小倉弘子『ジェーン・スー生活は踊る』一時卒業・産休入りを発表する

小倉弘子『ジェーン・スー生活は踊る』一時卒業・産休入りを発表する ジェーン・スー 生活は踊る

小倉弘子さんがTBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』の中で出産のために番組を一時卒業、産休入りすることを発表していました。

(ジェーン・スー)ところで、今日11月1日でございますけど。私はこの日をずーっと待っていた!

(小倉弘子)お待たせいたしました。

(ジェーン・スー)お待たせいたしました。さあ、いまラジオの前に座っているみなさん。ちょっと古い言い方で言うと、耳の穴をかっぽじってですね……。

(小倉弘子)奥歯をガタガタさせて。

(ジェーン・スー)いや、違う違う違う。そうじゃない。そういうことではない。小倉さんよりご報告があります。

(小倉弘子)すいません。番組冒頭からお時間を頂戴します。私ごとではございますが、今月いっぱいでこの『ジェーン・スー生活は踊る』を退くこととなりました。スタート当時から本当にみなさん、お付き合いをどうもありがとうございました。なぜ退くのか?

(ジェーン・スー)そこだ!

(小倉弘子)はい。私、本当に私ごとなんですけども、新しい命を授かりまして。

(ジェーン・スー)うわっ、ちょっと芸能人っぽい、それ! おめでとうございます!(拍手)。

(小倉弘子)会社員、会社員(笑)。

(ジェーン・スー)「新しい命、授かっちゃった」系!

(小倉弘子)はい。43才、私もびっくり。夫がもっとびっくり。

(ジェーン・スー)じゃあ、あの「3人目を……」っていうことではなかったんですね?

(小倉弘子)あの、2人目をがんばってがんばって、いろんな気持ちを削りながらもやっと授かったので、もうきっとできないだろうと思っていたら、コウノトリが不時着しました。

(ジェーン・スー)不時着しましたか(笑)。あの、びっくりしました? 気がついた時。

コウノトリが不時着

(小倉弘子)いやいや、本当に。ちょっと毛穴がザワッと開いたような。でも、私以上に夫が腰を抜かしておりまして。「学生!?」っていうぐらいに(笑)。

(ジェーン・スー)アハハハハッ!

(小倉弘子)「うええええ~っ!? マジで?」っていう。

(ジェーン・スー)なるほどね。彼女が妊娠しちゃった人みたいになっちゃったんだ。

(小倉弘子)そう。学生時代の。

(ジェーン・スー)「もう2人、(子供が)いるだろ?」って(笑)。

(小倉弘子)そうそうそう(笑)。まず、お伝えしたところ、「誰が?」って聞かれましたね。

(ジェーン・スー)アハハハハッ! 「他に誰がいる?」と。

(小倉弘子)いや、だから「私が……」って言ったら、「マジで!?」って。彼は椅子から腰が浮いていました。そんな45才夫、水内猛と私、43才。小倉弘子の間に3人目の子供がいま、お腹の中におります。

(ジェーン・スー)そうなんですよ! 小倉さんね、スレンダーだから写真で撮っても上半身だけだと全然わかんないんですけど。もういまね、お腹ポンポコリンですもんね。

(小倉弘子)はい。もうつま先がそろそろ見えなくなりつつあって。もう地面が遠い。

(ジェーン・スー)唯一いま、私よりも腹が出ているのは小倉さんだけですよ。もう。

(小倉弘子)おへそもかろうじて形があるかな? ぐらいですね。

(ジェーン・スー)予定日はいつぐらいなんですか?

(小倉弘子)1月下旬となります。

(ジェーン・スー)ねえ! あっという間だね!

(小倉弘子)まさに駆け込み(笑)。

(ジェーン・スー)駆け込んだねえ!

(小倉弘子)まあ、ということになりまして。で、この番組についてはリスナーのみなさん、ご心配なく。あの! あの! 長峰由紀大アナウンサーがバトンを引き取ってくださるということで。私が荒らしたこの地を、きれいに整えてくださって。

(ジェーン・スー)どうかな?

(小倉弘子)踊りやすい……ウルフダンスを見せていただけるかと思います。

(ジェーン・スー)まあ、タイガー&ドラゴンならぬ、タイガー&ライオン、そしてウルフ。もう強すぎてなんだかわからない。

(小倉弘子)最強の水曜日(笑)。

Daryl Hall『Dreamtime』

(ジェーン・スー)本当に小倉さん、ありがとう。これで私と小倉さんを足して2で割って、行けたんじゃない? 出生率、超えたんじゃないの?

(小倉弘子)フハハハッ! そうね。スーさんにお伝えした時に、「じゃあ、その子は私の分」って言っていたから(笑)。

(ジェーン・スー)そうそう。「どれぐらい、小倉さんに納税すればいいの、私?」って(笑)。

(小倉弘子)もうその笑顔で十分でございます。

(ジェーン・スー)あの、戻ってくるかどうかが心配って方、聞いている人にたくさんいると思うんですけども。

(小倉弘子)ああ、もうありがたいお話。あの、私自身もこの番組、本当に大切ですし、愛情を持って接していたので戻りたい気持ちを持って、この世に1人送り出して帰ってきたいと思ってはおります。

(ジェーン・スー)なるほど。だからなかなかここでね、こういうことって事前に約束できないじゃん。だからそこは「気持ちがある」というところで、いま私たちスタッフも含めてもう十分というか。いま目指さなきゃいけないことは、元気なお子さんをポーン! と。

(小倉弘子)ポーンとね。

(ジェーン・スー)すごいね!

(小倉弘子)うん。いま動いてる。

(ジェーン・スー)だって家族がさ、またここに来て形態が変わるって、すごくない?

(小倉弘子)そうですね。

(ジェーン・スー)ねえ。

(小倉弘子)うん。ちょっと想像がいまつかないです。またゼロからのスタートか……っていう。

(ジェーン・スー)いや、楽しみだね。全部捨てちゃってない? 乳母車とかそういうの。

(小倉弘子)ええとね、ほぼ捨てました(笑)。

(ジェーン・スー)アハハハハッ!

(小倉弘子)妹にも電話をしました(笑)。

(ジェーン・スー)そうですよね。回収、回収! ラジオを聞いてらっしゃる小倉さんからなにかしら新生児の物を受け取った方。大至急、返品! よろしくお願いします。

(小倉弘子)ありがとうございます(笑)。お届けしておりますのは1986年の曲。ダリル・ホールで『Dreamtime』です。

(ジェーン・スー)というわけで小倉さん、おめでとうございます! 日々の仕事や家事、育児。病気療養や介護。そして、小倉さんと同じようにいま妊娠しているという方もいらっしゃると思います。それぞれの生活を送るみなみなさま、今日も午後1時、番組の最後までお付き合いよろしくお願いします。

(小倉弘子)お願いいたします。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました