SIMI LABのOMSBさんがTBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』に出演。菊地成孔さん、MOEさんと、ロバート・グラスパーと対談した際の話をしていました。
(菊地成孔)まあ、さっきもちょっと話しましたけど、今年はまあほとんどケンドリック(・ラマー)で決まりじゃない?っていう下馬評がこの夏にまで、まだこう、収まらずに。
(OMSB)はい。
(菊地成孔)まあ、たしかに傑作。まあ、俺がいちばん最初に『ジャズとヒップホップはくっつくに決まっている』って言ってたら、『お前、バカじゃないの?』みたいに言われていたのが3年ですけど(笑)。
(OMSB)(笑)
(菊地成孔)えーと、インパルスでCDを出すっていう時に、向こうに『OMAR入れろ』って言われて、『いやいや、俺はSIMI LABを入れる』っつって、『バカじゃないの?』って言われたのが3年前ですけど。
(OMSB)(笑)
(菊地成孔)ミュージックマガジンに『SIMI LABって誰?』って言われたの、3年前。4年前か?もう、すでにね。いまや、ケンドリックと(ロバート・)グラスパーが一緒にやっているわけなんで。あの・・・あっ、グラスパーと謁見したよね?
(OMSB)あ、ありましたね。本当に・・・
(菊地成孔)あれさ、どっちがグラスパーか、区別つかないよね?(笑)。
再【新作『Covered』発表記念】ロバート・グラスパー×OMSB、奇跡のセッションが実現したスペシャル対談「俺も君の新しいファンになったよ!」http://t.co/CBKOg0VQxg pic.twitter.com/TreG68Kvxl
— Mikiki 音楽レヴューサイト (@mikiki_tokyo_jp) 2015, 6月 16
(MOE)(笑)
(菊地成孔)パッと見。
(OMSB)俺、偽グラスパーっすね(笑)。
(菊地成孔)偽グラスパーみたいだね(笑)。うん。ぜんぜん違う人ではないよね。少なくとも。
偽グラスパー感
(OMSB)そうですね。系統は一緒なのかな?と思ったっすね。フォルム的な。フォルム的っていうか、なんか・・・
(菊地成孔)叔父貴と甥みたいな。ぐらいの感じではあるよね?
(OMSB)はい。
(菊地成孔)そんでも、グラスパーって俺より年下だからね。
(OMSB)あ、そうっすね。
(菊地成孔)まあ、ほぼ一緒だけど。どうでしたか?感触は。『Black Radio 3』への・・・(笑)。
(OMSB)それは正直、なさそうですけど。
(菊地成孔)まあ、日本語だからね。
(OMSB)まあ、そうっすね。ただ、まあ自分の音楽に『いい』って言ってくれたのは本当だと思ったのと、やっぱ、なんだろうな?すごいやっぱオープンな人だなっていうか。メンタル的に、こう。
(菊地成孔)まあ、ジャズミュージシャンはだいたいああいう風だけど、あの人、特にそうだよね。
(OMSB)ああー。
(菊地成孔)だから、いいなと思いましたけどね。オムスが楽しそうで。グラスパーで楽しそうで。いいな、この対談って思いながら。
(OMSB)(笑)
(菊地成孔)これもネットで読めますよね?
(OMSB)そうっすね。
<書き起こしおわり>