菊地成孔 小沢健二『流動体について』を語る

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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中で小沢健二さんの『流動体について』の話をしていました。



(菊地成孔)はい。王子様からおじさまへ。「う」の字、取れたか「おうざわけんじ」。菊地成孔です(笑)。「おうざわけんじ」にしようか、「おざわけうんじ」にしようか迷ったんですけどね。「けうんじ」だと「キリンジ」みたいなね。ゴッチャゴチャになっちゃうんで。同時代の音楽というか。はい(笑)。本日は『粋な夜電波』、タイニーストレンジセンスと題しまして。まあ、ちょっと変わった不思議ないい歌という。ものすげー変な曲とかね、笑ってしまうほどものすげー変な曲とかではなくて、ちょっと変わっているだけなんですけど、不思議にいい曲といういい湯加減の、いい心持ちの曲を4曲、選曲させていただいております。

まあ、そうですね。小沢健二さんの久しぶりのシングル。10何年ぶりですか? 『流動体について』ってね。あれも、言ってみればタイニーストレンジセンスですよね。サビのメロディーの頭が「ドドレレミミファファソソララシシドド、ミド~♪」っていうね。すごい、そこまで来るストレンジさにたまげちゃって、サビ頭がドレミファソラシドになっていることに気がつかないっていうね。

小沢健二『流動体について』



ビートルズの『Hello Goodbye』のね、「Hello Goodbye, Hello Goodbye, Hello Goodbye, Hello Goodbye♪ Hello Goodbye, Hello Goodbye♪」もドレミファソラシドですからね。



「ドドレレミミファファソソララシシドド、ミド~♪」のね、「ミド~♪」がストレンジなところなんですけどね(笑)。ディスっているんじゃないですよ。久しぶりにテレビで拝見したらね、非常に素敵なお年の取られ方をされていて。というわけで、1曲行ってみましょうか。バカなことばかり言ってないで(笑)。まあ、「ドドレレミミファファ……」の件については本当ですけどね。音楽家がそんな嘘ついちゃいけません。

<書き起こしおわり>

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