宇多丸と高橋ヨシキ スターウォーズ初心者が見るべき順番を語る

宇多丸と高橋ヨシキ スターウォーズ初心者が見るべき順番を語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

宇多丸さんと高橋ヨシキさんがTBSラジオ『タマフル』の特集、『月刊わたしのスターウォーズ』で、リスナーからのスターウォーズの素朴な疑問に回答。スターウォーズ初心者におすすめの、エピソードを見る順番について話していました。

(ダースレイダー)(投稿メール)『僕はまったくと言っていいほどスターウォーズ初心者なので、正直、これまでの「わたしのスターウォーズ」シリーズはお二人とゲストの方が何を話しているのかわかりませんでした』。

(宇多丸)(笑)。本当、すいません!

(ダースレイダー)(投稿メール)『しかし、「スターウォーズ フォースの覚醒」の公開が近いいま、もう泣き言を言っている場合じゃない!と思い、スターウォーズを見ることにしたのですが、4、5、6-1、2、3と見るか、1、2、3-4、5、6と見るかで迷っています。また、J・J・エイブラムスのフィロモグラフィーから見て、「スターウォーズ フォースの覚醒」にはどれくらい期待をもって臨めばいいのか?お二人の意見をぜひ聞かせてもらえると幸いです』と。

(宇多丸)まず最初の質問は、これはもう明快ですよね。

(高橋ヨシキ)宇多さんはどう思いますか?

(宇多丸)ちょっと待って下さい・・・

(ダースレイダー)探りあいが始まってるじゃないですか(笑)。

(宇多丸)前、ヨシキさん、これ似たようなあれでさ。『それは、もう4、5、6ですよ』っつって。

(高橋ヨシキ)うん。でも、1、2、3も入れた方がいいんでしょ?俺、考えたんですよ、それ。4、5、6。4、5、6。1、2、3、4、5、6。

(一同)(爆笑)

4、5、6。4、5、6。1、2、3、4、5、6

(宇多丸)ああ、4、5、6を2周してからの。暗号だよね。まあでも、そうかも。

(高橋ヨシキ)そうすると1、2、3もより楽しいと思うんですよ。だから1、2、3ができるまで、4、5、6から20年ぐらいあいてるじゃないですか。だからその分を補うためにも、4、5、6。4、5、6っていうのをできるだけやってから、1、2、3、4、5、6。

(宇多丸)なんか、ダンスステップみたい(笑)。4、5、6。4、5、6って(笑)。まあ、それはまったくそうかもしれませんね。まあでも、とりあえずはっきりしているのは1、2・・・ってついているからって、1から見る愚行は、絶対にお避けください!としか言いようが。

(ダースレイダー)初めてってことですもんね。初めて見るのに対して1っていうのはハードルが高いっていうことですもんね。

(宇多丸)ちなみに、別に最低限4、5、6見ておけば、はっきり言って1、2、3はいらないです。

(ダースレイダー)1、2、3はその答えに対する質問を見せてくれているみたいな。

(宇多丸)うん。1、2、3は4、5、6の答え合わせをしているだけだから。7に関してはぜんぜん、なんの影響もないはずです。

(高橋ヨシキ)そうですね。オープンになってますからね。そっちは。

(宇多丸)なので、時間なかったら4、5、6で大丈夫。

(ダースレイダー)4、5、6で7を臨めば。

(宇多丸)4、5、6。4、5、6。4、5、6、7っていう(笑)。

(高橋ヨシキ)でもだから、4、5、6。4、5、6を何回かやって、その後に1、2、3は俺、ぜんぜんありだと思いますね。

(宇多丸)はいはい。

(ダースレイダー)1、2、3の後、でも4、5、6で終わってほしいと。

(高橋ヨシキ)で、1、2、3を見てから、すぐ4、5、6に。

(宇多丸)っていうのは、今回の予告編からもうはっきりしてるんだけど。今回の7は、はっきり6のものすごい続きだからです。それだけははっきりしてるから。

(高橋ヨシキ)そうそう。だから4、5、6、1、2、3で終わっちゃって。3のつもりで7に行くと、間がすごいあいちゃうから。やっぱり4、5、6は見ておかないとダメですね。はい。

(ダースレイダー)4、5、6はやっぱりセットで見た方がいいんですよね?

(高橋ヨシキ)もちろんそうです。

(ダースレイダー)そして、J・J・エイブラムスの監督評っていうところですね。

(宇多丸)それはさ・・・それはちょっと、あんまり予見を与えてしまうようなのはちょっと・・・

J・J・エイブラムス監督

(高橋ヨシキ)まあ、ちょっとあレですけど。J・Jさんの映画はいっつもテレビシリーズもそうなんですけど。最初の方は超面白い!っていうことは言えます。だから、それがどこまで持つのか?問題ってことだと思いますけど。

(宇多丸)風呂敷は広がるんだけども。とは言え、『スター・トレック』のリブートが成功したのが買われてっていうのが当然、大きいわけじゃないですか。『スター・トレック』のリブートに関してはどうお考えなんですか?

(高橋ヨシキ)それ、ちょっと始めるともう1回ぐらいやんないといけなくなりますよ。

(宇多丸)ああ。じゃあこれは長くなるんで。

(高橋ヨシキ)今度にしましょう。すいません。

(宇多丸)手腕として、腕がまったくない人とは思ってないですよ。

(高橋ヨシキ)『スター・トレック』の映画の1作目のオープニングとか、すごい好きですけどね。あれ、すごくよかった。いや、だからそういう感じなんですよ。

(宇多丸)期待はしてます。

(高橋ヨシキ)期待はしてます。本当に。

(ダースレイダー)あと、始まりがすごくかっこいいことはもう保証済みであると。

(宇多丸)あと、いままでの彼の映像のトレードマークだったフレアっていう。レンズフレア。を、ファンから『さすがにやりすぎじゃねえか?』って言われてて。『スターウォーズではやりません』ってね、インタビューで答えていました。

(ダースレイダー)新境地開拓と。

(高橋ヨシキ)っていうことですね。

(宇多丸)『いままではちょっと僕、あれでした』って認めている。

(高橋ヨシキ)スターウォーズのルックに少し近づけるってことですかね。だからね。

(宇多丸)まあ、そうですね。

(ダースレイダー)ということで、平常心で余談を許さず楽しみにすると。はい。

<書き起こしおわり>

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