プチ鹿島 自民党総裁選・怖い話を語る

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プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で自民党総裁選についてトーク。新聞各紙が報じる総裁選の怖い話を紹介していました。

自民党総裁選―権力に憑かれた亡者たち

(プチ鹿島)怖いよ。だから今日、オープニングはこれ(船田元議員・東京五輪サマータイム導入提言)をお話したので、実は最近新聞を読んでると、怖い話がどんどん……まるでこのお盆休み、ちょっとみなさんに冷えてもらうために、せめて酷暑ですからゾッとしてもらうために、冷えてもらうためにね、怖い話を特集してんのかな?っていうぐらい取れ高があるんですよ。

プチ鹿島 船田元・東京五輪サマータイム導入提言を語る
プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で東京オリンピックを2年後に控える中、酷暑対策として検討されているサマータイム導入について賛同した船田元さんの提言について話していました。 ...

(塩澤未佳子)そうですか……。

(プチ鹿島)じゃあ、まず怖い話特集。ちょっと行くよ。暑いから、せめてこの特集で。いいですか? じゃあ、行きます。最初。8月12日……朝日新聞。これ、総裁選の記事なんですけど、石破さんと安倍さんが一騎打ちの様相を呈してきましたね。総裁選っていうのやっぱり相手をいかに潰すか。まあそういうえげつない、だからこそ僕は子供の頃から見てきていて。「政策も大事ですけど、そこでどう振る舞うか?っていうことで人としての器が見れるんだよ」っていうのがあると思うんですよね。

これ、朝日新聞にこんな記事が載ってたんです。まず、総裁選っていうのはみんなで手を挙げて出たい人で論戦を行うんですけど。野田聖子さん。推薦人が足りない。一生懸命集めている。すると……読みますよ。「立候補に意欲的ながら、推薦人集めに難航している野田聖子総務相に近い議員は、首相周辺から接触を受け、『野田さんを推薦するという話があるが、傷がつきますよ』と告げられた」。怖いですねー!

(塩澤未佳子)怖いっ!(笑)。

(プチ鹿島)怖いですねー! 怖いです、怖いです(笑)。これ、さらに続きますよ。今度は石破さん陣営。石破さん陣営を会竹下派の派閥が支持するっていう話になったんですが、それをまとめていた吉田(博美)参院幹事長っていうのがいるんですよ。で、その吉田さんの右腕的存在である石井(準一)さんに電話が入ったっていうんですね。ちょっと読みますよ。「吉田氏の右腕的存在である石井参院議員に首相に近い党幹部から電話があった。『石井さん、来年選挙ですね。潮目が変わるかもしれないね。吉田さんにも伝えておいて」。石井氏は来年夏の参院選で改選を迎える。電話は総裁選で石破氏の支持に回れば党の支援に差をつけるとも受け取れる内容だった」。怖いですねー! これね!

(塩澤未佳子)アハハハハハッ!

(プチ鹿島)もうこういう電話が頻発しているらしいですよ、これ。怖いわ、これ。8月12日の朝日新聞です。で、8月12日がまた取れ高があってね。まだあるんです。次、8月12日、読売新聞。「麻生氏、石破氏批判」っていうのがあって。こちらがですね、石破茂さんについて「派閥をやめようと言ったのは誰だ? 派閥を解消しますと言って無派閥の会を作って、それを石破派に変えた。言ってることとやってることが違う」。これ、はっきり言って石破さんに関してはすごくアキレス腱と言うか、言われたら耳が痛いところなんですよ。そもそも無派閥だった。無派閥でやろうって言ってるのに、それを派閥にして石破派になった。しかも、石破派を作ったのは前回総裁選で安倍さんが当選した翌日だったんです。たしか。だからなんでそんなチキンなことするの?っていうので僕も散々言いましたよね。じゃあ派閥を作るんだったら、もう安倍さんともう総裁選で派閥で戦えばいいじゃないかっていう。

ところが、派閥を作ったので石破さんは相変わらずそこはアキレス腱なんですね。だからこれ、麻生さんはツッコミとしては筋が通ってるんです。ところが、こちらに行きますよ。8月12日、毎日新聞。今度は麻生さんがこんなことを言ってるるんです。今度は岸田さん。出馬はしません。安倍さんを応援するって言った、そんな岸田さんについて麻生さんがこんなことをおっしゃっているんです。(麻生氏のモノマネで)「『安倍にやってもらうのが国益に沿うから出馬しません』。俺が岸田ならそう言って辞退するね。この間の辞退の仕方は何だ? 理解ができないよ。話にならない。面と向かって文句を言った」と批判した。これ、怖くないですか?

(塩澤未佳子)フフフ(笑)。

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出馬回避の岸田氏

(プチ鹿島)岸田さんからは、岸田さんとしたらやっぱり今回安倍さんを応援することによって次に禅譲を期待するっていう、まあ呑気なことを言ってるわけですよ。で、出馬をやめた。やめたやめたで「遅えよ!」って言ってるわけですよ。だからこれもやっぱり権力闘争で、麻生さんとしては最初から安倍さんを支持してるから、「いまごろ来たって遅えよ!」っていう、そういう意味なんです。で、もっと怖いのは、その岸田さんが不出馬会見をした時に「昨日、安倍さんに電話をして伝えた」って言いましたでしょう? そしたら次の日、菅官房長官が「そんな事実はない」って言うんですよ。これ、怖いですね!

「昨日、安倍さんに会ってお伝えした」って言っているのに、「安倍さんと岸田さんは会っていない」って事実を否定されて。さらに怖いのは岸田さん、その後に何の反論もしてないんです。これ。ねえ。怖いですね~。怖いですね~。次、行きます。8月12日。毎日新聞。

(塩澤未佳子)また8月12日。

(プチ鹿島)8月12日。この間の日曜日。だから怖い話の取れ高があったんです。で、石破さんが今回、出馬を表明しましたよね。その時に記者会見で「正直で公正な政治」を掲げたという。すごいですね。学級会みたいですよね。いま、もう「正直で公正な政治」が求められているんだっていう。俺、どこの小学校の話かな?って思ったんですが、これがいま結構「そうだ!」っていう声もあるわけですよ。

(塩澤未佳子)だからいま、そういうことになっちゃったっていうことですよね。

(プチ鹿島)そんな時、ここです。いいですか。読みますよ。「政治姿勢焦点化を警戒」ということで。「総裁選で首相の政治姿勢に焦点が当たれば、地方の党員を中心に首相への批判票が石破氏に流れかねないと首相サイドは警戒している」。これ、意味わかります? 総裁選で首相の政治姿勢に石破さんの思惑通りにスポットが当たれば、地方票は石破さんに流れる。それを首相サイドは警戒しているっていう記事なんです。どういうことか分かりますか? つまり石破氏が言っている「正直で公正な政治」っていうスローガンは否定してないんですよ。

(塩澤未佳子)ああーっ!

(プチ鹿島)つまり、そこを言われると地方票は石破さんに流れちゃうから、そこを焦点にされるのを首相サイドは警戒している。怖いですね。だから「正直で公正な政治」「何を言ってるんだ? 正直で公正な政治、やってるじゃないか!」って言うんじゃなくて、「おい、そこを言われたら、たまんねえぞ」っていう。「石破、『正直で公正な政治』とか言うなよ」っていう。

(塩澤未佳子)うわーっ!

(プチ鹿島)(小声で)これ、なかなか怖い話ですよ……。8月12日、取れ高がね。じゃあ、こちら産経新聞に行きましょうか。8月12日。これ、安倍さんの言葉が載ってますね。読みますよ。「6年前は谷垣総裁の出馬断念があった。今回は『ヨーイドン!』で新しく総裁を選ぶのとは違う。現職がいるのに総裁選に出るというのは現職に辞めろと迫るのと同じだ。首相は最近、周囲にこう語っている」。これ、もう総裁選の意味合いを全否定ですよね。これ。「現職がいるのに総裁選に出るって言っているのか? それは辞めろって言っているのと同じだぞ!って……これ、なかなかおかしい話ですね(笑)。

で、実はその総裁選の意義というものに関しては、7月26日の日刊スポーツ。政界地獄耳という辛口コラムがあるんですが、その時に岸田さんを「岸田には期待しない」っていう。「禅譲とか言ってるなんて、なんだ? あなたは」っていう。というのは、つまりこう書いてるんです。総裁選を権力闘争の場でしかないと思っていないか? 岸田さん、あなたは。いや、そうじゃないですよ。総裁選は党内の多様な政策や価値観、首相とは違うリーダーシップのあり方を示し、その人材が多様で豊富なこと、議論を尽くすスタイルに意味がある。次世代リーダーのお披露目の場でもある。それが総裁選なんだ。自民党の総裁になるっていうことは、総理大臣なるということだから、政策論争を戦わせて、いろんな人材がやるよ。じゃあ俺が党では今度、この人を総裁にするんだ。言論で勝ち上がれ!っていう。

それがたしか、僕が子供の頃から見てる……野次馬で見てましたけど。権力闘争とか言ってましたけど。でもやっぱり、政策論争はありましてたよ。だって石原慎太郎さんなんて、派閥の長でもなかったけど、「やっぱり俺は出たい!」って言ったら推薦人を他派閥から借りてきたりね。「じゃあ、あいつを出させてやろうじゃないか。そのかわり、政策論争をしろ!」って。で、負けたけど堂々と、最後は「バンザイ、バンザイ!」で次の総裁を応援するっていう。そういうのを僕は見てきたんですよ。だけども、いままでの怖い話をつなげて考えてみると、もうその場で政策論争するとか、いろんな多様な価値観をぶつけ合うっていうんじゃなくて、「出るな!」って言ってるんですよ。これ、僕の知っている総裁選じゃないですよね。これ、本当に怖い話ですよ。

(塩澤未佳子)いつの間にそんなことに……。

総裁選の変化

(プチ鹿島)電話がかかってきて。「あなた、来年参院選ですよね? へー、そうですか。潮目、変わるかもしれませんよ」って。まあ、こんな脅しはないですよね。つまり、いまはほら、党が力を持っていますから。小選挙区ですからね。特にあの衆院とか。だから党のバックアップを受けないと、苦戦するわけですよ。そういうので電話がくるわけです。これはちょっと良くないですね。だからもう、みんなで……野田さんでも何でもいいですよ。出て、自民党はこんなに人材が豊富なんですよ!って。で、憲法とか、何でもいいですよ。論戦を戦わせればいいじゃないですか。

(塩澤未佳子)それが選挙じゃないですか?

(プチ鹿島)だけど、言うことを聞かない石破さんだけがいま、出れちゃうっていう。で、石破さんも「干されるのを覚悟してます」みたいな。なんかちょっと僕が見ていた景色と違うなと思ってね。たまたまその怖い話が8月12日に。その電話の話とかね。これは紹介していくしかないなと思ったんですけど。だから僕は石破さんが出て、「じゃあがんばってほしい」とか、そういうことじゃないんですよ。より出たい人は出て、論戦を戦わせればいいじゃないですか。別に現職を辞めろって言って出るとか、そういうことじゃないじゃないですか。だから竹下派の竹下亘さんとかはやっぱり新聞を見るとなんで石破さんを支持するのか? 「いや、自民党総裁選の話だったら別にいいだろう?」って言うんですよ。「安倍さんが勝つ、それはいいだろう。だけど、ほとんどの国民は自民党員でもないし、来年の参議院選。みんな、安倍圧勝で行って、それでいまの世論調査のまま行って、これ不評だったらどうすんだ? それよりは、『私たちは石破さんを応援していた」っていう……ひとつのアリバイ、生き残り政策ですけどね。俺、そっちの方が多様な考え方でいいと思うんですよね。

(塩澤未佳子)それさえできないなんて……。

(プチ鹿島)だからむしろ、それが怖いからみんな……「いや、お前もだって俺に乗ったよね?」っていう。それを作りたいからいま、圧勝にこだわってるかもしれないんですけどね。来年の参院選でもし負けた時にね。でもな……って。

(塩澤未佳子)でもそれってすっごい、もう中の中でのお話になっちゃっている。

(プチ鹿島)でもこれから総裁選が近づくにつれてね、僕は新聞を読む楽しみっていうのはこういう内幕ばらしがポロポロ出てくるのが楽しみなんですよ。こうやって怖い話でエンタメ化もできますしね。というわけでございまして火曜キックス、スタートです!

<書き起こしおわり>

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