菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で、ご自身の事務所の前で偶然遭遇した味わい深い出来事について話していました。
(菊地成孔)はい、菊地成孔の粋な夜電波。ジャズミュージシャンの、そしてですね、まあ、個人事務所を構えておりまして。私。私が代表取締役。元マネージャーが取締役という2人でやっているんですけども。ある日、事務所の前にですね、タクシーで。外回りがあって、車で付けたんですね。で、事務所の前に私が付けると、2台タクシーが先に停まっていて。運転手さんがね、滅多に見ないですよね。永田町なんか行ったら見るんでしょうけど、運転手さんがこのクソ暑いのにですね、外に出て。要するにドアを開けて、お客様が乗車されるのを待っているわけですよね。白い手袋をつけて、両手を前に組んで。
非常に、映画でしか見たことがないような光景ですよね。まあ、黒タクとかじゃないんでね、カジュアルだったんですけど。ただ2人、そういう姿勢で待たれいていた。『誰が出て来るのかな?』と思いながら私がそこの脇を通りまして。まあ、隣が自分の事務所ですから。事務所に通ろうと思ったら、4人組の女性がバーン!と登場したと思ったら、これがなんとMAXというですね。非常に・・・(笑)。味わい深い場所に事務所を構えております菊地成孔がTBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。
えー、これはもう、間違いないです。ぜんぜん。ええと、いや、もうぜんぜんスキャンダラスなネタでもないと思うんで申し上げましたけれども。『ああっ、ミーナが!』って。一人ひとりだったらね、会ったことありますよ。クラブで見たこともありますよ。私。伊勢丹で見たこともあります。ただね、全員集合してくるとやっぱりMAXも壮観ですね。生で見るとね。しかもね、目の前をザーッ!と。横をこう、列をなして通っていったんでね。びっくりしたなっていうことですけども(笑)。
<書き起こしおわり>