バービー TBSラジオ『ACTION』に出演して人生が変わった話

バービー TBSラジオ『ACTION』に出演して人生が変わった話 ACTION

フォーリンラブのバービーさんが2020年2月13日のTBSラジオ『ACTION』に出演。前回、『ACTION』に出演したことで人生が変わったという話をしていました。

(バービー)TBSラジオ『ACTION』、本日パーソナリティーを務めますフォーリンラブのバービーです。

(幸坂理加)幸坂理加でーす。バービーさん、よろしくお願いします。

(バービー)よろしくお願いします。

(幸坂理加)去年の8月にね、金曜日の『ACTION』に来ていただきましたけども。もう半年、経つんですね。

(バービー)半年経ちました。この半年で、砂鉄さんのおかげで私は人生が変わりました。そんな感じの半年をすごしていて、まさかこの代打パーソナリティーとして返り咲くなんてことは思ってもいなかったんですけども。大丈夫でしょうか?

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(幸坂理加)いや、全然。ありがとうございます。本当に。木曜パーソナリティーのね、羽田圭介さんがだいぶ前から決まっていたお仕事があるということで。今日は。

(バービー)なにで休んでいるんだろう? 気になるな(笑)。

(幸坂理加)フフフ、ねえ(笑)。お休みなんですけども。ピンチヒッターとしてバービーさんにパーソナリティーをお願いしました。2時間の生放送っていうのは初めてですか?

(バービー)初めてに決まってるじゃないですか(笑)。私、結構ね、ビジュアルイメージを前面に出すタイプで売ってるんですよ。ビジュアルを出せないラジオっていうのはね、芸人としてはすごい殺されているも一緒みたいなところがあったので。ラジオはほとんど出たことがなかったです。

(幸坂理加)ああ、そうなんですね。「『ACTION』に出て人生が変わった」っておっしゃってますけれども、どう変わりましたか?

やりたかった夢が3つぐらい叶った

(バービー)あのね、今までずっとやりたいと思っていた3つぐらいの夢が全部叶ったんですけど。まあ文章のお仕事をしたかったっていうのがあったんですけど。コラムの連載が決まったり。あとはあのラジオのレギュラーが決まったり。あとずっと『anan』に私、出たかったんですね。『anan』に出て連載を持つのが夢だったんですけど。それが……まあ連載までは行かなかったけど、ちょっと特集ページを組んでいただくっていうことも出来たりとか。

(幸坂理加)へー!

(バービー)今まで秘密に動いていた町おこしのことがテレビでオンエアーになったりとか。いろんな裏で活動してたことも、もうみんなに知ってもらえるようになって。もう本当にラジオ様々です。『ACTION』様々状態。

(幸坂理加)そう言っていただけて本当にありがたいです。

(バービー)なんて言うんですか? SNSとかでの反響でも、「今まで好きじゃなかったんだけど、見る目が変わった」とか。まあ、「今まで好きじゃなかった」の部分はいらなかったんですけども(笑)。

(幸坂理加)フフフ、そうですね(笑)。

(バービー)ねえ。「ファンになりました」とか「見直した」とかって言ってくれる声がたくさんあって。やっぱり、どうしても今までお下劣、下品、スケベ野郎みたいなイメージがね、どうしてもつきまとってたところがあったので。そこらへんをなんかこう、違う目で見てくれるようになって……やっぱりラジオってそういうね、魅力を伝えられるところなんですね。

武田砂鉄さんが本棚に注目したことがきっかけ

(幸坂理加)砂鉄さんがなんかバラエティ番組にバービーさんが出ていらっしゃって。そのバービーさんのお宅の映った本棚を一時停止して、どんな本が並んでいるのかをチェックして……っていうところがきっかけでしたけどもね。

(バービー)そこなんですね。

(幸坂理加)ええ。ジェンダーの本がちょっと目についたという。

(バービー)ああ、そうです。ちょっと小難しい本が映ってるっていうのを一時停止をしてまで……(笑)。

(幸坂理加)いやらしい(笑)。

(バービー)いやらしいやり方がで砂鉄さんが私の本棚をこう……ひっそりと覗いてしまったがゆえに出演が決まったラジオだったんですけども(笑)。まあでもね、私はあの時、アキレス腱を切ってたんですよ。で、あんまりロケにも行けないみたいな状態で。あの時、あのタイミングで『ACTION』に出演依頼があったっていうのがすごい運命的だなって。今、考えるとね。

(幸坂理加)それがなければラジオにも出ていなかったかもしれない?

(バービー)来ていなかったかもしれないですね。でもね、それまではやっぱりちょっと、その地域創成に頑張ってるところだとかを隠していたりとかね。こういうことを思っていても言わなかったみたいなことがあったんで。それを、なんていうか、知ってもらいたいなとは思いながらも、その舵を切れなかった。今までのやっぱりザ・バービーみたいなのを崩せないでいたけども、でもちょっと舵を切りたいなと思っていたところに、やっぱりアキレス腱を切って、ラジオも決まって……っていうのが、本当にスピリチュアルがかっているなというか。私、引きがあるなっていうか。

(幸坂理加)ああ、いろいろとタイミングが重なって。

いろいろなタイミングが重なって『ACTION』に出演した

(バービー)うん。引きが強いなっていう風に。やっぱり自分で、人生ってこういったタイミングで変わるんだなっていうのを実感しましたね。

(幸坂理加)ねえ。なんか番組でもね、社会問題とかお笑いとの向き合い方とか自虐についてとか語っていただきましたけれども。そういう一面を見るのも私は初めてだったので。

(バービー)本当ですよ。私は見ていてね、もうなんかゾワゾワッとするような恥ずかしさがありますけどね。自分で見ている分には(笑)。

(幸坂理加)ええっ、そうですか?

(バービー)でも、実際にファンの方とかと会うような機会が最近、あったんですけど。今までとは全く反応が違いますね。やっぱり。

(幸坂理加)どういう反応に変わったんですか?

(バービー)今までというか、5年前ぐらいにコンビでトークライブをやったことがあるんですよ。その時は全然人が集まらなくて。お客さんが5人。

(幸坂理加)5人!?

(バービー)5人しか集まんなくて。で、「これはさすがにまずいだろ……」っていうことで、原宿の交差点まで行って、手渡しでチケットを売ったりとか。さばいたりとかしていたぐらい、人が集まらなかったんです。

(幸坂理加)バービーさんが手渡しで?

(バービー)ええ、ええ。つい5年ぐらい前にね、そういうことをやったりとかしてなんとか埋めてたみたいな状態だったんですけど。今回、ピーチジョンで私がプロデュースしたした下着が発売するに際してね、イベントを開いて握手会みたいなことをやるってなって。私はもう正直、「本当にやめてくれ。恥ずかしい。150人なんか無理だ」って……そのイベント、150人なんですよ。

(幸坂理加)5人から150人ってそれはすごい幅ですよね?

大幅に変わったファンの反応

(バービー)「150人なんか無理だ。絶対やめてくれ」って思っていたんですけど、実際に集まってくれて。150人が埋まり。それで実際に来てくれた方たちがすごい……本気のスターに会った時って、みんな手を口元にやっておさえるじゃないですか。

(幸坂理加)あ、やるかも、やるかも。

(バービー)で、ちょっとウルッとするという。あれをね、何回か見かけたんですよ。「ああ、私なんかスターみたい」みたいな。すごい……皆さんの熱量がとにかくすごかった。「ラジオを聞きました」とか「コラムを読みました。私も同じような悩みを抱えていて、言語化してくれてありがとう!」とか。ちょっとやっぱり涙ぐむ人とかもいて。そう。

(幸坂理加)へー! 同性にそうやって好かれるのって嬉しいですよね。

(バービー)ねえ。嬉しいです。それでね、タグ付けしてみんな、TwitterとかSNSとかに載せてくれたんですよ。で、「すごいやっぱりみんな、熱量が高かったし。どんな感じで載せてくれてるのかな?」とかっていろいろ見てたんです。そしたらね、やっぱりみんな自分の顔はね、スタンプで隠して。私だけを載せるみたいな方が結構いらっしゃって。「ああ、まあそうか。自分の顔は隠したいよな。まあまあ、それ仕方ない」とかって思ってたんですけど。中にはね、やっぱりあの最近のコンプライアンスに意識が高い方は自分の顔もモザイクで隠して。私の顔もモザイクで隠して。それでSNSに載せている方とかがいて(笑)。

(幸坂理加)フフフ(笑)。

(バービー)「バービーさんとツーショットを撮った」みたいな(笑)。

(幸坂理加)モザイクなのに載せているんですか?(笑)。

イベント参加者の意識の高さ

(バービー)そう。「そこまでしなくても……私は載せていいんだよ?」っていう感じなんですけど。やっぱり年々、みんなの意識は高まってるなってのはそこで感じましたけどね。コンプライアンス意識? すごいやっぱり概念ってね、動くんだなって感じました。

(幸坂理加)みなさん、意識高いですね(笑)。

(バービー)意識高いですね。やっぱり皆さん、私のもとに集まっていただく皆さんはね。私の顔までモザイクで隠してしまうという。

(幸坂理加)丁寧ですね(笑)。

(バービー)丁寧なんです。皆さん、本当にいい方たちがね、熱意を持って集まってくださって。本当にラジオって生で声を届けられるし。すごい運命を変えるなって思いました。

(幸坂理加)ねえ。今日は2時間ですからね。バービーさんの話をたっぷりとうかがいたいと思います。

(バービー)私は「さ」行が苦手です。「さ」行で3回まで噛むのは許してください(笑)。

(幸坂理加)ああ、3まではOKということで(笑)。

(バービー)3カウントまではOKで(笑)。

<書き起こしおわり>

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