早稲田ビヨンセ研究所の大田脩生さんが2025年1月25日放送のTBSラジオ『TALK ABOUT』に出演。ねおさんと今、聞くべきビヨンセのおすすめ楽曲3選について話していました。
(ねお)『ねお TALK ABOUT』、先週に引き続きこちらの部活動を行います。『ねお TALK ABOUT』ビヨンセ部! ビヨンセ部の顧問はこの方です。ご挨拶、お願いします。
(大田脩生)はい、早稲田ビヨンセ研究所の大田です。ビヨンセに出会ったことで解放されて、自己表現ができるようになった、そんな1人です。
(ねお)お願いします。大田さんはですね、ビヨンセの魅力を広めること。ビヨンセのステージ再現パフォーマンスで楽しい時間を提供する早稲田ビヨンセ研究所の方ということで。早速、今日のテーマ発表していきたいと思います。早稲田ビヨンセ研究所代表の大田さん激推し、ビヨンセの聞くべき曲3選! これ、選ぶの大変でしたよね?
(大田脩生)ありがとうございます。本当に大変でした(笑)。
(ねお)めっちゃ曲、出てますし。じゃあ早速、1曲目を聞いてもいいですか?
(大田脩生)はい。『Run the World (Girls)』です。
Beyoncé『Run the World (Girls)』
(ねお)この曲! もちろん知ってます。
(大田脩生)さすがでございます。
(ねお)つい体が動いちゃいますね。これ、どんな曲なんですか?
(大田脩生)この曲は「自分の人生は自分で作る」っていう、簡単に言うとそんな曲です。欲しいものは自分で買うし、お金だってうんと稼ぐスマートさだってある。なんなら世界だって私たち女性がブン回してるんだぞっていう、そんな曲でございます。
(ねお)かっこいい! わお!
(大田脩生)そんな強い女性、もっと広くは人間像を落とし込んだ曲なんですけれども。そうした女性への賛美歌ですよね。特にタンカを切ったような強さっていうのがいかにもビヨンセらしくて。歌詞を見ながら聞いていただければ男女関係なく、爽快な気分になれるという、そんな曲じゃないかなと思います。
(ねお)でもこれ、歩きながら聞いたらもう、ねえ。
(大田脩生)いや、おっしゃる通り。素晴らしい。本当にファンの間でも出社する時だとか、そういう時によく聞く曲だっていう風に挙げられていて。歩きながら聞きたい曲No.1かもしれないですね。
(ねお)最高です! 風を切って……出社をする時からこれを聞いたらもう、会社の中で一番強いんじゃないですか?
(大田脩生)おっしゃる通り、そんな曲なんでございます。
(ねお)強い女性になった気持ちになれますもんね。
(大田脩生)なれますよね。男性でも強い人間になったような気分になれますね。
(ねお)なれる、なれる! これは歌詞を見ながらぜひ、聞いてほしいですね。では続いて2曲目、聞いてもいいですか?
(大田脩生)はい、2曲目は『Pretty Hurts』。
Beyoncé『Pretty Hurts』
(ねお)ビヨンセで『Pretty Hurts』。これ、また曲調が全然違いますね。さっきとね。
(大田脩生)なんとなく曲調から感じられると思うんですけれども、明るい曲ではないですよね。この曲のメッセージも基本的には先ほどの『Run the World (Girls)』と同じように「自分自身を愛しましょう」みたいな感じなんですけれども。こちらはアプローチとしては生々しい本音っていった感じですね。肉体的な美しさや完璧さに対する社会の執着っていうものに対する苦しさを歌った曲になっています。
(ねお)なるほど。
(大田脩生)女性が「美しい」と見なされる特定の基準でいなければならないという社会規範の中での幸せの追求がいかに難しいか?っていうことを吐露しているという、そんな曲なんですよね。
(ねお)でもこれ、歌詞を見たら本当にそうだなっていうか。「誰もがみんな、人の目に映らないところまで直そうとするけど本当に手術をすべきなのって心だよね(We try to fix something But you can’t fix what you can’t see It’s the soul that needs a surgery)」っていう。本当にそうよだなって。
(大田脩生)あらゆる経験を経てきたビヨンセだからこそ、説得力があるといいますか。たどり着いた境地なんじゃないかなと思いますね。
(ねお)では続いて3曲目、聞いていいですか?
(大田脩生)はい。3曲目は『ALIEN SUPERSTAR』。
(ねお)これはどんな曲なんですか?
(大田脩生)この曲もさっきの2曲に続いてより自分の核の中にあるクリエイティビティというか、ユニークさを愛することで生じる魅力っていうのを表現した曲になっています。
(ねお)なるほど。
(大田脩生)で、この曲の歌詞に「I’m too classy for this world(私はこの世界にとってあまりにも上品過ぎる)」っていうのがあって。これ、前週の締めくくりで言わしてもらったんですけれども。それがこの曲なわけですね。
Beyoncé『ALIEN SUPERSTAR』
(ねお)ということで、たくさんご紹介していただいたんですけれども。このビヨンセ部に入りたいと思ってる方、たくさんいると思いますので。改めてリスナーのみんなに大田さんが考えるビヨンセの魅力を教えてもらっていいですか?
(大田脩生)はい。ビヨンセは自分自身も差別を受けてきた人物として社会的に虐げられてきた人たちに共感をし、称賛する。そうすることでビヨンセは自分自身だけの成功じゃなくて、その先の人たちの成功っていうところも支援しようとしていて、それが大きな魅力だと思います。そのメッセージをきちんと届けられるようにパフォーマーであり、監督であり、社長としてきちんと自分の力でビッグになるという、そんなしたたかさもビヨンセらしいですよね。
それだけのメッセージを携えているにもかかわらず、音楽としての楽しみも両立していて。いろんなジャンルを歌い上げて、ジャンルを超越していくだけでなく、圧倒的な歌唱とダンスパフォーマンスを持ち合わせて、ファンの想像を常に超えてくるクリエイティブさがあって。かつ、3人の子を持つ母親の仕事も両立していて。これだけロールモデルになることに徹底している人、ビヨンセは本当に素晴らしいなと思いますね。
(ねお)うんうん! これ以上に魅力、さらにあると思うんですけれども。ビヨンセ研究所だったりとか、大田さんのこれからの目標って、あるんですか?
(大田脩生)はい。ビヨンセがそれこそ私たちの想像を超えてくるように、早稲田ビヨンセ研究所もビヨ研にしかない演出を含んだ曲をたくさんやりたいと思っていますし。それを通して、ビヨンセが私たちを元気にしてくれるように、私たちも見ている方々により元気を与えるように頑張っていきたい。実際にそういう声もいただくんですけど、それをさらに頑張っていきたい。で、最後の野望は、ビヨンセは日本では15年ほど、来日公演をやってないんですけれども。今、日本のビヨンセファンの力を総結集させて、来日公演の機運を高めていきたいと思っております。ねおさんのお力もお借りして……。
(ねお)そんなもん、めちゃめちゃ貸しますよ(笑)。
(大田脩生)ありがとうございます(笑)。
(ねお)大田さんもまたぜひ、来てください。ありがとうございました!
大田さんおすすめビヨンセ楽曲3選、どれも素晴らしい! 以前、大田さんと一緒に日本橋のレコードコンビニでビヨンセリスニングパーティーというイベントを開催した時、みんなで『Run the World (Girls)』で踊り狂ったのはとてもいい思い出になっています。ビヨンセ来日公演の機運を高めるためにもまたリスニングパーティーとか、おもしろイベントを開催したいっすね!
TALK ABOUT・2025年2月1日放送回
🎵#ねお #トークアバウト ビヨンセ部🎵
顧問は
早稲田ビヨンセ研究所・大田脩生さん
「#ビヨンセ の聴くべき3曲」
を大紹介!🧑🏫
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🔊Run the World (Girls)
🔊Pretty Hurts
🔊ALIEN SUPERSTAR#TBSラジオ pic.twitter.com/wO0lOQz0uj— TALK ABOUT (@radio_talkabout) February 1, 2025