渡辺志保 Kanye West『Jesus Is King』リリース延期を語る

渡辺志保 Kanye West『Jesus Is King』リリース延期を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんとDJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でカニエ・ウェストの新作アルバム『Jesus Is King』が当初の予定日からリリース日を延期した件について話していました。

(渡辺志保)そして私はこの週末、カニエ・ウェスト『Jesus Is King』に向けての準備……準備運動をね、していて。

(DJ YANATAKE)リロード、リロードでしょ!

(渡辺志保)まず「9月27日(金)に出る」という風に言われていたけども、私の中では『INSIDE OUT』でも常々言ってましたけど、「出る確率はまあ五分五分だろうな」って。いままでのカニちゃんを見るに……。

(DJ YANATAKE)さすがだよね。冷静だよね。本当はだって「今日、最速のカニエ特集用に日にち、空けておく?」なんて言っていたら「いや、ヤナさん。ちょっとカニエ、出るかわかりません」って(笑)。

(渡辺志保)ということで、ちょっともう私としては半信半疑だったんだけど。そしてですね、この週末にカニエさんがいきなりデトロイトでサンデーサービスをやるっていう発表をして。この間、カニエさんの地元シカゴでもやってらっしゃいましたし。いままでのサンデーサービスとは違って、デトロイトでチケット代はフリーだったと思うんですけど、チケットを販売するということで。で、「これはもうカニエが気が済むまで全米各地でサンデーサービスをやってから、『Jesus Is King』を出す」っていう読み、仮説を立てまして。

(DJ YANATAKE)すごい読みだ。素晴らしい!

(渡辺志保)そしたらその次の日は今度、シカゴとニューヨークでもサンデーサービスをこの週末にやりますというのがアナウンスされまして。カニエの奥さんのキム・カーダシアン・ウェストさんもInstagram上で「シカゴとニューヨークでそれぞれリスニングセッションをやってから、その後に『Jesus Is King』を日曜日にリリースします」っていうのを発表していましたんで。

(DJ YANATAKE)ねえ。

(渡辺志保)だから、アメリカ時間の日曜日の夜にニューヨークでリスニングパーティーがある。で、リスニングパーティーを催してからアルバムを出すっていうのは去年の『ye』とかと全く一緒なんですよね。『ye』とか『Kids See Ghosts』もニューヨークとかワイオミングとかでリスニングパーティーをやって。その数時間後にストリーミングでね、パパパンと発表をされていましたので。「ああ、その手か」と思って。

だから日曜日のニューヨーク時間の夜、リスニングパーティーが終わってから数時間後にアルバムがドロップされるんだろうなと思って。「ということは……?」って。それで私、自分のiPhoneの世界時計のところに自分の行ったことのある都市が入れっぱなしなんですよ。で、常に「東京:○時、ニューヨーク:△時、LA:×時」みたいなのがパッと一瞬で見れるようになっていて。で、「ああ、ニューヨークはそろそろ日付が変わっちまうな」とか「LAはそろそろ朝だな」とか。

だから「ニューヨークの夜に発表されるとしたら、日本時間の月曜の昼かな?」とかって思って。いやー、ずっとリロードですよね。ずっとTwitterの「TeamKanyeDaily」っていうすっごい早くてコアなカニエの公式ファンアカウントみたいなのがあるんですけども。ずっと「TeamKanyeDaily」を検索のいちばん上に出るようにしていて。それをずっとリロードっていう……(笑)。

ひたすら「TeamKanyeDaily」をリロード

(DJ YANATAKE)フフフ(笑)。

(渡辺志保)でも、「出ないね。出ないね。まだ出てないね……」って。ただ、マーチャン(関連商品)がね、たくさん……デトロイトバージョン、シカゴバージョンみたいな感じで出ていまして。

(DJ YANATAKE)なんか買える時間、買えない時間があったんですけども……今回、私はやめました! もうね、宗教画みたいなのがでっかく書いてあって。あと「『Jesus Is King』」って書いてあった時に「これ、俺が着てもいいやつなのかな?」って思って……。

(渡辺志保)まあ、あれだもんね。ブッディズムだからね、日本は……っていう(笑)。

(DJ YANATAKE)まあ、そういうわけじゃないんですけど。あと、値段も高くなってきたんでね。

(渡辺志保)そうですね。140ドルとか。クルーネックがね。私もデトロイトバージョンが出た時に「ああ、これはこのロンTを買おうかな? 買うならこれかな?」ってデザインを見たんですけども。「いま、これが出回っているということは、アルバム本編が出た時にどんだけまたマーチャンが出るんだろう?」って……。

(DJ YANATAKE)どうだろうね? 前の時は出なかったけども。また新しいパターンのとかが出るかもしれないね。

(渡辺志保)そうそう。だからとりあえず『Jesus Is King』の本編が出るまではマーチャンは我慢しようかなって思っている。まあ、ただトラックリストもね、徐々に徐々に……いちばん最初にキムが写真を載せていた時のトラックリストとは、当たり前だけどもすでに変更になっていまして。アルバム収録曲の最後の曲がですね、feat. Clipseということで。プッシャ・T+ノー・マリス兄貴も参加しているとか。そういう情報がTwitter上にブワーッと出回っていたり。で、たしかにニューヨークとかシカゴ、デトロイトではその場で『Jesus Is King』、新作アルバムを全部をかけるという、そういう瞬間もあったそうで。

(DJ YANATAKE)あと、あれはどうなんですか? IMAXで……。

(渡辺志保)そうそう。ムービーも出るっていう。

(DJ YANATAKE)だからサンデーサービスが映画になるということなんでしょうか? それを撮影していたみたいなことなんですかね? 内容はわかりませんけどね。

IMAXシアターで世界公開

(渡辺志保)そうなのよ。IMAXシアターを限定で公開する映画っていうのもいま、アナウンスされていまして。で、ワールドワイド、世界の公開日は「10月25日」っていう風に書かれているんですけど……。

(DJ YANATAKE)日本はやるのかな?

(渡辺志保)ワールドワイドのその「ワールド」の中に日本が入っているのか……。

(DJ YANATAKE)東宝さん、たのみますよ!

(渡辺志保)ねえ。だからカニエさん、あれだけの日本贔屓ですから。ぜひ。

(DJ YANATAKE)その時はもう、行くわけでしょう?

(渡辺志保)そりゃあ行きますよ。だから何日連続で行けるのか? みたいなね。毎日、お布施のようにね。

(DJ YANATAKE)フフフ、あの肌色っぽい衣装を着てね。

(渡辺志保)そうそう。通おうかなと思っています。なので本当に謎が謎を呼ぶ『Jesus Is King』というね。

(DJ YANATAKE)そうですよ。映画公開の際にはね、『INSIDE OUT』でも勝手にいっぱい告知もやりますけども。いいんですよ? 声をかけていただいてもね。配給会社さんね。

(渡辺志保)そうそう。いつでもね、我々の懐は空いておりますので。まあ、いい話が聞ければいいですねっていう感じですね。そんな感じでお待ちしております。

<書き起こしおわり>

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