渡辺正行 付き人時代のバナナマン設楽統を語る

渡辺正行 付き人時代のバナナマン設楽統を語る たまむすび

渡辺正行さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。かつて1年間付き人を務めていたバナナマン設楽さんとの思い出について語っていました。

(小林悠)そんな中の1人なんでしょうか?あの付き人が大出世。バナナマン設楽統さんの筋。これ、なんのお話なんですか?

(玉袋筋太郎)うーん、やっぱ出世したよね。

(渡辺正行)あのー、設楽くんはね、僕の運転手さんを昔、最初やってたんですよ。

(小林悠)あらー、はい。

(玉袋筋太郎)で、まあ運転手いないんで、運転手募集して。で、『運転できる?』って言ったら『はい、できますー』っつって。で、言ってるんで、『じゃあ、お願いしますね』っつって。なんかあいつ、飄々としてんだよね。

(小林悠)そんなイメージ、あります。

(渡辺正行)『大丈夫?』って言ったら、『はい、大丈夫でーす』『運転は?』『はい、やったことありますー』とか言って。『じゃあ、たのむね』とか言って。当時俺、山田邦子さんいるじゃないですか。山田邦子から買ったセドリックのリムジン。ちょっと長いやつ。

(玉袋筋太郎)乗ってた、乗ってた(笑)。

(小林悠)うわっ、すごい!

(渡辺正行)ほいで、運転させて。『ちょっと長いからさ、お前気をつけてやりなよ』『はーい、わかりましたー』とか言って。って言って、3日目ですよ。3日目に『すいません、リーダー・・・』『どうした?』『ちょっとぶつけちゃいました』。

(玉袋・小林)(笑)

いきなりリムジンをぶつける

(渡辺正行)『ええー?ちょっとぶつけたって、どれどれ?』っつったら、横っ腹とかボコッて凹んでんの。『お前さー、気をつけろっつったじゃん?』っていう話を、彼が売れてから設楽にそういう話をしたの。『ほら、入ってすぐ、3日目にお前、ぶつけたよな?』って。『リーダー、違いますよ。その話、間違ってますよ。初日です』って。

(玉袋・小林)(爆笑)

(玉袋筋太郎)あの野郎(笑)。

(渡辺正行)『初めての日だっけ?』って。で、あいつは俺に付いてたでしょ?で、僕がジュース買ってきてとかさ。タバコ買ってきてって。そのお釣りは返さなくていいっていう自分の中のルールを作ってたの。

(玉袋筋太郎)なに勝手に作ってんだよ、それ。なに、それ?

(小林悠)(笑)

(渡辺正行)っていうルールを作っていたらしくて。そいで、その金を貯めて、革ジャンを買ったんだって。

(玉袋・小林)ええーっ!?

(渡辺正行)で、だからその、彼が売れてから。番組とかでね、会うじゃん。そん時に、『僕、そういうルール決めてたんですよ。で、その時に貯めたお金で買った革ジャンが、これです』って、見せてくれて。『そんなお前、革ジャン買えるぐらい貯めたの!?』って。

(小林悠)ねー、いつの間に!?ですよね。

(玉袋筋太郎)高いよ!(笑)。

(渡辺正行)『いや、だって1年やってましたから』って(笑)。

(玉袋筋太郎)この野郎(笑)。

(小林悠)かわいい(笑)。

(玉袋筋太郎)いいねー。普通しくじるんだけど、なんかやっぱりしくじらない何かがあるんだよね。

(渡辺正行)だからね、設楽はなんかね、こう飄々としてて、暖簾に腕押し的な感じで。なんか言っても、『はーい、そうっすねー。わかりましたー』『あ、いっすよー』みたいな感じで。飄々としてんだよね。

(玉袋筋太郎)うん。だって家でさ、火事出してるんだから。火事出しても飄々としてんだから。燃えちゃって。

(小林悠)ええっ?そうなんですか?

(玉袋筋太郎)そうだよ。

(渡辺正行)売れてからね。

(玉袋筋太郎)そう。火事出したんだから。

(小林悠)大変じゃないですか?

(玉袋筋太郎)自分の部屋、全焼だよ。うん。

(小林悠)それも飄々と?

自宅が火事になっても飄々としている

(玉袋筋太郎)飄々としてた。で、俺がやっぱりこの設楽くんと初めて会ったのが、まだ設楽くんがブレイクする前。草野☆キッドっていう番組で、富士急ハイランドでロケ行って。で、昼間ちょっと『昼飯、一緒にしようよ』なんつって。やったのね。そしたら、彼のね、動きがすごいよかったんだよ。まあ別に俺、先輩風吹かすわけじゃないんだけど、ああいうフードコートみたいなところでさ、お盆があってさ。自分で持っていくじゃない?そのお盆をね、お盆の上に箸を置いて、ティッシュ置いて。俺にスッと渡してくれたんだよ。俺、それを見た瞬間に、『ああ、この人はちゃんとそういうのが出来てるんだな』って思って。

(渡辺正行)俺の運転手やってたから。

(玉袋筋太郎)いや、そうだよ!これなのよ。

(小林悠)トレーニングの賜物ですか。

(玉袋筋太郎)すごいそれで気に入っちゃってさ。

(渡辺正行)俺がだから、だいたい朝、起こしに来るんだけどさ。お風呂沸かして、着替えを出して、簡単な掃除をして。で、俺お風呂入って、それから出て行くの。そういう・・・

(小林悠)着替えまで用意するんですか?設楽さんは?

(渡辺正行)うん。だいたいそういう身の回りの世話をしてくれる。

(玉袋筋太郎)まだ独身だったころですもんね。

(渡辺正行)で、あの日村も1ヶ月だけ住み込みでね・・・

(玉袋筋太郎)あいつ、ダメでしょ!?

(小林悠)(笑)

(渡辺正行)いやいや・・・

(玉袋筋太郎)聞いただけで、もうダメでしょ!

(小林悠)どうでした?

(渡辺正行)日村もだから付き人やったのよ。でも、『付き人なんてのは何年もやるもんじゃない。もう、1ヶ月やれ。しかも住み込みでやれ。毎日来るのは大変だから、1ヶ月住んでやれ』と。したら、日村と日村のもう1人の昔の相方がいたの。2人でうちの地下に住んで。

(玉袋筋太郎)地下に住んで(笑)。

(渡辺正行)で、ずーっと、あいつらが掃除から何からやって。んで、ああいう風になったの。

(玉袋筋太郎)じゃあ、ダメだったんですね(笑)。身にならなかったんですね(笑)。

(渡辺正行)違うよ!(笑)。あいつはあいつでしっかりしてるって話なのに!(笑)。

(玉袋・小林)(笑)

(渡辺正行)で、そういう連中がコンビ組んでさ。売れたから。やっぱりすごいねー。何がきっかけになるか、わからないね。人間ね。

(玉袋筋太郎)いやー、いい話だ!

<書き起こしおわり>

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