吉田豪ともふくちゃん 根本凪と鹿目凛を語る

吉田豪ともふくちゃん 根本凪と鹿目凛を語る SHOWROOM

もふくちゃん(福嶋麻衣子)が『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと根本凪さん、鹿目凛さんについて話していました。

(吉田豪)僕がちゃんと虹コンと絡んだのって早稲田の学祭で。面白かったですよ、やっぱり他のアイドルの子とかと違って、くすぶり方のレベルが違って。アンケートが面白いんですよ。事前に取るアンケートとかが正直、他のアイドルとかは本当にもうスカスカな……「これをどういじれっていうの?」みたいなのが多い中で、本当にドス黒いというかドス暗いというか。大変なアンケートをいっぱい書いてくれて。「ああ、虹コンはやっぱりいいわ」ってその時に思った。いじりやすい。

(もふくちゃん)虹コン、いいんですよね。いま、1人1人がすごく面白くなってきているし。こうすればこうなるっていうのが見えている状態で自分も扱えてきているし。1人1人とそういう風にがっつりと話ができる立場になったから。それ以来すごいやりやすくなって。だからそれと同時に、「それと連動して」って言ったらおこがましいかもしれないけど、すごい人気が出てきたなっていう風に今年になってきてからすごい感じたんで。

(吉田豪)オーケンさんにまで届きましたからね。

(もふくちゃん)オーケンさん(笑)。まさか根本のGカップが届くとは(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハハッ! 「あの子、すごいね! すごいねー!」って(笑)。

大槻ケンヂと吉田豪 根本凪を語る
大槻ケンヂさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと根本凪さんについて話していました。

(もふくちゃん)「どこが? どこが? なにがすごいのかな?」って(笑)。根本も超大変だけど。あの赤ちゃんは本当に、もう。いちばん大変! 根本の世話が。

(吉田豪)赤ちゃん体質なんですか?

(もふくちゃん)「もう無理」みたいな。すぐに「もう無理」って言う。

(吉田豪)すごいですよね。インタビューでも言っていたけど、「トイレに行く」って言えないっていう。

(もふくちゃん)本当に根本は無の状態から育てたんですよ。もう本当に何も言えない。言葉も知らないみたいな赤ちゃんみたいな状態から引き取っちゃったから。

(吉田豪)ライブで漏らしそうになったんですよね?

(もふくちゃん)そう(笑)。「三角形♪」とか言いながら、だんだんだんだん後ろにはけてきて。「トイレ……」とかって(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハハッ!

(もふくちゃん)「いや、お前ちょっとそれはさすがに。いま、本番だぞ?」みたいな。本番中にトイレに行った人、はじめて見たって思って。すごいんですよ、あの人。

(吉田豪)言うに言えないまま始まっちゃって、「どうしよう、どうしよう?」っていう。

(もふくちゃん)根本凪は大物なんですよ。なんかこう、大物になる器があるのに極端に小さいハートを持っているからアンビバレンツなところがすごい……いや、でも本当によくわかんないですけど。よくわかんない時にメンタルを壊すんですよ。「いや、もうダメです……ちょっと今日、帰ります」って。「『今日、帰ります』じゃねえよ! 今日は帰っちゃ絶対にダメなんだよ!」みたいな時にスーッと帰っちゃうみたいな。

(吉田豪)僕とね、南波一海さんのイベントでソロライブをはじめてやってもらった時、もうずっと怯え続けて。ステージ上で泣き始めて。「なんで泣いているんですか?」って聞いたら「吉田さんが怖い……目の奥が笑っていない」って言われて(笑)。

(もふくちゃん)フハハハハハハハッ! めちゃくちゃ面白い(笑)。

(吉田豪)「イスで叩かれるってずっと思って来ました。怖い……」って(笑)。

(もふくちゃん)基本、男の人超怖いっていう。嫌いですからね。

(吉田豪)面白いですよね(笑)。

(もふくちゃん)そういう赤ちゃんの時から……電車に自分1人で乗ったことがないっていう状態から引き取って。

(吉田豪)ちょっとずつ常識を教えて。

赤ちゃん・根本凪

(もふくちゃん)「電車ってこうやって乗るんだよ」とか。「まず根本、山手線を覚えよう。山手線はぐるーりって一周している。だからもし間違ったとしても、ずっと乗っていれば大丈夫!」って。そこから教えて。で、携帯もまだ持っていなくて、はじめてお母さんに言ってスマホを持たせて。「スマホの使い方はこう。路線地図はこうやって見る」とか。電車が怖くて1人で乗れないから、ずっとスタッフと一緒に電車に乗って。現場に1人で行けないから、誰かがかならず迎えに行って連れて行くっていう。

(吉田豪)うわあ……。

(もふくちゃん)本当に赤ちゃんっていう状態。「よくこれが茨城に落ちてたな!」みたいな。それがねむちゃんが好きっていうので……不明、よくわかんないっていう状態で落ちていて。

(吉田豪)それは下着、買えるわけ無いですね。

(もふくちゃん)本当に。「下着ってなんですか?」っていう状態のところから、「ブラっていうのはこうだよ」「ああー」みたいな。茨城でしか服も買えなかったから。

(吉田豪)言ってましたね!(笑)。

(もふくちゃん)「茨城でしか服を買えない」って言い出して。「どうしたの? むしろ茨城に服、ないよ?」みたいな(笑)。「いやー、茨城にもearth music&ecologyはあります」みたいなことを言い出して。「いやいやいや、東京で服、買えや」っていうところから。すごいね、だいぶ成長をしたところを見るのが面白い。根本は根本で本当に頑張ってほしいんだけど、本当にメンタルがゴミのようなメンタルしているから(笑)。

(吉田豪)フハハハハハハハッ! 「ゴミ」って(笑)。

(もふくちゃん)ゴミメンタルしてる(笑)。単純にキャパが狭い。

(吉田豪)でもね、でんぱに入ってあの色で、ねむきゅんが辞めて。ねえ。これはもう、その位置に入るっていうことじゃないですか。

(もふくちゃん)そう。だからいろいろテンパってるんじゃない? すぐにテンパってるんだと思う。テンパってるくせにでも、「あれやりたい、これやりたい」とか言うっていう。だからよくわかんないですけどね。でも、すごく大物ではありますよ。

(吉田豪)この間の夏の魔物でひさしぶりにでんぱのメンバーといろいろと話して。新メンはいなくて、オリジナルのメンバーというか、あの人たちとメシを食いながらしゃべっていたんですけど。うん。面白かったですよ。

(もふくちゃん)あの人たちは面白いよ(笑)。

(吉田豪)そして、まあぺろりん先生(鹿目凛)がいかにヤバいかっていう話を……。

(もふくちゃん)アハハハハハッ!

(吉田豪)「あの子は本物!」みたいな(笑)。

(もふくちゃん)ぺろりんは本物。ぺろりん、本物じゃん。どう見ても。

(吉田豪)本物ですよ(笑)。

本物・ぺろりん先生

(もふくちゃん)ぺろはもう何も言うことないですよ。そのままどうぞ、みたいな。ぺろは中森明夫も認める本物だから。

(吉田豪)僕、入る前から言っていましたもん。「彼女、かなり本物だから。入ったら大変だと思いますよ」ってねむきゅんに言っていて。

(もふくちゃん)でもまあ、いいじゃん。別に。勝手にやってもらえば。だからまあぺろりん先生はぺろりん先生。「先生!」っていう感じで。

(吉田豪)まあ、いわゆる空気を読む能力のない病の人ですからね。

(もふくちゃん)そうそう。最高じゃん。空気を読まないっていうのは私、結構アイドルにとっては必要なのかなって思うよ。やっぱり強いじゃん。メンタル。

(吉田豪)強いです、強いです。

(もふくちゃん)だからすごいいいなと思っていて。まあぺろりんは勝手にやっていればいいし。根本は根本でそのぺろりんとまったく真逆の存在じゃない? それはそれでぺろりんにない部分を補いつつ、虹コンにも面白い要素を持ってきてくれるから。まあ彼女が育っていってくれればいいけどね。まだ本当に赤ちゃんなので(笑)。

(吉田豪)フフフ(笑)。赤ちゃん。

(もふくちゃん)本当に赤ちゃん。あんな赤ちゃん、いないよね。

(吉田豪)(コメントを読む)「無自覚な大器」「ねもちゃんちょっと暗いから、大事にして」。

(もふくちゃん)暗いの、知ってるよ。「暗い」っていう感じでもないんだよね。そう。

(吉田豪)(コメントを読む)「そのイベント、面白かった」。フフフ、泣いたやつね(笑)。泣いたのにみんなやられて、僕らがその後普通にトークをやっているのに、みんなが無銭接触の方にがっつきに行ったの、覚えてますよ(笑)。

(もふくちゃん)(コメントを読む)「虹コンかりん様が大器だよ」。そう。的場(華鈴)は本当にね、えらいアイドルですよ。えらすぎて、1人でがんばりすぎちゃうみたいな。本当にでも、リーダーとか虹コンのことを考えるみたいなことがすごいできるから。みりんちゃんみたいに育っていってほしいなって思うんだけどね。みりんちゃんみたいな冷めた感じはないから、たぶんまだいろんなことに傷ついちゃうから。

(中略)

(吉田豪)(コメントを読む)「ぺろりんの話をもっと聞きたい」。そこにニーズがあるんだ。

(もふくちゃん)そうなんだ(笑)。そこにニーズ、あります? ぺろりん先生はもう勝手に……私がいなくても勝手にやりますよ。本当に。そういう人だから安心していますけどね。

(吉田豪)僕、仕事では接点が実はないんですよ。TIFで会ったぐらいで。でもTIFで会った瞬間に「おおう……本物!」って。

(もふくちゃん)本物よ。

(吉田豪)ちょっと話しただけで思いましたよ。

(もふくちゃん)いや、ぺろちゃんもねもちゃんも本物よ。そういう意味では。

(吉田豪)本物ですね。あの、そういう意味では「エリートを入れたな」って思いましたよ。根本さんも共演して「うわあ……ある意味、本物」って(笑)。

(もふくちゃん)あいつは本物。根本は本物。うんうん。

(吉田豪)そう。だからああいう新メンを入れるのもいろいろと大変じゃないですか。あの2人を選んだのはわかるとは思うんですよ。

(もふくちゃん)あれしかないよね。

(吉田豪)グラビア対応もできる本物が2人っていう。

(もふくちゃん)(コメントを読む)「本物とは?」っていう質問があるけど……。

(吉田豪)「本物」とはなんだろう? 言い換えると……。

(もふくちゃん)「演じてない」。

(吉田豪)「演じてない」。あと「一般社会には馴染みづらい」。

(もふくちゃん)馴染みづらい。絶対に無理。芸能以外は無理。で、演じていない。うーん……本当、だから無理していないっていうかな、なんだろう? 言い方が難しい。

(吉田豪)たぶんまあね、言い方を変えちゃうと、発達障害的な何かの可能性が高いっていう(笑)。

(もふくちゃん)ちょっと、やめてよ(笑)。そこまで踏み込んでないよ、私(笑)。

(吉田豪)けど、それがこの世界ってプラスになるじゃないですか。全然。

(もふくちゃん)でもそういう意味だと全員、病名がつきますよ。今日、話に名前が出たアイドルは絶対に病名つきますよ。全員! 全員、絶対に病名はつきますよ。でもそんなの、現代だったらそういうちょっとした性格の癖とかも病名がつきますよ、みんな。「薬、飲んだ方がいいじゃん」って私だって思うもん。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(もふくちゃん)でも、なんかアイドルが薬になっているようなもので。それがさ、求められたり、ファンの人の心にないものを埋めていったりするから、それがいいんじゃない? だからみんな、もうちょっとちゃんと応援して。

(吉田豪)フハハハハハハハッ! みなさんの応援が必要!

(もふくちゃん)うん。みんなの応援が必要。あんまりだからメンバーに説教とかしないで。本当に。みんな本物なんだから。

(吉田豪)なんなんですかね? あの説教オタね。

アイドルに説教はしないでほしい

(もふくちゃん)説教しないで。「昨日のあれはよかったけど、今日のあれはよくなかった」みたいなことを言うと本当にね、ひとつもいいことないから。

(吉田豪)「いいことだけ言ってあげよう!」っていうね。

(もふくちゃん)いいことだけ褒めていてあげれば、人は伸びるから。悪いところは私がみなさまのかわりに怒るんで。説教は本当にしないでください。

(吉田豪)よくあるんですよ。オタが「悪いことを言えるのは俺ぐらいだ」みたいな感覚で。

(もふくちゃん)「なんかー、今日喉の調子悪かったね」みたいな。ドヤ顔で言うやつ、本当に言わないで! 嫌われるだけだから。絶対に。そんなの、みんなわかっているし。

(吉田豪)「ちょっと顔のコンディション、今日よくないんじゃない?」とかね(笑)。

(もふくちゃん)それね、みんなわかっているし。

(吉田豪)「髪型、失敗してない?」とかね、言っちゃダメ、言っちゃダメ!

(もふくちゃん)それは私たちが言うことなんで。みなさんは本当に言わないであげて。もうすごく傷つくから。思春期の女の子の傷つきやすさって本当に半端じゃないですよ。もう薄いガラスをあなたたちはパーン!ってやっているのと同じですから。すっごく大切に扱って。花だから。蝶よ花よと、「美しいな、きれいだな、かわいいね、素敵だね」って水をずっと与え続けていれば、絶対にいつか花が咲くんで。安心して……本当に説教だけはしないでって思う。

(吉田豪)僕らの仕事は水をあげて愛でることだけっていうね。

(もふくちゃん)本当にそう思う。だから辛いこととか言いにくいことは私がかわりに言っているんで。裏で。勝手に。それだけですごくみんなはたぶん傷ついているし、いろいろと思っていうことはあるから。私はそれを上手く言うから。だからかわりに褒めてあげて。

(吉田豪)いいこと言ってる、いいこと言ってる(笑)。

(もふくちゃん)私はさ、言いづらいことあるよ。褒めるっていうのも、全員に毎回褒めるっていうのは難しいけど、みんなは全員に褒めることができるわけじゃん。握手しておけばね。そういうのをやってほしいよ、本当に。

(吉田豪)うん。

<書き起こしおわり>

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