玉袋筋太郎 金沢駅の待合室でウルトラの瀧と遭遇した話

玉袋筋太郎 金沢駅の待合室でウルトラの瀧と遭遇した話 たまむすび

玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で金沢駅の新幹線の待合室でウルトラの瀧さんとばったり遭遇した際の模様を話していました。

(外山惠理)あ、玉さん。なに? 瀧さんと金沢で会ったの?

(玉袋筋太郎)違うんだよ、これがさ、スナック玉ちゃん。お店の2周年を迎えて。社員旅行に行こう。慰安旅行。俺とママともう1人いるだけど3人で金沢に行ったわけですよ。土曜日に行って、まああれだよね。新幹線からもういつも通りにベロンベロンになっちゃって。で、目的。目当ての寿司屋さんがあるんだけど、そこがもう1日に8組しか入れないお寿司屋さんで。

(外山惠理)いいなー!

(玉袋筋太郎)まあまあ、美味えこと美味えこと。で、そこなんかすごすぎてインスタ映えとかダメだからね。「撮っちゃいけないよ!」って。

(外山惠理)お寿司はすぐに食べなきゃ。だって。撮っている暇があるんだったら食べてほしい。

(玉袋筋太郎)8組、それなりの大人が集まっているわけよ。入ったところになんかカップルがいた。で、カップルがなんかうるせーしゃべりばっかやってんの。こっちはさ、「うわっ、これフグの白子? すっげー!」とか「うまーい!」とかって言っているんだけど、そのカップルが寿司の話をなんにもしねえで。「私の写真、ネットに上げたでしょ?」とかってケンカしちゃってんのよ。

(外山惠理)あらら。

(玉袋筋太郎)「もうイライライライラすんなー!」っつって。こっちはもうさ、「うわっ、うんめー! これ、なんだ、この毛ガニ?」なんて食っているのにうるせーの。くっちゃべっているバカ野郎めが。「そんな話は喫茶店でやれよ!」みたいな。

(外山惠理)はいはい。

(玉袋筋太郎)そしたら大将がね、「ちょっと静かにしてください……」みたいな形で。ほんで終わって。その2人が帰った後、一緒にいた他のお客さんも「なんだ、あいつら? この野郎!」って。うん。思わず言っちゃった。「寿司は一流だけど、客は三流になっちゃうよ。あんなこと言っていたら」って。言っちゃった、俺。

(外山惠理)はいはい。上手いこと言っちゃって。

(玉袋筋太郎)でも、美味しかったの。で、それがあって次の日。一緒に行ったもう1人の男性が仕事で帰っちゃったのね。で、俺とママの2人きりなわけ。で、ステーキハウスをちょっと予約しようって。これが金沢にあるステーキハウスで。高倉健さんが行っていたステーキハウスなんだよ。

(外山惠理)へー!

(玉袋筋太郎)そこにはちょっと俺も行かなきゃいけねえっていうことでステーキハウスに行って。ステーキを食べて。そのステーキハウスひよこっていうんだけど、これがまたなんだろうね? 掘っ立て小屋みたいなところなのよ。8人ぐらいしか座れない。そこでさ、もう極上のヒレステーキをママと2人で食べて。

(外山惠理)ああーっ、いいなー!

(玉袋筋太郎)だけどそこね、老夫婦がやっているんだけど、俺のことご主人も奥さんも気づいてくれたんですよ。で、横が女性でしょう? その女性のことなんか知らないんだから。なんか俺がおねえちゃんを連れてね、豪遊しているみたいな……。

(外山惠理)まあ、そう見えますよね。

(玉袋筋太郎)見えるよね。で、ステーキを食べ終わって、「じゃあ新幹線に乗ろう」ってことで金沢駅でさ。まだ時間があったから待合室でママと2人で缶ビールを飲んでいたわけですよ。椅子に座って。そうしたらさ、カモフラのダウンを来た体のでっかい、なんかロシアのいちばん偉い人がかぶっている毛皮帽をかぶって、サングラスをした、もう北陸の帝王みたいなやつがいたんだよ。

(外山惠理)フフフ、うんうん(笑)。

(玉袋筋太郎)目が合ってグッと見たら、それが瀧なんだよ!

(外山惠理)本当に? へー!

(玉袋筋太郎)ピエール瀧。もうどこの北陸の帝王だ?っていう。「おめー、なんだ、バカ野郎! 瀧!」って。エリザベスと奥さんがいて。

(外山惠理)ああ、そうなんだ!

北陸の帝王・ウルトラの瀧

(玉袋筋太郎)で、俺と瀧、やっぱりそんなところで会っちゃったからさ。嬉しくなっちゃって。立ち話ですよ。「やった、お前! なんでこんなところで会っちゃうんだろうな?」って。で、奥さんにも「どうも! エリザベスちゃん、大きくなったね!」なんて話しているんだけど……どうも向こうの3人がさ、よそよそしいんだよ。なんかいつもの瀧でもねえし、いつもの、ねえ。

(外山惠理)そうか! 玉さんが連れている女性だ! 「なんなんだろう?」って。

(玉袋筋太郎)そう! で、「スナックの慰安旅行だよ!」って言っているにもかかわらず、なんかよそよそしくて。もうちょっとなんか話をすればいいのに、あの家族3人が俺たちを置いてスーッと出ていっちゃったわけ。

(外山惠理)あらあら。

(玉袋筋太郎)まあでも、「いやー、瀧に会えてよかったなー」って言って、電車に乗ったんだよ。新幹線。乗ったら瀧からLINEが入ってきて。「玉ちゃん、金沢で会ったことはラジオで言っちゃいけないやつだよね?」って来たの(笑)。

(外山惠理)フハハハハハハッ!

(玉袋筋太郎)愛人じゃねえっつってんだよ! なに気を遣ってんだよ! だからよそよそしかったんだよ、あの野郎。北陸の帝王!

(外山惠理)瀧さん、気を遣っちゃった(笑)。

(玉袋筋太郎)違うっつーの。本当に。よせよ! そんなこと、しないよ。

(外山惠理)へー! でもすごいですね。ばったり。

(玉袋筋太郎)ばったり。

(外山惠理)瀧さんたちは東京から来た感じだったんですか?

(玉袋筋太郎)いや、帰る時。なんかさ、瀧の方が新幹線の時間、俺よりも待ち時間が長かったんだよ。本当はあいつらの方が待合室にいたいはずなのに、俺に気を遣って。女と一緒だと思って。スーッと出ていっちゃってんだよ。悪いことしちゃったな、あれ(笑)。

(外山惠理)フフフ、瀧さん(笑)。

(玉袋筋太郎)あれ、ガラ悪いんだ。もう本当になんだ、これ?っていう(笑)。

(外山惠理)北陸の帝王(笑)。最高! 大きいし、目立つでしょう?

(玉袋筋太郎)目立ってた。バチバチバチッ!って。

(外山惠理)アハハハハハッ!

<書き起こしおわり>
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