然や、自然やって。あれ、芝居うまい? あれ、ただの板尾やん?」っていうのをずっと言っていて。誰も返事せえへん。全員がメイクしているから。黙って。

(山里亮太)でもちゃんと、東野さんはそれに気づいて。漫才愛がそう言わせているっていう。素敵な言葉ですもんね。本当は。

(東野幸治)だって俺、これは前にもしゃべったけども。昔、たまたまルミネのコメディに出てる時があって。その時の出番表を見たら130Rが出番で。「ああ、なんかやってねや」と思って袖にバーッと走って行って見たら、漫才やってんねん。言うたら、ほんこんさんが昔から言うてた。「漫才がしたい、漫才がしたい」って。教習所のネタで。で、板尾さんがなんかノート……教習所のテストみたいなのの問を読むんです。で、それをほんこんさん答えて。ボケやから答えて突っ込むっていうので。

言うたら教習所の問題、車に関する問題、交通法に関する問題をボケはる。で、ほんこんさんが突っ込んで、ああだこうだと、ワーッと突っ込んで。「ああだこうだ、ワーッ」って。ちょっと長めの突っ込みね。山ちゃんもわかると思うけど。で、客を笑いに持っていくっていう。ほんで、ほんこんさんが汗かきながら突っ込んで。ほんで板尾さんは黙って見ているわけ。邪魔したらあかんから。ほんでほんこんさんが板尾さんの顔を見て。で、板尾さんが「もうええか?」って言ったのよ。で、次の問題に行くんですよ(笑)。俺ね、涙出てきた(笑)。しょっぱかったよ(笑)。

(山里亮太)しょっぱい時って、悲しいらしいんですよ?

(東野幸治)悲しい、悲しい……(笑)。

(山里亮太)悲しい涙って、しょっぱいんですよ(笑)。

(東野幸治)「もうええか? 気、済んだか?」って。なんともいえない顔していたわ……。

(山里亮太)こんな話が聞けるのが『マルコポロリ!』というカンテレの番組です(笑)。

<書き起こしおわり>

東野幸治 ほんこん(蔵野孝洋)が政治に傾倒した理由を語る
東野幸治さんが2022年5月6日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』の中でダウンタウンファミリーとして出演した『ダウンタウンDX』を振り返り。板尾さんがほんこんさんの政治的発言に突っ込むシーンがあったことを話しながら、ほんこんさんが政治に傾倒していった理由について話していました。
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