安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で2010年7月に話したトークの書き起こし。大相撲中継ファンの安住さんが特に注目する名古屋場所の観客、白鷺の姉御について熱く語っていました。
(安住紳一郎)さて、今日は大相撲の話を。ええ。みなさんは今場所、大相撲はご覧になりましたでしょうか?ちょうど今日が8日目。中日ということで。真ん中にあたるんですけども。中澤さんは、相撲はお好きですか?
(中澤有美子)普通に、ええ。たまに見る。そしてニュースで結果を見るというくらいですね。はい。
(安住紳一郎)白鵬の連勝はどうかな?とか。
(中澤有美子)一応、気になりますけども。ええ。
(安住紳一郎)そうですね。みなさんはどれぐらい相撲を、ねえ。気にしてらっしゃるでしょうか。年配の方はね、相撲好きだっていう方、多いかもしれませんが。若い方、特に女性の方は、うん。なんとなく、モメてるなーっていうぐらいの感じで受け止めてらっしゃる方が多いのかもしれませんが。
(中澤有美子)ええ。
(安住紳一郎)相撲は一場所15日間ですね。もう相撲詳しい方は『何をいまさら』とお思いでしょうが。相撲はちょうど一場所15日間。なので、日曜日に始まって、2週かけて、また日曜日に千秋楽。終わるということなんですが。まあ冷静に考えますと、イベントとしては大変よくできたスケジュールですよね。
(中澤有美子)そうですよね。日曜日に始まって、日曜日に終わる。
(安住紳一郎)そうですよね。また、この番組も日曜日の放送ということもあり、また私が相撲好きということもあり、相撲の話をこの番組でもさせてもらっているんですけれども。当然、みなさんご存知のように今場所はずいぶんと、悪い意味で注目を浴びているというところがあるんですが。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)それから、ねえ。まだまだ問題山積のようで。次から次へと、いろんな記事が出たりして。うん。見切り発車のような形で、名古屋場所が始まり、今日でちょうど真ん中。中日8日目ということですよね。相撲協会の抱える問題とか、NHKが中継するのか?しないのか?まあ、そのへんの是非についてね、いま語ろうというつもりは毛頭ありません。
(中澤有美子)あ、はあ。
(安住紳一郎)私自身が、いま抱えている思い。これを、聞いてほしい。
(中澤有美子)(笑)。あるんですね。
(安住紳一郎)根本的問題についてはみなさんもいろいろ考えがあると思います。私にも、ありますし。中澤さんもたぶんお持ちでしょうし。『相撲協会って一体・・・?』とかね。『一体・・・記者会見で謝罪をするけれども、なんとなく眼の奥が笑っているな』とか。いろいろそういうちょっとね、みなさん感じるところ、あると思うんですが。でもちょっと、今日はそれを横に置いておいて。
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)みなさんにとっては、どうでもいいようなこと。しかし、私にとっては、とても大事なこと。私の、オンリーワンな大相撲問題。
(中澤有美子)(笑)
安住紳一郎のオンリーワンな大相撲問題
(安住紳一郎)ごめんなさい。まだ世の中、ちょっとね。まだ軽々しく、この問題について語っていいっていうような風潮を、私も肌では感じていないんですけども。でもちょっとね、これは今日、みなさんにぜひ、お知らせしておきたい。私のこの、オンリーワンな大相撲問題。
(中澤有美子)そうなんですね。へー。
(安住紳一郎)まあ、ここ5年。私この番組でも再三再四申し上げておりますように、私、大相撲ファンというよりも、大相撲中継ファンなんですね。
(中澤有美子)ほう。ええ。
(安住紳一郎)相撲ファンというよりも、大相撲中継ファン。うん。高校野球も私、好きです。でも、正しく言うと、高校野球中継ファン。うん。
(中澤有美子)(笑)。ちょっと違うんですね。
(安住紳一郎)ちょっと違うんですよね。ええ。それから、私は自分自身のことがとても大好き。これもみなさん、ご存知ですよね。
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)でも、これも正しく言うと実は、放送中の自分が大好き。
(中澤有美子)ああ!(笑)。そうなんですね。
(安住紳一郎)なんでもこう、やっぱり仕事柄っていうんでしょうかね?テレビ・ラジオ大好きっていうことがありまして。なんでも、大相撲中継ファン、高校野球中継ファン、放送中の自分ファン。全部ちょっとそこに、放送が乗っかるんですよね。
(中澤有美子)そうなんですね(笑)。
(安住紳一郎)そんな、大相撲中継ファンの私にとって、実は今場所がいかに大事なものなのか?ということをですね、今日はちょっとお時間をお借りして、みなさんにお伝えしたい!
(中澤有美子)はあ・・・
(安住紳一郎)まあ、三連休の中日でね、海に向かっている方も多いのかもしれませんけども。この私の、大相撲中継ファンとしての、この思いをぜひ知ってほしい。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)相撲を詳しい方は、なにをいまさら?とお思いかもしれませんが。大相撲は1年間で6場所、開かれております。これ、ご存知ですか?
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)これ、たぶん相撲あまり詳しくない方は、覚えておくと、いつかなにかで役に立ちますので。大相撲は1年間で巡業を除いて6場所。本場所と言われるものですが。1年間で6回開かれます。で、奇数の月に開かれます。ご存知の?
(中澤有美子)わかると思います。はい。
(安住紳一郎)うん。なので、奇数なので、1、3、5、7、9、11の月に開かれるんですよね。で、6回開かれるうちの半分。半分の3回は東京の両国国技館で開催して、残りの3回は地方都市で開いている。で、東京、地方、東京、地方で行って、年6回。1月は東京で開かれて、初場所って呼んだりします。で、3月は大阪。5月は東京に戻って。そして7月。ちょうどいまですね。名古屋でやっていて。そして、9月になるとまた東京に戻って、11月は最後、一年の〆は九州福岡ということになるわけなんですけども。で、1年6場所。いま開かれているのは、いま言ったように名古屋で開かれている。
(中澤有美子)はい。夏場所。
(安住紳一郎)そうですね、夏場所。愛知県体育館で開かれているんですが。私は実はこの名古屋場所。この7月に開かれる大相撲。これが実は、年6回開かれる大相撲の中でもっとも注目している場所なんです。
(中澤有美子)そうなんですか。ええ。
(安住紳一郎)先週もこれ、少しお話したと思うんですけども。この年に一度。名古屋で開かれるこの名古屋場所。全国の相撲ファン、もとい相撲中継ファンは・・・
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)私を含めて、固唾をのんで見入ってるんですね。ええ。これ、本当に大げさな話じゃなくて、私だけじゃないんですよ。
(中澤有美子)そうなんですね。
(安住紳一郎)年に一度、6回開かれる本場所のうちで名古屋場所。これに注目している。で、なにに注目しているのか?別に白鵬でも豊真将でもないんです。名古屋場所。毎年。誰を見ているのか?誰を見ているか。ちょっと先週、お話しましたよね。お分かりですよね。
(中澤有美子)ええ。なんか、美しいお方が・・・
(安住紳一郎)そうなんですよ。名前、ご存知です?
(中澤有美子)あの、先週伺って。ええと、白鷺の・・・お銀?
(安住紳一郎)違いますよ。そこまで具体的な名前、ついてません。
(中澤有美子)あ、そうですか(笑)。教えてください。
(安住紳一郎)白鷺の姉御。
(中澤有美子)姉御。はい。
(安住紳一郎)名古屋場所で白鷺の姉御っていう人が中継でちょっとね、見えるんですよ。で、この人を結構見ている人がね、いるんですよ。
(中澤有美子)そうなんですかー。
(安住紳一郎)ええ。ちょうどですね、西の花道。画面で言うと、土俵を映すと右側ですね。右側サイドがまあ、西側なんですけども。で、反対側が東側なんですけども。西側の花道。ちょうど土俵から控室に通じる、ちょうど斜めに画面上から見える道なんですが。その西の花道の通路脇。前から7列目に座っている方なんですよ。
(中澤有美子)へー!かならず?
(安住紳一郎)かならず座ってるんですよ。毎年。もう凛とした着物の着こなし。毎日。涼し気な目元。そして、高く高く結い上げられた黒髪。イメージとしては、塩沢ときさんとかロイヤルの森田社長と言われてますけども。
(中澤有美子)まあ!
(安住紳一郎)ああいう感じの。
(中澤有美子)盛って盛って。
(安住紳一郎)盛って盛ってっていう。ちょうど銀座のママのような感じになっているわけですが。で、まあ夏場所なんで。7月なんで、ちょっと涼し気な、淡い色の、白を中心とした着物を本当にこう、粋に着こなしているっていうのかな?ええ。が、ちょうど西の花道の通路脇、前から7列目に座ってるんですよ。で、その姿が本当になんとなく、田んぼに降り立った白鷺のような感じで。凛と、スッと立ってるんですね。またちょっと顔が長いということもありましてね。ええ。
(中澤有美子)ああ、そうなんですか。
(安住紳一郎)白鷺のように、スンとこう座っているわけなんですよ。それで、全国の相撲ファン、もとい相撲中継ファンは、その年に一度開かれる名古屋場所の西の花道に座っている白鷺の姉御。これを画面越しに見て、なんとなく、『ああ、1年たったな。姉御もお元気にしてらっしゃる。私も1年がんばりました』っていうようなね。そういうようなちょっとエールの交換をして相撲中継を見るっていうのが寝、楽しみなんですよ。ええ。
(中澤有美子)まあ。
(安住紳一郎)私はここ7・8年、白鷺の姉御を見続けているんですけども。
(中澤有美子)そうですか。
(安住紳一郎)覚えてらっしゃる方、いるかもしれませんが。去年ちょうどこの番組にメールをくださった方もいらっしゃって。その方は15年くらい、もう名古屋場所。毎年1回、かならず。白鷺の姉御を画面上確認しているという。で、その方が『白鷺の姉御』という名前もね、教えてくださったんですよ。
(中澤有美子)あ、そうなんですね。
(安住紳一郎)私はこれまでは、『名古屋場所にかならず見る着物のキレイな女性』と思っていたんですが。まあ、その方は『白鷺の姉御と私たちは呼んでいます』という。で、私もそれにならって。今年から白鷺の姉御って呼んでいるんですけども。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)でもこれ、本当に注目している方、多いんですよ。
(中澤有美子)そうなんですかー。
(安住紳一郎)なにをね、ちょっとバカなことを言ってるの?とお思いの方、いらっしゃるかもしれませんが。本当に相撲好きな方は、名古屋場所で結構西の花道の白鷺の姉御。存在を知ってるんですよ。ええ。
(中澤有美子)へー!
(安住紳一郎)本当にね、見ず知らずの方なんですけども。やっぱりこう、なんて言うんですか?年に一度、白鷺の姉御を見て、『ああ、1年たったな』というね、確認をするんですよね。うん。『ああ、今年もいい着物を着てるな』とかね。
(中澤有美子)シュッと。白の着物かなんか。
(安住紳一郎)またこう、人間の心理っていうのは不思議なもので。血のつながった家族よりも、年に一度、画面を通して見知っている赤の他人とのつながりに強い連帯感を感じたりしてね。言葉を交わしたこと、ないんだけれども。そういうなんかね、楽しみがあったんですよ。
(中澤有美子)ふーん。
(安住紳一郎)そんな楽しみにしている名古屋場所。直前にですよ、賭博問題が噴出しましたでしょ?ええ。正直、私は『なんでよりによって名古屋場所前なんだ!?』と思いました。
(中澤有美子)(笑)。そうかそうか。中止はいいと。
(安住紳一郎)いいよ。なんか相撲協会モメるのはいいけども。なんで名古屋場所前なんだ!?と。私が心配したのは琴光喜でも、阿武松親方でもありませんよ。白鷺の姉御、どうなっちゃうんだよ!?という。こういう思いがいちばん強かった。うん。で、先ほども言いましたように西の花道ですよね。土俵に続く斜めの道で。要するに、テレビ画面で映るのは力士の人が入場するか、勝って引き上げる時にね、映るわけですよ。
(中澤有美子)そうですね。ええ。
(安住紳一郎)ということはお分かりですか?ダイジェストじゃ映んねーんだよ!
(中澤有美子)そうですね(笑)。端折られちゃいますよね。
(安住紳一郎)ごめんなさい。ちょっといま、言葉づかいが一瞬、大いに乱れました。すいません(笑)。ダイジェストじゃ映らないんですよ!
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)うん。入場してくる時か、勝ち名乗りを受けて。まあ高見盛なんかがスーッと行く時に、ちょっと花道の横でね、着物を着ている白鷺の姉御がパッと映るわけですよ。で、『あっ、いた!』なんつってね。でも、NHK、生中継中止しましたでしょ?で、6時から、短めにしたダイジェスト。取り組み中心にやるわけですから。別に入場のシーンとかね、中継ないわけですから。うん。
(中澤有美子)真っ先にカットされちゃう。
(安住紳一郎)そうなんですよ。ええ。それからですよ、今回ね、問題になりました賭博問題の前に、なんの問題がありましたか?
(中澤有美子)えっと、えっと、賭博問題の前は・・・えっと、あれ?
(安住紳一郎)まあ、いろいろね、ロシア人力士の大麻問題とか、朝青龍の暴行事件とかいろいろありましたけども。ええ。賭博問題の前に、みなさん、お分かりですか?木瀬親方。元肥後ノ海の。前の方の席のチケットを暴力団関係者に渡していたという、維持員席問題っていうのがありましたよね?
(中澤有美子)ありましたね。
(安住紳一郎)塀の内・外で相撲中継を通じて安否を確認しあっているんじゃないか?という。そういう問題、ありましたよね。で、問題はここですよ。白鷺の姉御も、そう見えなくもないんだ(笑)。もしかして!?っていうさ。白鷺の姉御ファンとしてはさ。『あれっ?もしかして、任侠!?』とか思っているわけでしょ?
(中澤有美子)あの垢抜けた感じで(笑)。
(安住紳一郎)『あれっ?木瀬親方から貰っていたのって、白鷺の姉御のことじゃなかったのかな?』みたいな。もう、ドキドキしているわけですよ。『もしかして、今場所からいないんじゃないか?』みたいな。ええ。
(中澤有美子)そっかー。
(安住紳一郎)心配で心配で。ということで、全国の相撲ファンもとい、全国の相撲中継ファンもとい、白鷺の姉御ファンとしては、もう今年の名古屋場所。この2010年の名古屋場所がいかに特別なものであったかという。お分かりいただけますか?心配っていうかね、まあちょっといろいろな問題に巻き込まれているんじゃないか?というか。まあ、問題の震源地だったんじゃねーか?みたいな(笑)。心配もあるわけですよ。まだちょっとこういう風にポップな感じで話する風潮にはなってませんけども。
(中澤有美子)そうですね(笑)。
(安住紳一郎)私がちょっと第一陣切ってる感じ、ありますけども(笑)。
(中澤有美子)攻めてますね。
(安住紳一郎)でも、正直な気持ちとして、『もしかして白鷺の姉御って・・・もしかして維持員席問題絡んでるんじゃねーか?』みたいな。またちょっと言葉が荒くなりましたけども。瞬間的に(笑)。うん。で、ドキドキしてるわけですよ。ええ。白鷺の姉御を楽しみにしている人はね。
(中澤有美子)そうですね。今年は特にそうでしたね。
(安住紳一郎)はい。ちょっと話、長くなってますけども。それで、先週の日曜日。7月11日。ちょうど今回の名古屋場所の初日ですよね。中継、NHK生中継なくなりましたので。午後6時からのダイジェストということになって。私、ちょっと夕方まで仕事があったんで、その時間には見られなかったので、録画して夜中見たんですけども。やっぱりその、生中継ではないので。土俵上の取り組みを中心にやってますので。相撲を取っているところをメインに編集してありますんで。なかなかこう、花道のね、お客さんの様子なんかは確認できない。
(中澤有美子)うん。
(安住紳一郎)で、『うわー!白鷺の姉御、出てこないよ。今年。えーっ?維持員?あー・・・』なんて思って。で、ちょうど白鷺の姉御がいるのは画面の右側の西側の花道なんだけれども。東側の花道にいるのは今度は一方は、杉山邦博さんね。あのよく相撲の、元NHKエグゼクティブアナウンサーで。いまは相撲のジャーナリストなのかな?やってらっしゃる方。で、杉山さんはね、よく映るんだ。
(中澤有美子)ああ、そうですか。
(安住紳一郎)ええ。これもあの、相撲中継ファンの方はよくご存知なんですが。西側に白鷺の姉御がいたら、東側のちょうど花道のところには杉山邦博さんがいる。で、また初日ちょっと東側の力士が勝ち続けたんで。杉山さんがチラチラチラチラ映るんだよ。『杉山さんじゃねーんだよ!』なんて言いながら。ええ。
(中澤有美子)すいません(笑)。また乱れてます。
(安住紳一郎)すいません。ちょっと乱れましたけども。まあ大変その、NHKのね、一時代を築いた。もう相撲といえば杉山さんか、向坂さんかって言われた、そういう人なんですけどね。で、杉山さんなんかはね、まあ取材をしてますから。1年6場所映りますから。全場所映るんですよ。
(中澤有美子)ええ。
(安住紳一郎)でも、白鷺の姉御は年1場所ですからね。名古屋場所だけですから。ええ。『東京相撲記者クラブ会友、杉山さんじゃねーんだよ!』なんて言って。ええ。
(中澤有美子)また、すいません(笑)。
(安住紳一郎)すいません。いい?ちょっとはっきり言っちゃう。価値が違う。うん!映る価値が違う。
(中澤有美子)そっか。レアな感じがね。
(安住紳一郎)レアですから。ええ。ところがです。録画して見ていたということもありまして、ちょうど幕の内の取り組み。ちょうど真ん中ぐらいですかね?徳瀬川と嘉風という取り組みが初日にあったんですけど。で、西側から出てきたのが徳瀬川。東側から、画面左側から出てきたのが嘉風。で、西から出てきた徳瀬川が勝って。寄り倒し。1秒もかからない相撲。圧倒して勝って。徳瀬川が勝って。
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)で、西側のその土俵の端。蹲踞して、腰を落として、行事からの勝ち名乗りを受ける。するとちょっと、正面から撮っているカメラが、ちょっと徳瀬川のアップ担って。ちょっと西側の後ろの観客席がチラーッとこう、見える感じ。
(中澤有美子)はっ!
(安住紳一郎)それで、『うわっ!西側!?』と思って(笑)。『ほっ!白鷺の姉御!?どこに!?』。すると、徳瀬川関の右肩越し、というよりも、もうほぼ徳瀬川の右肩の上に、白鷺がとまっていたんです!
(中澤有美子)ああーっ!!
(安住紳一郎)うん。もう水島上等兵の肩にとまるオウムみたいな感じ。白鷺が徳瀬川の肩にとまってるんですよ。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)ちょうど首からちょっと下くらいまで。うわっ!と思って。徳瀬川越しに白鷺とまっている!と思って。で、VTRギューン!って戻して。もう声が出そうになっちゃって。『姉御!ご無事でなによりでございますっ!』って。
(中澤有美子)(爆笑)
(安住紳一郎)今年もいましたよ。白鷺の姉御が。
(中澤有美子)よかったですー!
(安住紳一郎)よかった。今年も凛々しい白の着物姿。うん。で、徳瀬川にこう、か細い手でね、拍手をパーッて送っている感じ。それが、まあ今回はね、本当いつもの場所だったらもっと大きく映るんだけども。今回は徳瀬川の右肩越しに。うん。ちょっと細長い顔と、盛りに盛った、ロイヤル森田社長みたいな髪型と。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)そして、か細い手で拍手見たいな。うん。なんか白鷺がちょっと餌をついばんでいるような感じで。チュンチュンチュンみたいな感じで。ええ。
(中澤有美子)そうなんですかー。
(安住紳一郎)うん。とまっている!って(笑)。
(中澤有美子)よかったー!(笑)。
(安住紳一郎)よかった。うん。今年も名古屋場所、ねえ。見に来ているみたいですね。よかったですね。
(中澤有美子)お元気で、なによりでした。
(安住紳一郎)よかった。暴力団関係者でもなかった!よかった。ええ。結構でも、こういう生中継番組には結構、観客の方で名物と呼ばれる方がたくさんいて。高校野球にはかならずバックネット裏に毎年毎年来てらっしゃるっていうお客さんが。普通に見るとわかる方が。高校野球中継ファンの方だったら。それから、相撲中継でも白鷺の姉御だけじゃなくて、京唄子さんとかね。林家ペー・パーさんとかいたりして。ええ。結構見るとね、面白いですよ。また、デジタル化が進んでますから。観客のみなさんの顔がよく、本当にわかりますんで。ぜひ、そういった楽しみ方もしてみてはいかがでしょうか?うん。しないよね(笑)。
(中澤有美子)(笑)。
(安住紳一郎)ちょっとね。そうね。ちょっと声のトーンを落としてみたけど。しないよね(笑)。
(中澤有美子)(笑)
(安住紳一郎)そうですね。
<書き起こしおわり>
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