小林悠 鶯谷の大衆居酒屋 信濃路デビューを語る

小林悠 鶯谷の大衆居酒屋 信濃路デビューを語る たまむすび

小林悠さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、玉袋筋太郎さんや作家の西村賢太さんが愛する鶯谷の名物居酒屋 信濃路に初めて行った話をしていました。

(小林悠)そして玉さんに報告がありまして。デビューと言えば、玉さんがずーっと足繁く通っています鶯谷。

(玉袋筋太郎)鶯谷ですね!

(小林悠)駅前の、信濃路。

(玉袋筋太郎)信濃路っていうね、居酒屋っていうか飲み屋さんですね。24時間営業だからね!キンコーズじゃないんだから。

(小林悠)(笑)。便利です。

(玉袋筋太郎)便利な居酒屋ですよ!

(小林悠)私、デビューしてまいりました。

24時間営業の千ベロ居酒屋

(玉袋筋太郎)まあ、居酒屋といったって、千円あればもう腹いっぱい食って飲めるぐらいな。千ベロっていうところの感じのお店ですよね。

(小林悠)でえ!あ、『でえ!』だって(笑)。ええ、そうですよ。

(玉袋筋太郎)まだ残ってんじゃねーの?(笑)。

(小林悠)水曜日に行ったんですけどね。

(玉袋筋太郎)小林さんが、行った?

(小林悠)行きました。同じスタジオに入っています美人放送作家のマリヤさんと2人で繰り出して来たんですけど。

(玉袋筋太郎)いまね、結構テレビ番組も、酒場の番組が多いじゃない。吉田類さんを筆頭に。まあ、私の『ナイトスナッカーズ』もありますけども。で、女子も結構行ってる。『おんな酒場放浪記』とか。

(小林悠)あります。女性の彫刻家の方がね、浅草のそういうところに行って、こうね。地元の方と触れ合ったり、みたいな番組も。

(玉袋筋太郎)俺たちのエリアに入ってきやがって・・・って、まあね、いいんだよ(笑)。いいんだよ、それは。いいんだけど。でもそういう感じで行っちゃったわけ?小林さん。

(小林悠)私、仕事が終わった後に、ちょっと鶯谷であまり浮かないようにということは一応考えまして。

(玉袋筋太郎)そうそう。萬田久子みたいな格好して。

(小林悠)(笑)。そんな、大きい帽子とかはかぶってないです。

(玉袋筋太郎)でっかい帽子かぶって。こんなメガネかけちゃって。

(小林悠)大きいサングラスもしてないです。

(玉袋筋太郎)しなくて。とにかく溶けこまなきゃいけない!っていうことなんですよ。

(小林悠)緑色のベスト。釣りで着そうなチョッキを着まして。で、黒いちょっとダボッとしたズボンを履きまして。で、ちょっとね、鶯谷の駅に約束の10分ぐらい前に着いちゃったんですよ。

(玉袋筋太郎)えっ?すごいよね。あの店ね。駅、出るじゃない。出口。10歩で店に入れるからね。

(小林悠)(笑)

(玉袋筋太郎)1、2、3、4で。10歩あるいたらもう、ジョッキ握ってんだから。あれがすごい!あのアクセス。だけど鶯谷でね、小林さんが1人、ポツーンと立っていたら、勘違いされますよ。

(小林悠)駅前で立ってたんですよ。

(玉袋筋太郎)鶯谷という駅柄(笑)。

(小林悠)あ、あの、そういうね。

(玉袋筋太郎)大人の遊園地でもあるわけですから。

(小林悠)そういう場所なんですよね。びっくりしちゃいました。駅を降りたら『ホテル○○』『○○ダイヤモンド』。

(玉袋筋太郎)ラブホ!

(小林悠)バーン!『二時間○○円』みたいなのがこう、バーッと並んでまして。あと、いわゆる旅館なのもね。並んでいたりして。

(玉袋筋太郎)そこに行っちゃったわけ?

(小林悠)不思議な町でしたね。

(玉袋筋太郎)なんか、そう。サラリーマンがソワソワして、立ってるんだよね。タバコ吸って、こう。うん。キョロキョロして。

(小林悠)そうそうそう。真面目そうなサラリーマンの方がキョロキョロして。

(玉袋筋太郎)キョロキョロして。どいつだ?どいつだ?っつって(笑)。

(小林悠)たぶんもしかしたら私のことをまあ、待ち合わせ相手だと思ったのかもしれませんね。

(玉袋筋太郎)(笑)。たぶん驚いたと思うよ。

(小林悠)遠目にすっごく見てくる方も・・・

(玉袋筋太郎)サラリーマン。『おっ、今日は大当たりだよ!おい!』なんて(笑)。

(小林悠)(笑)。光栄です。

(玉袋筋太郎)『まいったな、これ。どうしよう!?』って。

(小林悠)光栄です。でもそのうち、マリヤさんが到着したので、2人で信濃路の方に向かったんですけども。でもまず、入り口がちょっとわからなくって。お店が入ると左側と右側に分かれていて。で、左も右も両方同じお店なんですね。

(玉袋筋太郎)裏口もあるからね。あれ。

(小林悠)ええっ!?

作家・西村賢太先生も行きつけ

(玉袋筋太郎)西村賢太先生も行きつけなんだけど。西村賢太先生は裏口から入ってくっからね。

(小林悠)なぜ、また?(笑)。

(玉袋筋太郎)そっちのが通なんじゃねーの?なんかあるんだよ。そういうのが。行っちゃった?どうよ?

(小林悠)最初、入り口がわからなくて。入り方がわからなかったので、ちょっと玄人そうな男性と女性のカップルがいたんですが。50代がらみの。

(玉袋筋太郎)鶯谷の?訳ありだね!訳あるなー!

(小林悠)訳ありでしたねー!

(玉袋筋太郎)鶯谷で50代カップルって、いいねえ!黄昏流星群だなー!

(小林悠)そうなんですよ。男性はなんかループタイみたいなのをつけてらっしゃいましたけどね。で、女性の方に『すいません。ちょっと信濃路に入りたいんですが。入り口はここでよろしいんですか?』と聞きましたら、その女性がちょっとまあ、お酒焼けなのかしらね?結構ハスキーな声で『こっちに決まってるじゃないのよ!入りなさい!入りなさい!』って言って、私の背中を押してくださって。一緒に入っていって。

(玉袋筋太郎)なんかね、それだけで想像できるもんね。その女性が。なんかもう、錆びた髪の毛みたいな。錆びた感じじゃない?色は。

(小林悠)まあ、マットな感じの髪質でしたね。

(玉袋筋太郎)だよね(笑)。それで、入ったわけ?

(小林悠)その時、ループタイの男性が、後から聞いた話ですが、作家のマリヤさんに『楽しいよ』ってつぶやいてくれたんですって。

(玉袋筋太郎)その居酒屋が?

(小林悠)ループタイの、訳ありカップルの男性の方が、一緒に行っていたマリヤさんに『楽しいよ、信濃路』ってボソッとつぶやいて。訳ありな2人は去っていったんです。で、私たちは入りまして。まあ、まずホッピー。黒ホッピーをたのみましてね。

(玉袋筋太郎)黒から行くっつーのはなかなかのもんですよ。それ。

(小林悠)(笑)。黒ホッピー、好きなんで。

(玉袋筋太郎)有段者ですよ!

(小林悠)有段者ですか?ちょっと、最初ビールにすればよかったかな?とも思いましたけど。

(玉袋筋太郎)黒ビール行く人も、結構有段者だよね。

(小林悠)黒ビールもありました?

(玉袋筋太郎)黒ビール・・・ないかな?あったかな?黒ホッピーはあるよね。白・黒あるんだから。

(小林悠)で、ほら。ホッピーってナカとソトっていうんですか?焼酎とホッピーの瓶と、一緒に入れて飲みますけど。その焼酎の量が他のお店で見たことないぐらいの高さまで注がれていて。

(玉袋筋太郎)すごいよ。

(小林悠)あんなに濃いですか?

(玉袋筋太郎)あの怒髪天の増子さんも言ってたでしょ?西荻のね、戎っていう焼き鳥屋が。そこの焼酎も濃いっつって。ジョッキで入ってきて、陽炎になるっていう。陽炎みたいに見えるっていう。氷と溶けて。

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(小林悠)入りすぎてて(笑)。

(玉袋筋太郎)すごいよね。

(小林悠)すごい。だから一杯目でもう結構回りましたね。で、もう白滝煮をたのみ・・・

(玉袋筋太郎)そうなのよ。なにをたのむか?ですよ。ああいうところで。

(小林悠)ご飯が、いっぱいメニューが短冊状にね、びっしり並んでるんですよ。

おすすめのメニュー

(玉袋筋太郎)なんだってあるんだよ。定食から、スパゲッチーから、煮込みから、なんだってあるんだから。あそこは。

(小林悠)なんでミートソーススパゲティーがあるんですか?(笑)。

(玉袋筋太郎)それとホッピーをやるっつったら、また、それも有段者だね!ただもんじゃない!ミートソースでホッピーいってる人は、俺、あったことないね!

(小林悠)(笑)。普通、たのまないですよね。まあ、私たちは白滝煮と・・・

(玉袋筋太郎)ハムカツ、いっただろうね?

(小林悠)ハムカツ、いきました。サクサクジューシーで。それでも200円ぐらいなんですよね。

(玉袋筋太郎)ハムカツは厚いハムカツじゃダメなんだよ。これ、薄くなきゃね。

(小林悠)薄かったです。薄いのが4枚ぐらい来てました。ええ。

(玉袋筋太郎)かー!いいねえ!

(小林悠)で、お酒がどんどん進んできますと、謎のメニューをたのみたくなりまして。厚揚げのカレーがけっていうメニューがあって。これ、なんだろう?なんだろう?っていうことでたのんでみたら、まあ、文字のごとく、厚揚げを焼いたものにボンカレーのようなカレーがかかっていて・・・

(玉袋筋太郎)(笑)。失礼だよ、ボンカレーのようなものって(笑)。

(小林悠)懐かしい感じの、あのね、カレーがかかっていて。

(玉袋筋太郎)部活のカレーみてーな。

(小林悠)そうです。上におネギがちょろちょろっとかかっていて。これがまた、なんかね、お酒に合う。

(玉袋筋太郎)2人で何時間いたわけよ。結局。

(小林悠)7時半から行って、10時すぎまで・・・

(玉袋筋太郎)3時間もいたの?あなたたち。根っこ生えちゃってんじゃん、それ。

(小林悠)で、途中では私は勝手に、後ろにテレビがあったんですけど。9時のニュースの時間だなと思って。勝手にリモコンでちょっとチャンネルを変えさせていただいてね。すいません。勝手に変えちゃいました。

(玉袋筋太郎)偉い!できないよ。普通ね、そういうところのテレビは変えられないね。よっぽどの黒帯じゃないと。

(小林悠)そうですよね。みなさん、あんまりテレビご覧になってないなと思って。『ノーベル賞のニュースを見なきゃ』と思って。

(玉袋筋太郎)自分ちじゃん、それ。初めて行った店なのに。

(小林悠)NHKニュース見て。報道ステーション見て。

(玉袋筋太郎)で、いくらだったんだよ?結局、2人で、3時間で。考えてみてくださいよ。2人で3時間ですよ。鶯谷で、2時間4800円。だいたい相場ですよ。サービスタイム。

(小林悠)(笑)。なんの相場ですか、それ!?

(玉袋筋太郎)それ、温泉マークの相場だけど。

(小林悠)これ、なかなかお得だと思いますけど。私たちはホッピーを5本あけて・・・

(玉袋筋太郎)1人5本だろ?だから、10杯?10本だ。

(小林悠)でも私がほとんど飲んでたんです。マリヤさんは1本ぐらいしか飲んでないから。

(玉袋筋太郎)いくらだったんだ?っていうことだよ。

(小林悠)2人で、4千円ぐらい。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)で、完全におなかいっぱいになって。大満足です。

(玉袋筋太郎)このコスパ!

(小林悠)コスパの良さ。締めに焼きそばまで食べちゃって。最高ですね。

(玉袋筋太郎)かー!星、いくつですか?小林さん。

(小林悠)星?星、私、星は4.8!

(玉袋筋太郎)3つでいいのに(笑)。

(小林悠)(笑)

(玉袋筋太郎)いや、素晴らしい。素晴らしい。

(小林悠)玉さんの世界を覗かせていただきました。もう本当に、千ベロって最高ですね。

(玉袋筋太郎)最高ですよ。

<書き起こしおわり>

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