ライムスター宇多丸さんが東京MXテレビ『5時に夢中!サタデー』で安室奈美恵さんのスゴさを語りました。安室奈美恵さんドームツアー公演のニュースに対してのトークです。
(町亞聖)はい、ということでデビューからもう20周年なんですね、安室ちゃん。宇多さん、奥さんが・・・
(宇多丸)そうなんです、ちょうど見に行ったんです。東京ドーム公演。いいないいな~、やっぱ安室ちゃんはいいよなぁ~。安室ちゃんはエライんだ。もう、安室ちゃんが残した偉大な功績を語りだすと、ここから2時間は頂きたい・・・
(町亞聖)その前にファン投票の結果を・・・
(内藤聡子)今流れている音楽が(ドーム公演 ファン投票で)1位に選ばれた「LOVE STORY」ですね。(フリップにファン投票1位から5位の曲が書かれている)
(玉袋筋太郎)全部英語だな!
(宇多丸)いやいや、「愛してマスカット」とか入ってますよ、これ!
(内藤聡子)6位以降は結構懐かしい曲が並んでますね。
(宇多丸)いや、だから20年間のキャリア上、安室ちゃんはずっと第一線に居続けるっていう・・・
(玉袋筋太郎)最初沖縄から出てきた時は、「安室奈美恵とチャンプルーズ」で・・・
(宇多丸)違いますよ!スーパーモンキーズです!スーパーモンキーズ、だってスーパージョッキーとか出ていたでしょ?
(玉袋筋太郎)そう、出てたんだよ!見てたよ、俺。凄い衝撃的でしたよ。
(宇多丸)登場した瞬間・・・
(玉袋筋太郎)まさかSAMと結婚するとは・・・
(宇多丸)最初の時点でSAMとの結婚の話は一切関係がないですよ!SAMっていう言葉が出てきた時点で、「お前、何?」って思いますよ!
(玉袋筋太郎)SAMだよねぇ・・・
(町亞聖)どこがスゴいんですか、宇多丸さん?安室ちゃんのスゴさ。
安室奈美恵のスゴさ
(宇多丸)大きく分けて2つあって、一番最初の登場した時はやっぱアイドルというものにスキルですよね、パフォーマンス・ダンスの技術とかスキルという概念を持ち込んだ・・・アクターズスクール・イズム、これがまず大きいですよ。あと、実はTKサウンドが大流行りした後の、今の安室ちゃんにつながるような、アメリカの最新流行R&Bみたいなモードをいち早く持ち込んで、あんまり最初売れなかったのに、その後それをずーっとキープしているうちに世間が追いついて来て。だから安室ちゃん、新しいブランドを作ったじゃないですか。今のほうが黄金期でしょ、むしろ?
(町亞聖)そうですよね。しかも今、世界観を壊したくないからといってMC入れないそうですね。
(宇多丸)しゃべるのが苦手で・・・すっごい本人シャイな方だって・・・僕の相方、共演してますからね。相方は共演してビデオとかも一緒に出たりライブ出たりしているのに、俺一回も話したことないから!こんなファンなのにね!
(町亞聖)宇多さん、ファンなんですね!
(宇多丸)ファンだからかもね。当時、「太陽のSEASON」とか流行っている時に、友達とレーザージュークあったじゃないですか。レーザージュークで5回連続「太陽のSEASON」入れて、その前で友達と踊ったりしてて。そういうのにね、安室ちゃんと話したこともないっていうね。
(町亞聖)じゃあ、いつか呼ばれるといいですね。
(玉袋筋太郎)同じ大和人(やまとんちゅ)なのにね!
(宇多丸)いやいや、僕こっちの人です。ウチナンチュです。モロにそうじゃないか、この顔・・・
(町亞聖)安室奈美恵さん35歳、これからが・・・
(玉袋筋太郎)将来的にはね、どうなっていくかって言ったら、木の実ナナさんみたいになっていくな!木の実ナナさん的になっていく感じ、しない?
(宇多丸)ならないでしょ!
(玉袋筋太郎)青汁とか飲んでいそうな感じだよ!
(宇多丸)キャラクターが全然違うじゃないですか!
(町亞聖)玉さん、思いつきで話さないでくださいね。次行きます。
<書き起こしおわり>