えのきどいちろう 2024年紅白歌合戦後のB’z論争を語る

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えのきどいちろうさんが2025年1月4日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で2024年の紅白歌合戦を振り返り。圧倒的なパフォーマンスを見せていたB’zと、その後にSNSで起きていたB’zに関する論争について話していました。

(えのきどいちろう)紅白、B’zを久々に見て、やっぱりめちゃめちゃかっこよかったじゃないですか。

(塙宣之)あの世代ってやっぱりすごいっすね。

(えのきどいちろう)圧倒的な……だから、さっき紅白の視聴率、2部が過去最低だったみたいな話でいかに視聴率みたいなものがあてにならないかっていうところがあって。今回は裏が格闘技とか、あんまりなかったせいもあるんだけど。紅白はすごく、みんな見て。そしてみんな、特にB’zに圧倒された感じの紅白だったと思うんですけど。その後ね、SNSの中では「B’zは当時、ダサかったんじゃないのか」っていう話が出ていて。それは言い出した人の」年代とか、それからどういう音楽環境にあった人が言い出してるのかによって、いろんな……つまり何がダサいか、何がかっこいいかみたいなものって、いろんな見方が当然、できちゃうようなものだから。

当時、B’zはダサいものだった?

(えのきどいちろう)それで90年代の音楽について、このお正月の三が日をかけて……紅白のB’zがあまりにもインパクトがあったんで、みんながいろんな風に議論していたりして。「いや、そんなことはない」とか、「じゃあミスチルはどうなんだ?」とか、いろんなことになっていた三が日だったんですよ。だから結構、その当時の音楽の状況だとか。それから『ロッキング・オン』という雑誌がどういう風に作用してたのかとか。

今はもう、音楽雑誌がそんな影響力を持っているなんてことはあんまりなくなっちゃっていて。それこそ、お笑いとかの方が……音楽よりもお笑いを語る方がたぶんカルチャーとしてはメインストリームになってきてると思うんだけど。90年代の頃って全然そうじゃなかったので。音楽誌とかは力がもっとあったりしてて。その音楽誌について語ったりとか。なんかね、みんなが一斉に深堀りをしていて。

(塙宣之)やっぱり分かれていましたよ。B’zとかはもう王道すぎて。自分自身はB’zを聞いているんだけど、でも「B’zを聞いてる」って言うのはなんかダサいんじゃないのか、みたいな。で、ちょっと格好つけてなんか「渋谷系とかを聞いてる」って言ってるやつがいたりとかね。

(えのきどいちろう)当時は売れてるものがダサかったのか。でも売れていても、そうでもないものがあったんだ、みたいな。そんな感じもなっていたり。みんながSNSで論争をしてて。「ああ、当時はこうだったな」とか、そんなことを考えながら。正月番組の合間にSNSの「B’zはダサかったのか論争」を見ていて、自分の音楽歴を振り返る三が日でしたね。俺は。

(塙宣之)俺はB’zとザ・ぼんちに圧倒されましたけどね。あんなに声が出るんだ!って。

(土屋伸之)演芸はザ・ぼんちだね、やっぱりね(笑)。

(塙宣之)稲葉さんとおさむちゃん、同じぐらい声がデカいから。

(土屋伸之)すごいパフォーマンスだったね(笑)。

(えのきどいちろう)僕もNHKでザ・ぼんち、見えました(笑)。すごかったです!

(塙宣之)めちゃめちゃテンション高かったですよ(笑)。

ザ・ぼんち おさむ師匠の圧倒的なパフォーマンス

(土屋伸之)おさむ師匠のパフォーマンスに圧倒されて(笑)。何言ってるか、全然わかんなかった(笑)。

(えのきどいちろう)あれ、別スタジオで撮って歩いてきてほしかったな(笑)。

(土屋伸之)1本、まずやった後に?(笑)。

(えのきどいちろう)それであと2ネタ、やるみたいな(笑)。サプライズで(笑)。司会の人も「聞いてなかったです!」って(笑)。

(塙宣之)稲葉さんの方が全然、滑舌がいいので。おさむ師匠、何を言っているかわかんなかったから。字幕も出ないし(笑)。

(えのきどいちろう)でも、馬力はものすごいあって。圧倒されるよね。

(塙宣之)そうなんですよね。すごかったですよ。B’zは本当に。アルフィーもすごかったし、GLAYもすごかったっすね。

(えのきどいちろう)やっぱりさ、キャリアが……かといって、イルカさんとかさ、ああいう人たちもそうなんだけども。キャリアのある人って、やっぱりすごいっすよね。

(塙宣之)百戦錬磨ですもんね。人前でやるっていう。

(えのきどいちろう)説得力が。だからそのジャンルが好きかとか、その音楽の傾向としてこういうバンドをどう思ってるかとか、それぞれにいろいろあると思うんですよ。だけど……だから氷川さんとかもさ。

(土屋伸之)氷川きよしさん、素晴らしかった! みんな、若い人たちがアイドルを見ていた紅白で……そこでまた、見つけるっていうね。「ああ、こういうすごい人たちがいるんだ」っていう場になっていてね。

(塙宣之)だからよかったですよね。

SNSで起きていたB’zについての論争、いろんな意見が出ていたようですねー。90年代の頃は僕も斜に構えていてあんまりB’zは聞いていなかったのですが、最近とあるバーのB’zオンリーイベントに誘われて行ってB’zの曲を聞きまくっていたら、ほぼほぼ全曲サビぐらいは歌えることが判明して「すげえ!」と思ったことがありました。あまり興味を持っていなくてもそれぐらい刷り込まれているなんてとんでもないですよね。そういう意味でもB’zはグレートなんだと個人的には思っています。

『ナイツのちゃきちゃき大放送』2025年1月4日放送回

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