宇多丸 simpatix『すき、いまあいたい』を語る

宇多丸 simpatix『すき、いまあいたい』を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2020年6月30日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でsimpatix『すき、いまあいたい』を紹介していました。

(宇多丸)それでですね、同じくそのヤマモトショウさん作詞・作曲の曲でまた全然違うタイプの曲。ヤマモトさんは本当に引き出しが多いなというのをすごく感じさせられる曲で、こちらは5月27日にリリースされたsimpatixというユニット。これね、高井つき奈さんという方がプロデューサー兼任でやっているグループなんですけど。高井つき奈さんっていう人がまず面白いですよね。この人、元々は最初期のももいろクローバーのメンバーでもあって。

(森田秀一)そうですね。

(宇多丸)そしてSKE48にも所属していたっていう。で、今、そういう感じでご自分でコントロールしているっていう方。それがな、な、なんと、あの寺嶋由芙さんと組んでのユニットが動き出したという。

(森田秀一)フフフ、寺嶋さんも元BiSですからね。

(宇多丸)そうだよね。元BiSでこの合流ぶりっていうか。それでその作詞・作曲はヤマモトショウさんで。どういう曲かというと、これはまたさっきと打って変わって、いわゆるPWLサウンドというか。昔の一番古典的ユーロという感じで。僕らもすごい大好物はラインですが。そんな感じで出していて、すごく良い感じなんでぜひ聞いてください。

シングルがですね、『いたいあまいキス』という曲と『すき、いまあいたい』っていうこの2曲で。これ、要するに回文になってるわけです。で、特に僕が好みなのはBPMをちょっとおとしめでメロディーが暗めなこちら、2曲目の方をお送りします。simpatixで『すき、いまあいたい』。

simpatix『すき、いまあいたい』

(宇多丸)はい。simpatixで『すき、いまあいたい』を聞いていただいております。まあ寺嶋さんの声、やっぱりすごい特徴的だからすぐ分かるものがありますよね。

(森田秀一)はまりますよね。

(宇多丸)今、でもやっぱりこの高井つき奈さんみたいな、いくつかグループとかも経てきて、セルフコントロールも含めてのアイドルみたいな。だから、ちょっと前とはもうアイドルの定義そのものがだいぶ変わってるっていうか、広がってきているというか。で、そこでこそ面白い曲が生まれてきたりするっていうのがね、僕的にはここのところの興味の対象だったりしますね。

(森田秀一)さらに寺嶋さんも最近、事務所を辞められて独立されたので。また新しい展開が出てくるんじゃないかなって期待してますけどね。

(宇多丸)ゆっふぃーのまた新たなる動きも楽しみですよね。

<書き起こしおわり>

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