渡辺志保さんが2023年6月30日放送のbayfm『MUSIC GARAGE：ROOM 101』の中でBET Awards 2023で実現したMigosのQuavoとOffsetの久しぶりの共演について、話していました。
（渡辺志保）先日、BETアワードという、本当にこれも歴史ある由緒正しいヒップホップのヒップホップによるヒップホップのためのアワードがあるんですけれども。そのBETアワードが今年も行われまして。そこでなんと、クエヴォとオフセットの2人がリユニオンしたんですよね。元々、そのミーゴスという3人組のグループメンバーであったクエヴォとオフセットなんですけれども。
昨年、テイクオフが銃弾に倒れて、命を奪われてしまったという痛ましい事件があって。その事件は去年なわけなんですけれども。2021年を最後に、この3人が集って公にパフォーマンスすることがなかったんですよね。クエヴォとテイクオフは2人でユニットを組んでアルバムをリリースしたりしていて。2人はめちゃめちゃ仲がいい。けれども、オフセットが1人だけ仲間外れというか、仲たがいしたような状況。2対1みたいな状況だったんですよ。
それで昨年、テイクオフがなくなって。で、グラミー賞でのトリビュートパフォーマンスもあったんですけれども。そこにはクエヴォしか参加していなくて。かつ、その裏でクエヴォとオフセットが喧嘩したみたいなね、そういうニュースも報じられていて。それこそ『アトランタ夜会』でもAkiさんもおっしゃってたんだけど。たとえば2人が、両者が同じ時間に同じクラブにいても、それぞれがそれぞれの取り巻きに囲まれていて、全然挨拶もしなかったみたいな話をしていて。マジで仲が悪いのかな？っていう、そういう気持ちだったし。
みんな、世界中のヒップホップファンはそう思っていたと思うんですけれども。そんな両者が、そのBETアワードでのパフォーマンスで約2年ぶりに一緒に舞台に立ったということが話題になっていました。それも昨年、亡くなったテイクオフへのトリビュートのパフォーマンスだったんですけど。めちゃくちゃ泣けましたね。最初、クエヴォとオフセットが両サイドに立って。真っ暗な舞台なんだけど、中にピンスポっていうか、スポットライトがサーッと照らされて。その後ろには、テイクオフのモチーフだったロケットの絵が描かれていて。
本当に、今はもうその肉体はそこにはいないんだが、そこにもう、めちゃくちゃその今はこの世にはいないテイクオフの姿っていうのをなんか、めちゃめちゃ強調したステージになっていて。いやー、泣けました。
QuavoとOffsetのリユニオン
（渡辺志保）なのでクエヴォとオフセット、完璧にね、それまでの溝が埋まったということではないのかもしれないけれども。やっぱりファンとしてはですね、テイクオフがいなくなってしまった今、2人でまたもう一度、ミーゴスをっていうのは無理ですけれども。もう一度ね、一緒に曲を作ったり、ライブに立ったりとかしてほしいなという風に、切に切に思いました。というわけでここでもう1曲、お届けしましょう。クエヴォ&テイクオフで『HOTEL LOBBY』。
Quavo & Takeoff『Hotel Lobb』
＜書き起こしおわり＞