町山智浩と赤江珠緒 ニューヨークを語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、赤江珠緒さんとニューヨークについてトーク。不動産価格の上昇でニューヨークにおきた変化などを話していました。



(赤江珠緒)私は町山さん、ちょっとお久しぶりですという感じで。先週はね。

(町山智浩)はいはい。夏休み、どうでした?

(赤江珠緒)もう満喫させていただいて。で、ニューヨークに行って。その時に、初めてだったんで町山さんにご紹介いただいた映画『ブルックリン』を見ました。あれを見て行ったんで。

町山智浩 映画『ブルックリン』を語る
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で1950年代にアメリカに渡ったアイルランド系の移民女性を描いた映画『ブルックリン』を紹介していました。 故郷と愛に揺れ動く思い...

(町山智浩)飛行機の中で。はいはい。

(赤江珠緒)見て行きましたので。

(町山智浩)ニューヨークはどこに行きました?

(赤江珠緒)もう、2日しかいなかったんで。マンハッタンのところをウロウロしてただけですけど。

(町山智浩)そうか(笑)。

(赤江珠緒)でも、ここが移民の人たちが入国する時の場所だ、とかね。

(町山智浩)自由の女神のところに行ったんですね。エリス島ですね。あそこは移民した人たちの名前を刻んであるんですよ。あれを見ると、いま有名になっている人たちのおじいさんたちの名前が入っているんですよ。スピルバーグとか、マーティン・スコセッシとかのおじいさんの名前が入っていて。

(山里亮太)気づけた?

(赤江珠緒)いや、それは気づかなかったけど。

(町山智浩)いや、すごい名前の数なんで難しいんですけど。探そうと思うと、探せるんですよ。『ブルックリン』っていう映画は、あれはすごくブルックリンが貧しい移民たちの街だった頃の話なんですけど、いまはブルックリンはおしゃれ化が進んで。

おしゃれ化が進むブルックリン

(赤江珠緒)そう。おしゃれになっていて。

(町山智浩)そう。マンハッタンがものすごく土地の値段が上がりすぎちゃって。で、アーティストとかが住めなくなっちゃったんですよ。アーティストたちってそんなに収入がないじゃないですか。絵描きとか。ねえ。で、ブルックリンに移り住んだんで、いまブルックリンがすごくおしゃれになっています。

(赤江珠緒)そう。なんかおしゃれスポットみたいになって、紹介されていました。

(町山智浩)大変なんですよ。だからね、昔はブルックリンもヤクザな人がいっぱい住んでいたところなんですけど、彼らは住むところがなくなって、どんどんどんどん端っこに寄せられちゃって。

(山里亮太)そんな追いやられ方があるんですね。おしゃれな人に追い出される(笑)。

(町山智浩)ああ、そうですよ。うちの近所、サンフランシスコにも中南米系の人が住む地区があって。昔はギャングがいっぱいいたんですよ。ひどいやつらで、ダイナマイトってあるじゃないですか。それをチョキチョキとハサミで切って、これぐらいの大きさにして、それに導火線をつけて投げて遊んでいるようなやつらだったんですけど(笑)。

(赤江珠緒)どういう遊びなんですか、それ!?(笑)。

(町山智浩)でも、サンフランシスコはいまIT系のGoogleとかFacebookとかの社員たちがどんどんどんどん入ってくるんで、家賃がどんどん上がって住めなくなっちゃって。建て直しをやられると、住めなくなっちゃうんですね。で、ギャングが消えちゃって、犯罪がなくなっちゃって。

(山里亮太)ええっ?

(赤江珠緒)まあ、いいんですけどね。

(町山智浩)いいことなのかどうか?っていうね。

(赤江珠緒)まあまあ、街もそうやって様変わりしていくというね。

(町山智浩)大変なんですよ。いま、もう、この間行ったカナダのトロントもね、ものすごい高層ビルだらけでね。で、建築ブームなんですね。100以上の超高層ビルが建っているという状況になっていて。で、たぶん崩壊しますよ。トロント。

(山里亮太)いま、バブルなんですか?

(町山智浩)バブルなんですよ。トロント、建築バブルなんですよ。で、住んでいる人の収入をはるかに超えた高級住宅が建っていて。絶対に崩壊するんで、もうすぐトロント、ガクン! と値が下がるので、みんなガッ!っと買うといいんですけど(笑)。

(赤江珠緒)いや、そんな情報をすすめられても……(笑)。

(山里亮太)リスナーにトロントの不動産事情を(笑)。

(町山智浩)何の話をしに来たんだ?っていうね(笑)。

<書き起こしおわり>

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