町山智浩 韓国料理「麻薬キンパ」を語る

町山智浩 韓国料理「麻薬キンパ」を語る たまむすび

町山智浩さんが2023年1月10日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で韓国旅行をした際に見かけた麻薬キンパ(海苔巻き)について話していました。

(町山智浩)これ、お土産です。韓国、行ってたんですよ。昨日まで。

(赤江珠緒)ありがとうございます!

(町山智浩)これ、前みたいに真ん中に置けなくなったんだ(笑)。それ、韓国で流行ってるハニーアーモンドです。いろんな味の、それが流行っているみたいで。どうぞ。

(赤江珠緒)ああ、こっちもなんか、きれいな。

(町山智浩)それは伝統的な韓国の昔からのおこしです。

(赤江珠緒)お正月らしい。ありがとうございます。

(山里亮太)華やかで。

(赤江珠緒)韓国へは、ご旅行で?

(町山智浩)韓国は家族旅行で行ってきました。これも5年ぶりぐらいですよ、韓国は。やっぱりずっとコロナのせいでね、行けなかったから。やっぱりね、明洞とかね、お店が潰れていて。観光地はね、結構まだ打撃が大きいですけどね。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。

(町山智浩)それでなんか今、Netflixで韓国のストリートフードが紹介されて、すごく流行っていて。そこは観光客でいっぱいでしたよ。

(山里亮太)ああ、そうなんですね?

(町山智浩)なんかね、麻薬が流行ってるんですね。

(山里亮太)それ、堂々と売っていいんですか?

(町山智浩)「麻薬、あります」って書いてあるんですよ。最近、ハングルが読めるようになったんですけども。「これ、麻薬って書いてあるな?」って。「麻薬あるよ! あるよ!」って言われて。それで「じゃあ、その麻薬、ください!」っつったの。そしたら、海苔巻きなの。

(山里亮太)ええっ?

(町山智浩)「麻薬海苔巻き(キンパ)」っていうんですよ。それが市場で売っていて。食べると美味しくて、麻薬みたいにやみつきになるっていう。

(山里亮太)ああ、日本でもね、「悪魔的な」とかあったじゃない?

(赤江珠緒)意味合いとしては、麻薬ってそういう言葉で? 「クセになる」っていう感じで?

クセになる味

(町山智浩)そうそう。麻薬って、日本語も韓国語も麻薬なんだけども。中国の人たちがいっぱい来ていて。中国の人たちは麻薬のことを「ドゥーピン(毒品)」っていうんですけども。で、「毒品海苔巻」って書いてあって。さすがに中国の人たちも「これ、大丈夫なの?」って言っていたけども。どういう世界なんだろう?って思いましたよ(笑)。

(赤江珠緒)そうですか(笑)。

(町山智浩)Netflixがそれを紹介したんでね、そこらじゅうで「麻薬あります」とか売っていたんでね。「韓国、大丈夫か?」って思ったりしたんですけども(笑)。

(山里亮太)もちろん、法に則ったものなんですよね?

(町山智浩)「合法かな?」とか思いましたけどね(笑)。違ったですね。ただの海苔巻きでした(笑)。

<書き起こしおわり>

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