ジェーン・スーさんがJ-WAVE『Hello World』にゲスト出演。DJ TAROさんと『未婚』について話していく中で、今後の夢、『共同生活』について語っていました。
（DJ TARO）今夜は未婚のプロのジェーン・スーさんをゲストにお招きして『未婚』についていろいろ考えております。みなさんのメッセージもね、twitterきてます。ちょっといくつかご紹介しましょう。『未婚のプロなる人が出ている。1人のフリーダム感ヤバい！的な話題になっちゃって、激しく同意している夜（笑）。しかし、いまはお気楽エンジョイできるけど、将来老後もお気楽エンジョイできるのだろうか？』と。
（ジェーン・スー）そうなんですよね。これね、私たちもよく考えてるんですけど。月にいくらで暮らして、60で仕事辞めて80で死ぬとして、いくら必要なんだ？って計算すると、ちょっと背筋が凍るんですね。やっぱり。年金がいくら貰えるかわからないと。まあでも、1人でも2人でも・・・たとえば配偶者がいて、その人が先に亡くなっちゃったりとか、その人が先に働けなくなっちゃうってことも、もちろんあるわけですから。結婚＝安泰では全然ないわけで。
（DJ TARO）うん。
（ジェーン・スー）で、まあ共同生活っていうのをちょっとブチ上げて行きたいなと思って。
（DJ TARO）共同生活？
共同生活のプラン
（ジェーン・スー）まあ、一緒に住むと完全にケンカになるので、共有のスペースを1個作って。大学のドミトリーみたいな感じ。
（DJ TARO）（笑）。いまで言うシェアハウスの2人版みたいな感じ。
（ジェーン・スー）いや、40人版ぐらいな感じです。あのね、いちばんの理想は都営団地みたいなのを買い上げたいんですよ。で、衣装が多い人は1部屋多めにとか、自治会のやる部屋とかってところを談話室にして、冷蔵庫を置いてみんなでしゃべったりとかして。仕事やっている人はそのうちの1つをオフィスにしたりとかして。1人1間の感覚でね。1部屋ずつ借りてってっていう。
（DJ TARO）もうシェアハウスのでっかい版ですね。シェア団地みたいな。
（ジェーン・スー）シェア団地！最高です。それをやりたいんです。老朽化した都営団地をなんとかして買い上げられないか？って。水まわりだけ直して。それが私たちのね、夢です。
（DJ TARO）そうすると、時には・・・寂しくはまず、なくなりますよね。あとは、一緒にいたい時間以外はもういいわけだから、煩わしさがなくなるっていうことですよね。
（ジェーン・スー）こんなに自分のことが好きな人たちが、人と住めるわけがない！っていう。
（DJ TARO）（笑）。自分の時間をね、ちゃんと空間とともに確保できて。
（ジェーン・スー）で、ペットを飼う人のフロアとか。もちろん、未婚じゃなくて、1回戻ってきて子供がいる人とかもいますから。そういう人たちのフロアとかに分けて。楽しくみんなで共同で、村みたいにしていったらいいんじゃないかな？って。男の出入りは自由でっていう。
（DJ TARO）（笑）。なるほどね。それ、でも面白そうですね。ジェア団地・・・
（ジェーン・スー）もうね、国がお金出してくれないかなって思うんですけども（笑）。
（DJ TARO）さすがにね、老朽化した建物っていっても、それなりのまとまったお金がね、かかりますからね。
（ジェーン・スー）そうなんですよ。必要なんで。
＜書き起こしおわり＞