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METEOR 宇多丸に最新作『悪霊退治』を語る

METEOR 宇多丸に最新作『悪霊退治』を語る ラジオ
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METEORさんが『アフター6ジャンクション特別編・徹夜で夏期講習 in下北沢』に飛び入り参加。最新作『悪霊退治』について宇多丸さんらと話していました。

(METEOR)すっごい20代の頃は(仕事が)苦痛で苦痛でしょうがなくて。「ラップで食っていきてえ」とか思っていたんですけど……でも、いまでもラップで食っていきたいです、宇多丸さん。フックアップしてください!

(宇多丸)えっ、フックアップ? ああ、まあまあ……できる限りは。

(METEOR)宇多丸さん、RHYMESTERのレーベルで出したいです!

(宇多丸)ああ、レーベルね。あんまりね、いま他のことをやっているんですけども。わかりました。相談しています。METEOR、みんな大好きなんでね。

(METEOR)RHYMESTERのレーベルからね。

(古川耕)METEORくん、でもいま曲を作っているって?

(METEOR)曲を……下北沢に住んでいるラッパーがいて。そいつもどこかで聞いていると思うんですけど。『悪霊退治』っていう曲を作っているんです。それは『地獄先生ぬ~べ~』みたいな曲とか『うしろの百太郎』みたいな曲を作ったら子供たちに受けるのでは?って。

(宇多丸)前からそういうの、好きだもんね。

(METEOR)そうなんです、そうなんです。「霊を倒す」っていう曲を作ったら、子供たちに受けるんじゃないかな?って思って。僕たちのアルバムには『悪霊退治1』から『5』まで入っています!

(宇多丸)えっ、それは話が続き物になっている?

(METEOR)続き物です。だから『4』ぐらいでピンチになってくるんですよ。

(宇多丸)ちゃんとストーリーになっているんだ。

(METEOR)はい。『1』から『2』までは1バースで倒せるんですよ。「敵が来る、倒す、あいつザコ!」みたいな感じなんですけど『3』ぐらいから怪しいことになってきて。もう最初、1バース目でやられちゃって。2バース目で俺が助けに来て……とか。逆のパターンもあるし。ちょっと少年ジャンプだったら2話とか3話続くやつになっちゃってきて。だからそろそろ宇多丸さんが出てきて、助けに来てもらわないとしょうがないんじゃないかな?って思って。

(宇多丸)ああ……助っ人がね。やっぱりあるよね。本当に危ない時はありますから。

(METEOR)でも『うしろの百太郎』に船越っていうやつが出てくるんですけど。彼は結局、心霊懐疑派の教授みたいなのがいて。「心霊や霊は嘘だ!」っていう人に「霊は本物だ」っていうことを伝えるために自殺しますから。

(宇多丸)えっ!

(METEOR)結構殺伐とした話で。

(宇多丸)急に全然関係ない話が出てきた! まあ、そんぐらいの。

(METEOR)だからね、世の中暗いなと思って(笑)。

(butaji)フハハハハハッ! そんな話だった?

(宇多丸)世の中の話じゃないよ。百太郎の話だよね。まあ、とにかくそういう続き物の……でも、なかなかそういうのは新しいタイプのね。

(METEOR)『1』から『5』まで入るっていうのはなかなかないと思うんですよ。

(宇多丸)えっ、『5』で完結するの?

(METEOR)それがまた、続くんですよ。

(宇多丸)ああ、そこもまた少年漫画っていうかね。

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少年漫画的な展開

(METEOR)ただ、本当に申し訳ない話、アルバムっていうのは5曲じゃあ成立しないため、4曲ぐらい関係ない曲が入っています。

(宇多丸)だったらあと4曲、関係あるのにすればすげえコンセプトアルバムになるじゃん!

(METEOR)でもやっぱりスタジオを借りるのにお金がかかってしまって。結構僕がこだわり派で。そのCHIN-HURTZっていうやつが「もういいだろ。どうでもいいだろ?」っていう。

(宇多丸)「どうでもいいだろ?」(笑)。

(METEOR)で、僕のことはリスペクトしてくれているんですよ。一応宇多丸さんのラジオとかに出ているのも知っているし。だから「あなたはもう有名だから、いいだろ?」っていう感じで。「いや、そんなに有名じゃないよ」って言っているんですけど。「だからいればいい」っていう感じで。だから僕、インストゥルメンタルっていうトラックの間にセリフを入れているだけです。

(宇多丸)ああ、もう時間がなくなっちゃったから?(笑)。

(METEOR)一応韻は踏んでます!

(宇多丸)そんなこと言われて、これから聞く方の身にもなってくれ!

(古川耕)「韻は踏んでます!」って(笑)。

(METEOR)だから僕が期待しているのはもしかしたら、アメリカの本物のラッパーですら考えつかないようなリズム感が生まれている可能性がある。なぜなら、モノマネじゃないから。

(宇多丸)まあ、まあね……いま、そんなポジティブな話だっけ?

(METEOR)ああ、そうですね。一文字しか踏んでないし。アメリカの人って本当にちゃんとしているんですよ。めちゃくちゃ計算もしていて。

(宇多丸)まあ、踏まない人もいるからね。中にはね。

(METEOR)いるでしょうし。ただ、そのリズム的な、歌唱力的にはめちゃめちゃすごい自分で……よく、アメリカの人はなにも考えてねえや。あいつら、バカだからさみたいな意見はあるけど、めちゃめちゃ考えていると思うんです。だけど、俺は本当に何も考えてないんです。だから奇跡的に、すんごい上手いかもしれないんですよ。

(宇多丸)そんな志で新しいものを生むな!(笑)。

(METEOR)で、彼(butaji)は僕の最高傑作です!

(宇多丸)えっ? あなた、いろんな人にそれ、言ってませんか? PUNPEEにもそれ言っているじゃないですか。

(METEOR)PUNPEEも。すごい最高です。

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「PUNPEEは僕の最高傑作」(METEOR)

(宇多丸)しかもなんか話がいつの間にか有耶無耶にされている感じがしますけども。

(METEOR)いやー、もう本当にすいません。

(宇多丸)でも5曲でよくない?

(METEOR)5曲でいいんですけど、やっぱり5曲っていうテイじゃあアルバムにならないっていう……。

(宇多丸)いや、いまはもうボリューム関係ないよ。(カニエ・ウェスト『ye』など)曲数が少なくても「アルバム」って言っていたり、すげえ入っているのに「EP」って言っていたり。全然あるよ。

(METEOR)じゃあ5曲でアルバムにします! 買った買った!

(古川耕)やったー! 5曲でアルバムだ!

(宇多丸)大丈夫! たぶんその方がコンセプトが絞れていいと思うよ。

(METEOR)わかりました。『悪霊退治』、5曲でアルバムにします。

(古川耕)アルバムが出たら、また出てきてくださいね。

(METEOR)すいません!

<書き起こしおわり>

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