BIM THE OTOGIBANASHI’S復活ライブ@恵比寿BATICAを語る

BIM THE OTOGIBANASHI’S復活ライブ@恵比寿BATICAを語る ラジオ

BIMさんが渋谷のラジオ『渋谷のRaZine』に出演。TEITOさんと恵比寿BATICAでTHE OTOGIBANASHI’Sが久しぶりに復活ライブを行う件について話していました。

(TEITO)そう。BIMとは同い歳なんですよ。1993年生まれ。結構ね、出会ってからは長いけど。覚えてないもんね。BIMは俺が……。

(BIM)俺は話していないでしょう? 初めてテートが俺を見てくれた時は俺は話していないでしょう?

(TEITO)話してないね。でも、俺はあの出会い、すごい覚えているんだよね。

(BIM)いつですか?

(TEITO)あれは……いま、もうすぐ26になるんですけども。俺がハタチぐらいの時。専門学生をやってて。その時にYouthQuakeのudaiとKEIっていうのと……。

(BIM)YouthQuakeっていうのは東京のクリエイター・クルーですね。kZmとか俺とかTokyo Vitaminとかそのあたりの近くの……。

(TEITO)『Dream Chaser』のMVに出ている。

(BIM)そう。94年生まれのいろんなことをやっている人たちの集まり。

(TEITO)そう。そのYouthQuakeの人と一緒に、あれはラフォーレでカンゴールっていうハットのブランドのパーティーをやってて。そこで、その時からもうTHE OTOGIBANASHI’Sっていうヒップホップのグループが周りでじわじわ聞いている人が増えていて。で、歳も近い……同い歳なんじゃないか、みたいな感じのことを聞いていて。そしたらライブがあるから行こうよってなって。それで初めてラフォーレの上の階で……ステージもないような。みんな囲んでさ。

(BIM)なんかバスケコートみたいなところで、その真ん中で俺とin-dとPalBedStockがライブするみたいな時があって。でも結構それ、言われるのよ。

(TEITO)そこで知ったっていう?

(BIM)「そこで初めて見た」みたいな。たぶん、あれはアルバムを出してすぐとかかな? 出す前かな?

(TEITO)いちばん最初のアルバム……『TOY BOX』が出てすぐだと思う。あの時にはもう聞いていたから。それで見に行って「おおっ、かっこいい!」みたいになって。

(BIM)19歳ですね。

THE OTOGIBANASHI’S『TOY BOX』

(TEITO)あん時、じゃあ俺も19か。それで見て、「おお、すごいな!」ってなって。最後に人をかき分けて。みんな出てくる時になぜかBIMだけすげえ顔を覚えている。「こいつ、こんな顔してるんだ。意外とかわいい顔をしているやつが、あんな結構かっこいい感じのライブやるんだ」っていうのを覚えてて。そこから知ってて、いろいろ周りでつながってったりとかして。インスタとかでつながったりとかしてね、会うようになった気がするけど。

(BIM)そう。だからインスタ世代ですよ。ここのつながりは。俺のクリエイティブドラッグストアっていうグループに入っていうるVaVaくんとかJUBEEとかdooooくんとかはmixiとかでつながっていたの。そこらへんでつながっていた人はその時に一緒にグループをやって。その後にインスタとかでつながったのがkZmだったりテートだったりさっき言ったYouthQuakeのメンツだったり。

(TEITO)そうだね。インスタだね。

(BIM)Instagramさまさまですよ。なんなら、インスタグラマーですよ。

(TEITO)まあ職業はインスタグラマー兼ラッパーみたいなところあるから。そういう仕事の取り方とかもしていると思うから。

(BIM)フフフ、してねえよ(笑)。

(TEITO)というところもあるからね(笑)。

(BIM)でも、ちょうどTHE OTOGIBANASHI’Sが俺、19の時にファーストアルバムを出して。で、いま我々は26。7年経ちました。でね、いろいろとあって1回、みんな……3人組のラップグループなんですけども。個々で活動をということで。1人は休んでいて、もう2人。俺とin-dの2人はソロ活動をしているんですけども。それが久しぶりに集まって、THE OTOGIBANASHI’Sが11月30日に恵比寿BATICAっていうところで……THE OTOGIBANASHI’Sというグループが初めてライブをやったクラブなんですけども。

(TEITO)ああ、そうなんだ。BATICAが? それ、19の時に?

(BIM)18か19か。その時にやって。それで、なんでかと言うとその時に呼んでくれたオーガナイザーさんでいま、BATICAの店長をやっている齊藤さんっていう人がいるんですけども。その人が辞めてしまうのよ。だからお別れ会でTHE OTOGIBANASHI’Sが一夜限りの復活というか……別に解散はしていないけども、やろうと思っているので来てください。

一夜限りの復活ライブ

(TEITO)めっちゃ久しぶりじゃない?

(BIM)そうね。もう2年は経っている。

(TEITO)2年もライブやってないの? 曲、覚えているの?

(BIM)いや、覚えてねえんだよ(笑)。聞けば覚えているけど、いまこうやってパンッてトラックだけかかって「ラップして」って言われたら、ちょっとミスるね。

(TEITO)だってさ、最近だとBIMとして出るわけじゃん。それでin-dとかVaVaとかJUBEEじゃん。そういう風にクリエイティブのみんなが各々で出ているわけじゃん。だからオトギ時代の曲を知らないっていう人もファンに増えているわけでしょう?

(BIM)そう。だからクリエイティブとしてとか、BIM個人としてっていう人がたぶん若い人だと多いと思うから。俺らよりも年下のね。だからたとえば遠征でライブに行くじゃん? で、ソロツアーを回っていた時とか、他の出演者のDJの人とかが気を利かせてTHE OTOGIBANASHI’Sの昔の曲とかかけてくれるんだけど、みんな知らないのよ。

(TEITO)フフフ、BIMの声は分かるけど。

(BIM)「なんだ、これ?」みたいな。「あの曲、よかったですね。in-dさんとやっているんですね」って。それ、新鮮だよ。

(TEITO)フフフ、すごいね。俺ら世代っていうか25ぐらいの周りの人ってみんな、もうオトギじゃん? 「オトギのBIM」じゃん。

(BIM)いまでもアカウント名は「bim_OTG」です。

(TEITO)そうだよね。でも「OTGってなんだろう?」って思っている人も世の中、絶対にいるもんね。

(BIM)いま、これを聞いていてTHE OTOGIBANASHI’Sを知らない人はアルバムが2枚ほど出ているので。聞いてみてください。

(TEITO)めちゃくちゃいいからね。

(BIM)それで、いまちょっと初ライブをした時の話を思いだして。

(TEITO)ああ、BATICAで?

(BIM)そう。曲がなかったのよ。アルバムも出ていないから。

(TEITO)でもなんでそこでオファーが来たんだろうね? 『Pool』は出ているの?

(BIM)出ている。PVが1個だけ出ていて。

(TEITO)うんうん。

(BIM)これ、たぶん俺、メディアとかでは言ってないと思うけど。『Pool』っていう曲で解散しようと思っていたのよ。1曲だけで。

(TEITO)そんなことってあるんだ(笑)。

『Pool』1曲だけで解散しようと思っていた

(BIM)そう。in-dとPalBedStockと「1曲で解散しよう」って。だからTHE OTOGIBANASHI’Sの『OTOGIBANASHI’S』っていう曲名であれを出して。テーマソングみたいな感じで出すんだけど、それ1曲で解散みたいな、そういうグループにしようと思っていたんだけど。なにを血迷ったか俺、そこで『Pool』っていうタイトルをつけちゃって。

(TEITO)ああ、本当はテーマソングみたいな曲で出そうと思ったの?

(BIM)もうTHE OTOGIBANASHI’Sの『OTOGIBANASHI’S』っていう感じにしようとしたんだけど。でも、『Pool』っていう風にしちゃったから。それでレーベルSUMMITのボスから「他に曲、あるんかい?」って聞かれて「ああ……(ないけど)あります!」っつって。で、そのタイミングぐらいでライブをしたんだけど2、3曲しかできてなくて。その日しかやらない曲とか作っていて。その時。1日しかやらない曲とか。

(TEITO)ああ、そのBATICAの時に?

(BIM)そう。20分ぐらいライブしたんだけど。2曲ぐらいはリリースもしてないし、録音もしていない曲をライブしたの。歌詞もiPhoneで歌詞を見ながらやって。変なやり方をしていましたね。

(TEITO)そんな時があったんだ。

(BIM)そうそう。それがTHE OTOGIBANASHI’S時代の話でした。だから30日、よかったら来てください!

(TEITO)絶対に行った方がいいよ。

(BIM)いや、メンツも結構いいですよ。

(TEITO)人すごそうだけどね。

(BIM)jjjくんとかね。

(TEITO)もうぜひ、東京にいる人は行ってみてください。

<書き起こしおわり>

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