町山智浩 『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。ターミネーターシリーズの最新作『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』を紹介していました。


(町山智浩)っていうことで、今日の本題はターミネーターの最新作です!音楽、どうぞ!

(赤江珠緒)はい。



(町山智浩)はい。ということでね、電車に乗っているような気分になったと思います。

(山里亮太)ガタンガタンってね(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)はい。ターミネーターのね、最新作。『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』という映画を紹介します。これ、もう今週ぐらいに公開じゃないかな?日本で。

(赤江珠緒)そうですね。

(町山智浩)7月10日金曜日ですね。

(赤江珠緒)シュワさんもいらっしゃってますよ。はい。

(山里亮太)シュワさん?

ターミネーターシリーズのおさらい

(町山智浩)はいはいはい。がんばってますね。67才ですね。シュワルツェネッガー。で、ちょっとターミネーターシリーズのおさらいをざっとしますと・・・まず、いちばん最初、一作目は1984年に公開された『ターミネーター』っていう映画があってですね。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)これはまず、未来世界がですね、機械とコンピューターによって支配されて人類が絶滅寸前っていう状況が設定されております。で、そうなったのはですね、核ミサイルからアメリカを守るための防空システムがありまして。自動防空システムが自分の意思を持って暴走するんですね。それがスカイネットというシステムだったんですけども、それが人間を殺しまくってですね、機械の世界にしちゃうわけですけれども。で、その中で人類の抵抗をしているレジスタンスの偉大なる戦士、ジョン・コナーっていう人がいて。その人が機械と戦っているんですけども、そのジョン・コナーを殺すことができれば、機械側の完全勝利になると。

(山里亮太)うん。

(町山智浩)いうことでですね、過去に戻って、人類の救世主であるジョン・コナーの母親が、ジョン・コナーを産む前に殺そうとする作戦をスカイネットが考えるんですよ。ややこしいですね。もう、言っているだけでね。

(山里亮太)(笑)

(町山智浩)あの、ドラえもんみたいなもんですね。早く言うと。のび太をなんとかしようってドラえもんを送りこみますけど。未来ののび太の子孫が。その逆ですね。はい。のび太じゃなくて、素晴らしい人類の希望の芽を摘むために、殺しのドラえもんを送りこんだらそれがシュワルツェネッガーっていう話だったんですよ。

(山里亮太)殺しのドラえもん(笑)。ターミネーターってそう説明されると・・・

(赤江珠緒)まとめましたら、そうですか。なるほど。

(町山智浩)まとめると、まあのび太のお母さんが結婚しないようにいろいろするっていう話ですよ。だいぶ違うかもしれませんが(笑)。で、それがターミネーターっていう。『ターミネート(Terminate)』っていうのは『集結させる・終わらせる』っていう意味で。その人類を終わらせるためにですね、T-800という型番のシュワルツェネッガー型のロボットが1984年に送られるんですね。

(山里亮太)うんうん。

(町山智浩)で、そこから将来救世主ジョン・コナーを産むはずのサラ・コナーっていうお母さんを助けなきゃ!っていうことで、未来のですね、カイル・リースというレジスタンスの戦士が1984年にまたタイムトラベルで送られて。で、シュワルツェネッガーからサラ・コナーを守るっていう話なんですね。で、これはジェームズ・キャメロンっていう監督が自分でほとんど自主制作みたいにして作った映画で。制作費がわずか7億円ぐらいだったんですよ。

(山里亮太)へー!

(町山智浩)すごい低予算映画で。シュワルツェネッガー自身もまったくスターじゃなくて。ボディビルダーとしては有名だったけど、オーストリア訛りが抜けなくて、役がなかったんですね。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、苦しんでいるところにほとんどセリフのないターミネーターの役をやってですね、彼が大スターになって、ジェームズ・キャメロンもその後、『タイタニック』っていう史上最大の大作を作る映画作家に育っていくわけですけど。それの原点がターミネーターっていう1984年の映画なんですよ。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)で、その後ですね、98年に続編の映画が作られて。それが『ターミネーター2』ですけど。これはご覧になってますか?

(山里亮太)これは見ています。テレビでも放送されているから、何回も見てますね。

(町山智浩)そうですよね。これはもう、超大作なんですけども。それは、シュワルツェネッガー型のロボットだったT-800を、プログラミングを変えてサラ・コナーを守るようにプログラムしたっていう話になっていて。彼が正義の味方になっています。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)そこにT-1000っていう新型のターミネーターが送られて来るんですね。スカイネット側から。それは液体金属でね。水銀みたいにして体がグニャグニャ変わるやつですけど。で、これがまあ世界的大ヒットしましたね。ターミネーター2。で、特にこのターミネーター2のラストのですね、シュワルツェネッガーが親指を立てながらですね、溶鉱炉に沈んでいくシーンっていうのは、もう涙なくしては見られなかったですね。

(赤江珠緒)うんうん。あのシーンはね、そうです。

(町山智浩)で、その後も何本かターミネーターシリーズは作られていくんですけども。ちょっと失速したんですよ。シリーズとして。人気なくなっちゃって。で、今回、完全にリブートをかけるんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)だからコンピューターの電源を切ってもう1回やり直すようなもので。だから『新起動』って言うんですね。

(赤江珠緒)ああー、なるほど。

(町山智浩)再起動っていう意味ですね。はい。で、それに『ジェニシス』っていうルビが振ってあるんですよ。新起動っていう字にね。で、これ、『ジェニシス(Genisys)』っていうのはちょっとつづりが違うんですけど、旧約聖書のいちばん最初に書いてある創世記の『Genesis』と引っかけてあるんですね。

(山里亮太)はあはあ。

(町山智浩)つまり、新しい世界が作られるっていう話ですけども。聖書の方は。あの、このターミネーターシリーズが上手いのはね、聖書的なテーマを中に盛り込んでるんですよ。だからその、人類の救世主がジョン・コナーですよね。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)そのお母さんっていうのはお父さんがわからないんですよ。最初の設定では。

(赤江珠緒)ああー。じゃあマリアさんみたいな。

(町山智浩)そこに、そう。未来からカイル・リースっていう戦士がやってきて。で、『あなたは将来、救世主を産みますよ』って教えるんですよ。

(赤江珠緒)はー。

(町山智浩)これ、キリストですよね?

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)いわゆる受胎告知って言われるもので。天使ガブリエルが神様から来て、『あなたは救世主を産みます』ってマリア様に教えたっていう話があって。それを元にしてるんですよ。

(山里亮太)ふーん。

(町山智浩)だからこの人類の救世主のジョン・コナーっていう人は、イニシャルがジーザス・クライスト、イエス・キリストと同じ『J・K』になっているんですよね。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)あ、違った。『J・C』ですね。JKは女子高生ですから!

(赤江珠緒)(爆笑)

(町山智浩)あの、人類救わないんで。すいません。

(赤江珠緒)JK(笑)。

(町山智浩)それ、だいぶ違いますね。はい。で、今回も、その話はほとんど同じなんですよ。今回の新起動でも、そこのところは。で、ほとんど同じ話が始まって、まったく
1作目と同じシーンが出てくるんで、びっくりするんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)つまり未来から送られたシュワちゃんが、タイムマシンに乗る時は服とかが一緒に送られないんで、全裸で送られてくるんですね。

(山里亮太)あのシーンですね。はい。

(町山智浩)ねえ。あの、テレビで放送する時、いつも淀川長治が大喜びしていたシュワちゃんの全裸シーンがあるんですけども・・・

(赤江珠緒)(笑)。そうでしたっけ?

(山里亮太)なぜか?は掘り下げませんけども(笑)。

(町山智浩)そう。それがね、びっくりするんですよ。ピカピカなんですよ。シュワちゃんが。

(山里亮太)ピカピカ?

(町山智浩)ピカピカ、ツルツルのね、プリップリしてもうめちゃくちゃ美味しそうなシュワちゃんが送られてくるんですよ。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)食べごろの。30年前のシュワちゃんが送られてくるんですよ。

(山里亮太)あ、若かった頃の。

(町山智浩)若かった頃の。で、うわっ!ってびっくりするんですけども。そうすると、そこに現在のあのシワシワで白髪交じりのシュワちゃんが現れるんですよ。で、『お前、待ってたぜ!』っつって、戦いが始まるんですよ。

(赤江珠緒)戦っちゃうの?

(山里亮太)昔のシュワちゃんといまのシュワちゃん。

(町山智浩)戦っちゃうんですよ。そう。ツルツルシュワとシワシワシュワの戦いになってくるんですよ。

(山里亮太)ツルツルシュワとシワシワシュワってもう・・・炭酸みたい(笑)。

(町山智浩)すごいことになってるんですよ。それで、なんだ、これ?って思うんですけど。これはね、それでまあ、どっちが勝つか?っつったら、どっちが勝つと思います??

(赤江珠緒)それはやっぱり・・・

(町山智浩)67才のシュワと37才のシュワですよ。

(山里亮太)そりゃ37才のシュワの方が強いでしょうね。

(赤江珠緒)でもやっぱり、老いの方が勝ってくれないと・・・

(町山智浩)それはねえ、やっぱり人間、若さじゃないんですよ。やっぱり。年輪ですよ。

(赤江珠緒)そうそうそう!

(町山智浩)シュワルツェネッガー、1984年に出た時は、もうまったくの新人で。もう誰も知らない人だったんですよね。ほとんど。ボディビルダーとしてしか。その後30年でシュワルツェネッガー、いろいろあったじゃないですか。

(赤江珠緒)そうですよ。知事にまでなったんだから。

(町山智浩)だから『りえチャーン!』とかあったじゃないですか。『ダイジョウブイ!』とか。



(赤江珠緒)あった!あった!懐かしい。はい!

(町山智浩)あったでしょ?

(山里亮太)やかん持ってね、カップヌードルのCMもありましたよ。

(町山智浩)あと、この人すごいのはカリフォルニアの州知事になったんですよ。

(赤江珠緒)そうそう。そうですよ。

(町山智浩)それで、知事になってなんか、5千万円がカバンに入んなかったりとか、いろいろあってね。

(山里亮太)それ、違う知事です。

(町山智浩)あ、それ、違う知事?そう。だからいろいろあって。僕もね、1984年っていうのは僕が大学を出た頃なんですよ。出る頃なんですよ。

(赤江珠緒)ツルツルだった?

(町山智浩)この業界で映画とか見始めて、試写室に初めて行くようになった頃にこの映画を見てるんですよ。僕。

(赤江珠緒)うわー!

(町山智浩)だから感慨深いですよ。もう。

(赤江珠緒)当時の町山さんもね、ツルッツルでしょ?ピカッピカでしょ?

(町山智浩)そう。シュワルツェネッガーのような(笑)。いい人生じゃねーな、それ(笑)。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)だってシュワルツェネッガー、最近『エクスペンダブルズ』で使い捨てとか言われてるんですよ?

(赤江珠緒)そうだー。うん。

(町山智浩)ねえ。消耗品とかね。でもね、今回がんばってます。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、もう若い頃の自分をやっつけてですね、こう言うんですよ。『歳はとったが、ボケちゃいねーぜ!』って言うんですよ。

(赤江珠緒)ほー!

(町山智浩)『鈍くなっちゃいねーぜ!』って言うんですけど、もういいセリフだなと思ったら、映画の中で3回か4回言うんで、クドいからもうやめろ!と思いましたけど。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)相当気に入ったんでしょうね(笑)。

(町山智浩)相当気に入ったんだと思うんですけど。はい。で、なんでその歳とったシュワルツェネッガーがそこにいるのか?と思ったら、実はそのサラ・コナーが子どもの頃に送られていたんですね。彼が。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)それでサラ・コナーが未来から送られてくるロボットの敵と戦えるように鍛え上げたお父さんがシュワルツェネッガーだったってことがわかるんですよ。今回。

(赤江珠緒)へっ?

(町山智浩)だから『パパ』って呼ばれてるんですよ。シュワルツェネッガーが。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)石立鉄男さんみたいですよって、古くてぜんぜんわからないと思いますが(笑)。

(山里亮太)『チー坊』って(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)もう、びっくりしましたよ。シュワルツェネッガーのことをサラ・コナーが『パパ!パパ!』って言うんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)どうなってるんだ?と思いましたけど(笑)。

(山里亮太)たしかに話は新しく作られている感じ、しますね。

(町山智浩)そうなんですよ。完全に作り直しなんですよ。で、しかもそのサラ・コナーの方はずっと鍛えられてですね、その間、歳とっていくじゃないですか。シュワルツェネッガーも。で、老けているんですって。今回。ロボットなのに老けているから、おかしいじゃん?って思うじゃないですか。

(赤江珠緒)ふんふん。

(町山智浩)そしたら、『中身はロボットだけど、外側には人工だけども生物の皮膚をつけているんだ』ってシュワルツェネッガーが言うんですよ。

(赤江珠緒)ちゃんと説明してくれて(笑)。

(町山智浩)だから皮膚とかはちゃんと歳とるんだよっていう説明をしてましたよ。

(赤江珠緒)へー(笑)。

(山里亮太)あ、いいですね。ちゃんと言ってくれるのは。

(町山智浩)そう。ちゃんと言ってくれましたけど。ああ、そうか!と思いましたけど。今回ね、すごく盛ってて。まず、元祖若いシュワルツェネッガーのターミネーターが出てきますけど、他にも液体金属のターミネーターも出てくるんですよ。ちゃんと。

(赤江珠緒)うん!

(町山智浩)で、次々といろんなターミネーターが出てくるっていう、もう盛り盛りでですね。大変なんですけど。で、新しいターミネーターも出てきます。今回、敵として。

(赤江珠緒)へー?

(町山智浩)それはね、T-3000っていうんですけど。これがね、ナノマシンっていう微生物サイズのちっちゃいちっちゃいロボットが大量に集まって形を作ったものなんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)それがまた、めちゃくちゃ強くて。要するに、体が自由自在に変形するから、殴ったり蹴ったりしてもやっつけられないんですけど。それが今度来てですね、それとサラ・コナーと、歳とったシュワルツェネッガーと、未来から来た戦士カイル・リースと3人で、そのT-3000と戦うっていう話が今回のターミネーター新起動でした。はい。

(赤江珠緒)へー!そうかー。

(町山智浩)でね、ジェニシスっていう言葉の意味はね、実はジェニシスっていうプログラムが売りに出されるっていう話になっていて。

(赤江珠緒)ふん。

(町山智浩)で、それが2015年に売り出されるみたいな話になっているんですけど。で、それがGoogleみたいな、ありとあらゆるものがこう、可能になるソフトが配られる見たいな。実は、でもそれは防空システムのスカイネットが名前を変えてこっそりと全世界のネットに入りこもうとしている隠れ蓑。『トロイの木馬』と呼ばれるものですけども。コンピューター用語で。だったってことがわかるんですよ。

(赤江珠緒)ほうほう。

(町山智浩)で、そのスカイネットの陰謀を阻止しなきゃならないっていう話になってくるんですけども。はい。言ってるだけでも、もうややこしいね。

(山里亮太)でも、結構見ていたら、これ、ターミネーターでお馴染みのこのシーンだ!っていうのもあったりするわけなんですかね?

(町山智浩)これね、1作目と2作目だけはちょっとね、先に見ておいたほうがいいです。

(赤江珠緒)ああ、なるほどね。

(町山智浩)はい。『あっ、このあれは、ここから来てるな』とかね。結構1作目、2作目のパロディーみたいなことをいっぱいやってるんですよ。わからなくても面白いですけど。

(赤江珠緒)いや、でもね、大ヒットだったんですけど、町山さんね、ちょっとうかがったところによると、ターミネーターで監督はあまり儲からないとうかがったんですが。

(町山智浩)あ、これね、ターミネーターシリーズはものすごい利益を上げているんですけど。ジェームズ・キャメロンはですね、このターミネーター1作目を撮った時に、サラ・コナー役だったリンダ・ハミルトンさんっていう女優さんとデキちゃったんですよ。撮影中に。

(赤江珠緒)ほう。

(町山智浩)で、その奥さんが実はこのターミネーターのプロデューサーのゲイル・アン・ハードさんっていう人だったんですね。で、奥さんがプロデュースしている映画の撮影中に、主演女優とデキちゃったんですよ。ジェームズ・キャメロン。

(赤江珠緒)うわー。

(山里亮太)ジェームズ・キャメロン、すごいな。

(町山智浩)で、『申し訳ない!』って言って、奥さんに離婚の慰謝料のかわりに、ターミネーターの全権利を100円であげたんですよ。

(赤江珠緒)ええっ!?あ、そういうこと?

(町山智浩)100円って、1ドルですけど(笑)。だから、それ以降のターミネーターの利益っていうのは、奥さんに行くことになってるんですよ。

(赤江珠緒)いまも?

(町山智浩)ええとね、途中で奥さんが売っぱらっちゃたですけど。途中まで彼女のところに全部行ってたんですよ。DVDとかの売り上げ、全部。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)慰謝料、すごいな、それ。

(町山智浩)莫大な慰謝料ですよ。で、しかも、きっぷの良い男でしょ?そう聞くとね。でも、このジェームズ・キャメロンはその後、リンダ・ハミルトンと結婚してですね、タイタニックの撮影中にタイタニックに出ている女優さんとデキちゃって。リンダ・ハミルトンとも離婚して。タイタニックの売り上げの半分はリンダ・ハミルトンに行きました。

(赤江珠緒)なにをしてるんですか!?(笑)。

(山里亮太)ジェームズ・キャメロン、すごいなー!

(町山智浩)ぜんぜん金ねえんじゃねーの、このオヤジ!?って思いますけど(笑)。だからこの人自身も、いわゆるエクスペンダブル状態になってますね。はい。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)みんな友達です。はい。

(赤江珠緒)ちょっと面白い人生ですけどね。稼いでは、元の奥さんに、元の奥さんに・・・(笑)。

(山里亮太)新作が気になりますね。次。

(町山智浩)いや、なんかこういうのは一度積み上げたら、一回壊した方が面白いってことなんだと思うんですけどね。人生ね。

(山里亮太)スクラップ・アンド・ビルド(笑)。

(町山智浩)いや、シュワルツェネッガー、がんばってますよ。67才で。体、鍛えてますよ。今回、ちゃんと。もうすごい、大活躍でしたよ。

(赤江珠緒)うん!

(町山智浩)でね、1作目、2作目の名ゼリフもちゃんと言います。

(赤江珠緒)おっ!

(町山智浩)『I’ll be back』っていう。

(山里亮太)それは言ってもらわないと!ですよね。『I’ll be back』は。

(町山智浩)そう。『戻ってくるぜ!』っていうね。そういうね、もうファンを喜ばせることがてんこ盛りになっている映画ですね。はい。

(赤江珠緒)なるほど。

(町山智浩)だから困っちゃうのはね、敵で出てくる男がですね、今回の強敵を演じるのがですね、俳優さんがジェイソン・クラークっていう俳優なんですね。で、この人が、今回舞台はサンフランシスコでですね。サンフランシスコにジェニシスっていう、本当の名前はスカイネットなんですけども。を、開発している会社があってですね。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)そこに食い込んで、スカイネット(ジェニシス)で地球人類を滅ぼそうとしてるのがこのジェイソン・クラークなんですけども。この人、この前にサンフランシスコでですね、『猿の惑星』シリーズで、猿が人類を滅ぼそうとするのと戦っていた人なんですよ。

(赤江珠緒)ああー!

(山里亮太)つい最近まで人類を守ってくれていたのに。

(町山智浩)そう。なにやってんだ、このおっさん?と思いましたけど(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)いやいや、役ですよ(笑)。

(町山智浩)場所おんなじで、話似てるし!みたいなね(笑)。なんでこの人にしたんだろう?って思って。困ったなと思いながら見てましたけどね。はい。

(赤江珠緒)そういうつながりもありました。

(山里亮太)今回は敵の方ですね。

(赤江珠緒)今日はターミネーター:新起動/ジェニシスをご紹介いただきました。日本では今週の金曜日。7月10日から。もう間もなくですね。金曜日から公開になります。町山さん、今日もどうもありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

(町山智浩)はい。どもでした。

<書き起こしおわり>