内村光良さんがニッポン放送『内村光良のオールナイトニッポン』の中で出川哲朗さんについて話していました。
(内村光良)ああ、そうそう。ヤスオカさんの担当だった時の20代の時の『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』ってね、いろいろコーナーを思い出しましたよ。「タコイカじゃんけん」っていうのがね、あったんですよ。「うーん、タコ! イカイカ!」とかね、そういうのがあってね。あとね、いま思うとヤスオカさん、発掘したな!って思うのは「男・出川哲朗のコーナー」っていうのがあったんですよね。
この時はちょっと浮世離れした出川哲朗のなんか変なところを紹介していくっていう、ただそれだけのミニコーナーだったんですけどもね。それがいまやね、CMキングになるとはね(笑)。まさかね。あんなにチーマーに追われてた出川哲朗がね、まさかこんなになるとはね、本当に思いもしませんでしたね。
出川くん、すごいな! 出川くんはね、本当に変わった人でですね、これも深いリスナーの方は聞いたことがあると思いますけどもね。日本映画学校を卒業する時にですね、急にですね、今村昌平校長がいる前で……いるにもかかわらず、壇上にツカツカッ!っと上がっていきましてですね。「俺は、文芸座に落ちた!」って。「おいおい……」「ざわざわ……」って。「あいつ、急になにを言い始めたんだ?」って(笑)。
卒業式で『3年B組金八先生』の腐ったミカンを再現
どうやら、『3年B組金八先生』の腐ったミカンの、あれをやりたかったみたいなんですね。「しかし、俺は5年後に名を知られることになる。そして10年後、日本一になる!」って言ったんですよ。たしかにね、10年後に日本一嫌いな芸能人になったっていう(笑)。有言実行だったな!っていう(笑)。彼ね、そんなこと言ってね、卒業式の会場が凍りついた記憶があって。
「おい、あのバカ! 出やがったよ!」っていうね。『3年B組』がやりたかったっていう。あの時、今村昌平学院長が苦い顔してたのを私、いまでも忘れません。そんな彼がね、ここまで立派になるっていうね。紅白のあの審査員に選ばれるまでになったっていう(笑)。本当に感慨深かったですよね。それもオールナイトの「男・出川哲朗」のコーナーから始まったっていうね。歴史を感じますね。哲っちゃん、聞いてますか?(笑)。
<書き起こしおわり>