宇多丸 RHYMESTER×スキマスイッチ対バンライブ in 新潟を語る

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宇多丸さんがTBSラジオ『タマフル』の中で新潟LOTSで行ったスキマスイッチとの対バンライブについて話していました。

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(宇多丸)ここんところの話で言いますとですね、先週の放送でもチラッと言いましたけど、スキマスイッチさん。非常に人気のあるポップグループ、スキマスイッチさんとスキマスイッチさんが、いままではセルフプロデュースでずっとやってきたので他のグループ、人からプロデュースされるという……まあトリビュート盤みたいなことですけどね。スキマスイッチを他の人がプロデュースするという『re:Action』というアルバム。それにちなんだ対バンツアーをいまやっていると。まだ真っ最中みたいですけどね。で、仙台と新潟2ヶ所で我々RHYMESTERが対バンイベントをやって。で、仙台は先週やってきて。今週は新潟で。まさに木曜日にやってきたばっかりなんですけど。


ライブの感想もいただいております。(メールを読む)「新潟LOTSで6月22日、スキマスイッチとRHYMESTERの対バンライブにお邪魔しました。最高でした。僕は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』のスターロードTシャツに『Fallout 4』のVault111のキャップという、ライムスファンというよりもタマフルリスナー丸出しの出で立ちで会場に向かっていましたが、開場前に並ぶ人たちのまとったタオルやTシャツから察するに、案の定大半がスキマスイッチファンと思しき様子……」。そりゃそうですよ。スキマスイッチ主催のツアーでございますし。そりゃああなた、売上枚数を考えてくださいよ。

「……ということで、ライムスファン的にはガチなアウェイの状況でしたが、ライムスのお三方のがんばりはもちろんですが、少人数ゆえにライムスファン各々が被害妄想を爆発させ、ノイジー・マイノリティーと化したためためか、ライブが始まればスキマファンを巻き込んで全編大盛り上がりで素晴らしかったと思います」。いやいやいや、まあ仙台もめちゃめちゃ盛り上がったんですけど、仙台の東京エレクトロンホール宮城っていうのは席付きのホールなんでね。席付きは席付きで落ち着いて見れていいんだけど、LOTSっていうのは僕らも以前何度もライブをやったことがあるライブハウスなんで。まあオールスタンディングですし。もう、会場の密度が違うんでね。もともと盛り上がるだろうと思っていたんですけど、まあ大盛り上がりだったと。で、大盛り上がりしましたということでね。

だいたいそのさ、ファンなのはいいんだけどさ、「……『タマフル』も『5時に夢中!』も放送していない新潟のスキマファンの多くには、最初は『なんだ、このベシャリの立つサンプラザ中野くんに見えたと思うのですが……」って。なんでこう、いちいち失礼なことをね、挟み込まなきゃいけないのか? という。「……そこはラジオスター宇多丸さんとドラマスターのDさんと一本締めスターのJINさんだけあって、一気に会場全体を味方につけていました」と。いや、だから何度も言いますけど、俺らはとにかくアウェイ戦大好きだし、よしんばなかなか苦戦していたとしても、俺ら自身はアウェイ大好き。

アウェイ大好きRHYMESTER

要はアウェイっていうのは、それこそ圧倒的に僕らのファンがいない状況っていうことはどういうことか?っていうと、やればやるだけファンが増えるっていう。現状、いないんですから。マイナスはないっていうことですから。「バーカ、バーカ! 死ね!」とか言わない限りはね、そんなマイナスはならない……まあ、それに近いことは言いますけど。ということで、我々的にはむしろね、得意な。「沼地戦が得意。ズゴッグ」みたいなね、そういう感じがありますので、いいんですけどね。で、いろいろと盛り上がって。先週もちょろっと言いましたけど、スキマスイッチの『ゴールデンタイムラバー 』という一緒の作った曲をやって。



さらに、我々の『re:Action』返しということで、僕らの『The Choice Is Yours』という曲を、その『The Choice Is Yours』という曲のサンプリング元であるマーク・カパニという人のオリジナル・バージョンと、さらにそのマーク・カパニのオリジナル・バージョン『 I Believe in Miracles』をカバーして、こちらが有名なジャクソン・シスターズのバージョン。この3つをマッシュアップしたスタイル。





で、歌の部分は大橋卓弥くんが歌うという。で、後ろは各地から傭兵が集まった、腕っこきの傭兵がめちゃめちゃなチームワークの良さを見せるというスキマスイッチバンドのみなさんとやるという形でやって。で、さらに、そこまででも十分に素晴らしいセッションができたと思うんですけど、さらにそれに加えて最後、仙台ではスキマスイッチの代表曲。みなさんもご存知でしょう。『全力少年』という曲。最後、アンセムだから僕らも一緒に舞台上にいてワーッ!って盛り上がる感じでいて。「よければ、いてもらえますか?」「いやいや、全然やりますよ。イエーッ!」って。で、もちろんあの曲って超グルーヴィーな曲なんで。演奏とかも。もう踊りまくってイエーイ! なんて仙台でやっていたら、その仙台の打ち上げで要は、スキマスイッチのお二人もそうだしバンドメンバーもみんな、超意気投合して。「今日、最高だったよね!」って。で、「もっと長くやんね?」って。で、「『全力少年』のところでもラップ、しませんか?」と。

ただ、『全力少年』ってBPMが140いくつとか、結構早いんですよね。なんだけど、そこにまたRHYMESTERのリリックを……『スタンバイ・チューン』っていう、オール同じライムで、なおかつ俺とDが対になった曲があって。これ、タイトにポンとやるにはちょうどいい。で、元の『スタンバイ・チューン』がBPM100ちょっとなんで、プラス40ぐらい早いんですけど、もう超早口バージョンで。それはそれでね、なかなかいい味というか、めちゃめちゃ盛り上がって。



で、その後にDJ JINのスクラッチパートでだいたいJINがやる手がなくなると、台の上に上るというのがあるんですけど、今回はその台の上に上る前にさらに、僕が見たことないやつで。僕もずーっと20数年一緒にやっていますけどはじめて見る、ほっぺたでスクラッチをしようとするというね(笑)。ただ、厳密に言うとその時は音は出ていなかったっていうね(笑)。アナログ盤にほっぺをベタベタこすりつけるおじさんっていうね(笑)。あの珍しい絵面も見れたということで。でも最高の……だから仙台が100の盛り上がりだとしたら、本当に余裕で150、200の盛り上がりということだったんじゃないでしょうか。スキマのメンバーとかスタッフもめちゃめちゃ驚いていて。「いや、今日すごかったですね」って。みたいな感じだったと思います。まあ、みなさんのね、ライムスファンの少数派ゆえの被害妄想を爆発させたノイジーマイノリティーのみなさんのおかげもあったかもしれません。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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