山里亮太さんとバナナマンのお二人が2023年2月12日放送のTBSラジオ『20周年記念JUNK大集合スペシャル』でコント番組『落下女』でのユニットコントを振り返っていました。
(設楽統)山ちゃんとここで何を話しゃいいんだろう?
(山里亮太)いや、ですから僕とバナナマンさんの関係とかって皆さん、そんなに知らなかったりするんじゃないですかね? 元々は『落下女』っていうユニットコントの番組で……。
(日村勇紀)あったね!
(設楽統)JUNKのメンバーで言ったら、おぎやはぎもいたけどね。その年代の芸人で一緒にコント番組があったんだよね。あれが何年前だろう?
(山里亮太)あれは僕らがM-1に出てすぐぐらいなんで2004年が終わって2005とか6ぐらいじゃないですか?
(日村勇紀)18年ぐらい前だね。
(設楽統)あと、誰がいた?
(日村勇紀)おぎやはぎでしょう。アンガールズでしょう。ドランクドラゴンでしょう。で、ガッキーがいるからね。
(設楽統)ああ、ガッキーいた。
(日村勇紀)杏さゆりちゃんもいて。
(山里亮太)あとは片桐仁さん。
(設楽統)ああ、そうだ。そこではじめてだっけ?
(山里亮太)はい。僕らは結構ポッと出感があって。しかも、ちょっと会社からごり押しで入れられた感じで。
(日村勇紀)そうなの?
吉本のごり押しでぶち込まれる
(山里亮太)実力派の東京のコント芸人さんの中に吉本が完全にごり押しでぶち込んだっていう、そのごり押しも感じてたんで。
(設楽統)その力の差が激しかったよね。
(山里亮太)あ、そこはまだ言ってないんですよ(笑)。力の差でちょっと壁を感じたとかっていうのは……設楽さん! そこは……こんなことを言うのもなんですけども、そんな目で見てましたもんね?
(日村勇紀)フハハハハハハハハッ!
(設楽統)嘘? ああ、出さないようにしていたんだけど、やっぱりそう見ちゃっていたのかな?
(山里亮太)いや、本当に僕のアドリブ系のオチが甘い時とかは僕を一切見ずに、「なんか、あわあわすれば落ちると思ってない?」とか。
(日村勇紀)ああ、なんか言われてたね。そういえばね。
(山里亮太)設楽さん、めちゃくちゃ怖かったですよ!
(設楽統)いや、山ちゃんが怯え芸だからそういう風に俺を言うんだけど。そう。俺は山ちゃんのこと、好きだったから。
(山里亮太)本当にそうなんですよ。愛があるんですけど。
(日村勇紀)なんか泣いてたとか、言ってたっけ?
(設楽統)なんかあったね。なんだっけ?
(日村勇紀)階段の踊り場で泣いていたみたいな。
(山里亮太)設楽さんと矢作さんがネタ会議の時に「山ちゃんにもっとフィーチャーしたコントをやった方がいい」って言って。で、僕に無茶ぶりし続けるっていう、サッカー部かなんかのコントで。PKの練習で、僕はキーパーで。ボールを蹴るんじゃなくて、僕にどんどんどんどん、いろんな無茶ぶりを投げて。そのPKだったんですよ。
(設楽統)ああ、そういうコントね。
(山里亮太)そうなんです。いい設定で、ちゃんと僕が生きるやつをやってくれたんですけども、僕が全然返せなくて。本当にどんどん、この設楽・矢作というコンビがどんどんがっかりしていくっていうので……。
(設楽統)申し訳ない。全然覚えてないけど、申し訳なかった。
(山里亮太)で、演出の安島さんが「まあまあ、ちょっとこれは考えよう」って言って1回、止まった時に非常口で泣いたんですよ。
(設楽統)そんなことがあったの?(笑)。
(日村勇紀)「非常口で泣いた」って言っていたもんね(笑)。
(山里亮太)そうですね。
コントの見せ場でうまくできず、非常口で泣いた
(設楽統)それはなんか、ちょっとうっすら記憶があるけど。
(山里亮太)麹町の非常口で三角座りして泣いたんですよ。
(日村勇紀)どういう無茶ぶりをされたとか、覚えている?
(山里亮太)本当になんか「おもしろキャッチ」みたいなやつとか。「これが飛んできた時のキャッチ」とか「このセリフでどう返しをする?」とか。
(設楽統)ああ、そんなのだった。申し訳ない。でも山ちゃん、努力家だから。そこで泣いたことが今の大成功に繋がってるんだなって思ったね。
(日村勇紀)すごいね。
(山里亮太)あの時、やっぱりいろいろありましたもん。本当に過酷だったんですけど。でもそこで鍛えてもらって。でも、その時に矢作さんと設楽さんがブレーンというか、チームのあれを作る感じで。すごい言ってくるのは僕も本当に嬉しかったんですけど。なんかその横でずっと「この2人、いいこと言ってるだろう? わかるよ」っていう顔して何も考えてない小木さんがいたのがすごい嫌だったっすね。
(日村勇紀)フハハハハハハハハッ!
(設楽統)まあ、小木さんってそういう人だからね。
(山里亮太)で、日村さんはすごい優しかったです。
(設楽統)日村さんは一番あれね。何も考えてない優しさだから、一番タチが悪いね。本当は。
(日村勇紀)タチが悪いことないよ!
(山里亮太)僕、日村さんに合コンとか連れて行ってもらいましたもん。
(日村勇紀)あったね!
(設楽統)ほら、タチが悪いでしょう?
(日村勇紀)俺と山ちゃんと、小木さんも行ったことあると思うし。
(設楽統)地獄のメンバーじゃん(笑)。
(日村勇紀)田中もあるかもしれないね。
(山里亮太)4:4で。で、たしか小木さんが女性を呼んでくださったんですよ。相当前のことですけど。で、僕らの対戦相手としてはえげつないぐらいのパリピが来たんですよ(笑)。
(設楽統)フフフ(笑)。だけど、その当時もコントとかでもそういうの、やってたよね。そういうのを行っていたのをね。
(日村勇紀)最初になんか、打ち合わせするんだよね。いろいろとね。段取りを決めていくんだよね。「こういう自己紹介をして、1回ウケます」みたいな。そういうのを。
(山里亮太)でも、その打ち合わせも、向こうが死ぬぐらいパリピなんですよ。振りも何も関係なく、ガンガン自分の世界観を出してきて。イケイケだったのを覚えてます。
(設楽統)そんなこと、あんまり覚えてないもんね。その時代のことを。
(山里亮太)そうですか。
<書き起こしおわり>