町山智浩 マッドマックス 怒りのデス・ロードを語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でマッドマックスシリーズ30年ぶりの新作、マッドマックス 怒りのデス・ロードを紹介していました。


(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)マッドマックスシリーズって、どのぐらいご存知ですか?

(山里亮太)あの、正直知らないです。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)えっ?お二人とも、見てない?

(赤江珠緒)見てないんですよ。

(町山智浩)えっ・・・!?大変なカルチャーギャップですね。

(山里亮太)そんな驚きですか?

(赤江珠緒)いや、割と30年ぐらい前に生まれたぐらいですもんね。我々。

(町山智浩)ああ、そうですよね。僕の世代の、1960年前後に生まれた人で、いま、このラジオで、自動車、トラックとかを運転したり、タクシーとかを運転しながらこのラジオを聞いている方、多いと思うんですが。『マッドマックス』って聞いただけで、思わずアクセス踏んで大変な事態になっていると思いますよ。日本中で。

(赤江珠緒)ああー!

(山里亮太)スピードがグイッと上がっている。みんな。

(町山智浩)東京中で。もう、『マッドマックス』って聞いただけで、アクセル、バーン!って全開になりますから。普通。

(赤江珠緒)危ない、危ない(笑)。

(山里亮太)どんな映画なんすか!?

(町山智浩)1960年ぐらいの生まれの人はね。これがどれぐらいすごいかと言うと・・・

(赤江珠緒)たしかに、金曜日の玉さん(玉袋筋太郎)も大興奮でしたもんね。マッドマックスって聞くだけで。

(町山智浩)ああ、そう。世代的にね。はいはい。あのね、これ、1回テレビで放送されたことがあるんですよ。昔。初めて。マッドマックスシリーズの1作目っていうのが1979年の映画なんですけども。それを○○ロードショーってやつで、9時から始まるやつで見た後ですね、僕、その頃バイクに乗っていたんですけども。ヤマハのRZ250っていうバイクに乗ってましてですね

(山里亮太)はいはい。

(町山智浩)それは2サイクルでアクセルをちょっと開くだけでウィリーして飛び出すようなバイクだったんですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)真っ黒なやつで。それで、その最初のモデルに乗っていたんですけども。で、このマッドマックス第一作目がテレビで水野晴郎さんの解説で放送された時にですね、見終わった後、興奮して居ても立ってもいられなくて、バイクに乗って飛び出したんですよ。

(赤江珠緒)うん!

(町山智浩)夜の町に。で、いまお台場、フジテレビがあるところ、昔、13号埋立地っていう夢の島に行く途中に清掃車がズラーッと並ぶすごい直線があったんですね。そこは信号が全くない直線で、しかも夜に行くと誰もいないんですよ。だから、思いっきりアクセルを全開にできるところだったんですね。東京で。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)そこまで飛んで行ったらもう、バイクだらけでした!

(赤江珠緒)そうか。もう影響を受けた人たちが、そんなに。

(町山智浩)そう。いまマッドマックス見て興奮した人たちが、居ても立ってもいられなくってそこに行って、ブンブン飛ばしてましたよ!

(赤江珠緒)ええーっ!?そんなに?

(町山智浩)そのぐらいの社会現象に近いものだったですよ。

(山里亮太)へー!そんな影響力のある映画なんだ。

北斗の拳の世界観に影響を与える

(町山智浩)そうなんですよ。ええと、山ちゃんだとわかると思うんですけど、北斗の拳って見てました?アニメとか。

(山里亮太)はい、見てました。もちろん、ドンピシャです。

(赤江珠緒)北斗の拳はわかります。はい。

(町山智浩)あれはマッドマックスから生まれたものなんですよ。

(赤江・山里)えっ?

(山里亮太)あの、ケンシロウとかがですか?

(町山智浩)あのケンシロウの服は完全にマッドマックスっていう主人公が着ている服そのまんまです。

(赤江珠緒)本当だ。

(山里亮太)これ、いま、こちらに映画秘宝がありますけども。モロ、ケンシロウの服ですね。ケンシロウの服っていうか、これをモデルにしたんだ。


(町山智浩)そう。マッドマックスが元なんですよ。

(赤江珠緒)だってこの悪党たちがすごく一緒ですね。モヒカンのパンクロッカーたち。

(山里亮太)本当だ。

(町山智浩)そうそうそう。北斗の拳に出てくる悪党たちって、みんなモヒカンで、『ヒャッハー!』とか言いながら、『てめーら!』とか言って、『ひでぶ!』って言いながら死ぬんですけど。

(赤江珠緒)そうですね(笑)。

(町山智浩)『ひでぶ!』以外は基本的にマッドマックスから来たものなんですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)まんまですよ。この変なマスクの付け具合。

(町山智浩)まんまです。あと、ジャギっていう鉄仮面をつけた悪役、出てきますね。あれはマッドマックス2に出てくる敵のヒューマンガスっていう男がモデルなんですよ。


(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)『俺の名を言ってみろ』。ジャギ。うわー!

(町山智浩)そうそうそう。あれはヒューマンガスっていう敵がいて。そっくりなんですよ。

(山里亮太)あ、そっくりだ!

(町山智浩)だから、北斗の拳はマッドマックスから生まれたものなんですけど、まあ僕は順番に見ていったんでわかるんですけど。まあ、そうですよね。あの、30代の人とかはわからないですよね。

(赤江珠緒)先に北斗の拳から入っちゃってますね。

(山里亮太)北斗の拳の世界観にそっくりだと思いながら、いま見てました。

(町山智浩)逆ですから。順番ね。マッドマックス先ですから(笑)。でね、マッドマックスシリーズっていうのは最初に、79年に日本で公開された時に、いろいろびっくりさせられたんですけど。まず、いちばんびっくりしたのはこの映画の撮影中に人が死んでるってみんな信じたんですよ。

(赤江珠緒)えっ?

(町山智浩)これね、暴走族と暴走族に自分の奥さんと子どもを殺された警察官との戦いの話なんですけど。その中で、バイクがクラッシュして滑っていくシーンがあるんですね。で、それに乗っていたヘルメットをかぶっている暴走族の人がスローモーションで滑っていくんですけど。その後ろからもう一台のバイクが突っ込んできて、首に当たってグキッ!って折れるっていうシーンがあるんですよ。



(赤江珠緒)ええ、ええ。

(町山智浩)それ、どう見ても死んでいる!って言われて。当時、大変な話題になったんですよ。『おい、あれ、人が死んでいる瞬間じゃねーの?』みたいな感じで。

(赤江珠緒)ええっ?だって当時だからCGなんかもないし・・・

(町山智浩)ないですよ。この時代。っていうかこのマッドマックスっていう映画はオーストラリアで本当に低予算で作られた映画で。お金がないから、基本的に全部本当にやってるんですよ。アクションを。

(赤江珠緒)あ、いまでも。へー。

(町山智浩)いや、これは79年ですからね。その頃、オーストラリアっていうのはですね、映画を輸出産業にしようっていうことと、それまですごく禁じていた暴力とかセックスの描写も全部OKってことにしたんで、とんでもない映画が大量に量産されて、無法地帯になってくるんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、その中から生まれてきたのがマッドマックスっていう映画で。本当に時速100キロ以上飛ばして、大クラッシュとか、もう危険な撮影をして。要するにハリウッドだったらできないことをやったんですね。

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)それで、日本とか世界中の観客がびっくりしたわけですよ。とんでもない映画が出た!と。

(赤江珠緒)その、首がグキッとなった人は大丈夫なんですか?

(町山智浩)それで、ずーっと死んだって言われていて。とうとう、そのスタントシーンで首をグキッてやられている人本人が出てきて。『私があのシーンでスタントやってるんですけど、大丈夫です。生きてます。死んでません』ってコメントしたのに、『あれは死を隠ぺいするための工作だ』っていう陰謀説まで流れて、大変な事態になったんですよ(笑)。

(赤江珠緒)そんなに思われるぐらい。

(町山智浩)そう。でもそれぐらいすごいシーンなんですよ。で、まあとにかく無法地帯ですから、やりたい放題やっていて。実際にその、オーストラリアの映画っていうのは当時、マッドマックス以外の映画では結構人が死んでます。本当に。

(山里亮太)へー!

(町山智浩)で、そのドキュメンタリー映画も、松嶋さんとやっていたドキュメンタリー映画を紹介する番組、ありましたけど。前に。その中で、マッドマックス以外のオーストラリア映画で人がバタバタ死んでるっていうドキュメンタリーを紹介したぐらいなんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)で、まあそういうことで世界中をびっくりさせたのがマッドマックスの1作目なんですね。で、2作目がもっと世界中をびっくりさせたんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)2作目はですね、そっからさらに後の、地球の物質文明が石油の枯渇によって完全に崩壊した世界の物語になっていたんですよ。で、石油を巡って殺し合いの弱肉強食の世界になっているっていう、まさに北斗の拳の世界を初めてスクリーンに出したのがマッドマックス2。81年の映画なんですね。

(赤江珠緒)はー。ちょっと近未来みたいな感じですね。

(町山智浩)そうなんですよ。まあ、1作目も近未来なんですけど、2作目は文明崩壊後の世界なんですね。そこで、その馬の代わりにバイクで殺し合いが行われているという世界がそこで作られたんですよ。

(赤江珠緒)うん、うん。

(町山智浩)で、これがまたとんでもないアクション映画で。後半の最後の方でですね、大チェイスが始まるんですけども。それはもう映画史を変えたって言われているチェイスなんですよ。もうこれは見てもらわないとわからないですよ。徹底的にすごいんで。

(赤江珠緒)ふーん!

(山里亮太)マッドマックス2。

(町山智浩)で、まあその後、マッドマックス3があって。それが1985年で。その後、作られなくなったんですね。それで30年たっているんですけども。これ、30年間ですね、ぜんぜんなにもしなかったんじゃなくて、ずーっとマッドマックスの4作目を作ろうとしてたんですよ。

(赤江珠緒)うん。だってそれだけね、人気で話題になったわけですからね。

10年以上前から噂されていた続編

(町山智浩)そうなんですよ。で、いくつかね、次々と立ち上がっては潰れていったんですね。で、今回、マッドマックスのタイトルは、今度公開される映画は、『怒りのデス・ロード』っていう日本語タイトルですけど。これ、『Fury Road(怒りの道路)』っていうのが原題なんですが。このタイトルはもう10年以上前から、ファンは聞いていたんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?そんな前から?

(町山智浩)そんな前からあって。でも、次々と潰れていったんですね。で、まず最初がね、アニメにするっていう話もあったんですよ。

(赤江珠緒)お、おおー。アニメでしたら、もう北斗の拳に・・・

(町山智浩)これね、日本のエヴァンゲリオンの監督の前田真宏監督がこのマッドマックスシリーズを始めたジョージ・ミラーっていう監督と組んでアニメにするっていう企画まであったんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)もう結構、具体的に進んでいたんですね。

(町山智浩)具体的に進んでいたんですよ。でも、やっぱりこれ、アニメじゃなくて、CGとかじゃなくて、本当に生身の、命がけのアクションじゃないとダメなんだっていう風に監督が言ってですね。それで今度はメル・ギブソンっていう最初の・・・メル・ギブソンっていう人はいま、極道俳優として非常に評判が悪いですが。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)『エクスペンダブルズ3』とかに出てきてますけども。この人は最初、美青年としてマッドマックスでデビューしたんですよ。世界的にね。で、マッドマックス2で世界的なスターになって。その後、悪いこといっぱいしてですね、嫌われ者になってますけども(笑)。まあ、『リーサル・ウェポン』とかありましたが。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)で、マッドマックスのその4作目を作ろうとしたらですね、今度はメル・ギブソンがとんでもないことを次々とするんで、なかなか映画に出せなくなっちゃったんですね(笑)。

(赤江珠緒)あー!ええ、ええ。

(町山智浩)それと、9.11テロがあったりですね。で、次々とトラブルがあって、もう10年以上ですね、作ろうとしては潰れ、作ろうとしては潰れっていうのが連続してたんですよ。で、これは永遠にできないんじゃないか?ってみんな思っていたんですね。っていうのは、まずメル・ギブソン自身も齢になっちゃったっていうのと、監督自身がもう70才なんですよ。今年で。

(赤江珠緒)ほー、ええ。

(町山智浩)で、70才でもうスーパーカーアクション映画なんて、体力的に無理何じゃないか?ってみんな思ったんですね。

(赤江珠緒)たしかに。はい。

(町山智浩)で、これはできないんじゃないか?って言ってたら、今度は撮影が始まった!って情報が入ったんですね。したら、また中止って言われたんですよ。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)それで、どうしてか?っていうと、オーストラリアの広大な砂漠。要するに日本の何倍もある砂漠でもって車が暴走するっていうシーンを撮らなきゃならないんですけど。オーストラリアっていうのはぜんぜん雨が降らないところなんですよ。それが、奇跡的に雨が降っちゃったんですね。撮影直前に。で、風によっていろんな花の種が砂漠には眠っているわけですけども。何十年も眠っている、砂漠にまかれていた種が全部一斉に芽を出しちゃったんですよ。

(赤江珠緒)え、ええーっ!?じゃあ、荒涼とした世界観じゃなくなった?

(町山智浩)そう。だから地獄の荒野として撮影するはずだったのが、美しいお花畑になっちゃったそうです(笑)。

(赤江珠緒)ええーっ!?(笑)。

(町山智浩)で、これは地獄には相応しくない!って。で、アフリカでロケしてですね、とうとうやっと、10何年ぶりに実現したのが今回のマッドマックス 怒りのデス・ロードなんですよ。

(赤江珠緒)紆余曲折あったんですね。

(町山智浩)あったんですよ。もう、信じられないですよ。30年かかってるんですよ。実際まで。ねえ。で、具体的には10年以上かかっているっていうとんでもない映画なんですけども。まあ、でも見てびっくりしましたよ!

(赤江珠緒)どうですか?その前とかのイメージが・・・

(町山智浩)めちゃくちゃなんですよ、この映画。めちゃくちゃなんです。

(赤江珠緒)めちゃくちゃ?

(町山智浩)映画としてデタラメなんです、これ。映画史に残るデタラメさですよ。

(赤江珠緒)ほー!

(町山智浩)で、どういう風にデタラメか?っていうと、映画っていうのはまず主人公が出てきて、何かがあって、トラブルがあって。世界観が説明されて。で、ヒロインが出てきたり、なんかいろんなのがあって。で、最後にその敵と戦うっていう、そのクライマックスがあるっていうのが基本的な映画の流れじゃないですか。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)恋愛映画でもなんでもそうですけども。で、そのマッドマックス2っっていうのは最後のカーチェイスっていうのでまあ、10分くらいのカーチェイスがあって、それが見せ場になっていたんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、たいていの映画っていうのはクライマックスっていうのは10分ぐらいですよ。実質的には。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)この映画は、2時間全部クライマックスなんですよ。

(赤江珠緒)えっ!?

(町山智浩)ストーリーがないんです。基本的に。

(山里亮太)えっ!?

(赤江珠緒)2時間も!?

(町山智浩)2時間の上映時間で、いちばん映画の頭でいきなりカーチェイスが始まって、最後までずっと突っ走ってるんです。

(山里亮太)それ・・・でも、面白くなるんですか?

(町山智浩)びっくりしましたよ!だから始まった時に、なにが起こっているのか、ぜんぜんわかんないんですよ。説明もなにもないし。これ、誰?いったいなにが起こっているの?っていうね。で、いきなりアクションなんですよ。バーッ!っと。で、最初から最後までずっと追っかけ。

(赤江珠緒)ええっ!?(笑)。

(町山智浩)とんでもない映画になっていましたよ。

(赤江珠緒)えっ、でもその、町山さんみたいに往年のファンも、これ30年も待たされても、よし!っていうような作品なんですか?

(町山智浩)いや、だからみんな見たかったものを、『じゃあお前ら、もう話とかどうでもいいだろ?お前らが見たいのは、カーチェイスだろ?じゃあそれだけ、2時間見せてやるよ!』っていう映画なんですよ。

(山里亮太)(笑)

(赤江珠緒)ああー、なるほど!そっちに振り切って。

(町山智浩)もう余計なことはどうでもいいよ!っていう感じなんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)それがまたものすごくて。ぜんぜんCGを使わないで、本当に生身でずーっともう、車のぶつけ合いを延々と見せるんですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)すっごいですよ、これ。最近、『Fast & Furious(ワイルド・スピード)』っていうシリーズとかありますよね。カーチェイスものって。でも、やっぱりCG使っているんですよ。結構。

(赤江珠緒)あー。

(町山智浩)これ、ぜんぜん使ってないですよ。ほとんど。

(赤江珠緒)使ってないんだ!

(町山智浩)使ってないんですよ。

(山里亮太)でもすごい車の数々ですよ。

(赤江珠緒)ちょっと予告とか見ましたけど、すごいですよ。たしかに。

(町山智浩)もう、どうかしてるとしか言いようがない内容なんですよ。

(山里亮太)じゃあ、作っているんだ。このために。こんなド派手な車とか。

(町山智浩)すごいですよ、これ。これね、石油が枯渇している世界だっていうのに、ものすごく燃費の悪い巨大な車を使ってね。ぶつけ合いを延々とやってるんで。バカじゃねーか!?って思うんですけど。はい。

(山里亮太)(笑)

(町山智浩)でね、このマッドマックスをやっている人は、メル・ギブソンはもう引退しましたんで。新しく、トム・ハーディーっていう俳優さんが演じてるんですね。この人はね、日本では残念なことにこの人の最高傑作って言われている『ウォーリアー(Warrior)』っていう映画がまだ公開されてないんですよ。

Warrior[US]

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)で、ウォーリアーっていう映画は僕、このたまむすびでたしか紹介したと思うんですけど。UFCの映画なんですね。総合格闘技の。

(赤江珠緒)ああー。

(町山智浩)弟と兄貴が、関節技が特異な兄貴と、打撃系の弟が戦うっていう、ものすごい泣ける格闘技映画で弟の方の役をやった人が今回のマックスになるトム・ハーディーなんですね。

(赤江珠緒)うん、うん。

(町山智浩)で、すごい映画なんで、マッドマックスっていうのは、マックスっていうのは誰なのか?とか、妻子を殺されて・・・とか、過去とか、ぜんぜんわからないんですよ。この映画。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)『もうそんなこと、おめーら、知ってんだろ?ゴチャゴチャやんねーよ!』みたいな話になっちゃってるんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)すごいな!と思いましたよ。

(山里亮太)ストーリーで泣かせるとか、そんなものはない?全く。

(町山智浩)あ、泣かせます。それが、泣かせるんですよ。ちゃんと。

(山里亮太)へー!どうやってなんだろう?

(町山智浩)今回ね、世界観っていうものは、まず世界が滅亡していて。ほとんど、文明が。で、水を支配している男が出てくるんですね。それはイモータン・ジョー(Immortan Joe)っていう男で。『不死のジョー、死なない男ジョー』って言われている人がカリスマみたいにして、砂漠の中で水を独占してるんですよ。


(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)王様として君臨してるんですけども。彼の王国はですね、自動車が神になっている王国なんですよ。なぜか。で、自動車に乗る人たちが、戦闘員がですね、『ウォーボーイズ』と呼ばれる戦闘員で。彼らは、キリスト教だと十字架がありますけど、十字架の代わりにハンドルを掲げて、自動車で突っ走って戦いの中で死ぬことが最高の名誉だと思っている、とんでもないカルト集団なんですよ。

(赤江珠緒)はー!ええ。

(町山智浩)で、そこに君臨してる王様のイモータン・ジョーっていうのが奥さんをたくさん抱えていて。で、自分の子孫をたくさん作っているんですけども。その奥さんたちを連れて、すごい名前が難しいんですが、フュリオサ(Furiosa)っていう女の子がですね、その妻たちを連れて逃げ出すと。それをイモータン・ジョーの王国の軍団たちが追いかけると。そこにマックスが巻き込まれるっていうのが今回の話なんですね。

(赤江珠緒)ああ、はい。

(町山智浩)で、その奥さんたちを連れて逃げるフュリオサっていうヒロインを演じるのが、シャーリーズ・セロンっていう人なんですけど。このシャーリーズ・セロンっていう人の写真、そっちに行ってます?

(赤江珠緒)はいはい。来てますね。

(町山智浩)この人、モデルですけど、とんでもない格好になってますよ。今回。坊主頭でね、頭を真っ黒に塗ってるんですよ。それで、片腕なんですよ。しかも。


(赤江珠緒)へー!ふんふん。

(町山智浩)これ、やらないですよ。この人(笑)。スーパーモデルみたいな仕事している人ですけど。普段はね。で、アカデミー賞女優でもあるんですけども。こんなとんでもない格好、しないですよ。普通、そういう女優さん。

(山里亮太)それぐらいしても出たい作品なんですか?役者さんには。マッドマックス。

(町山智浩)いやー、もうマッドマックスに出るっていうことはひとつのね、夢みたいなものなのでしょうけどね。これ、日本の女優さんでやる人、います?丸坊主にして、顔を真っ黒に塗って片腕役をやるっていう人、いないですよ。普通。

(赤江珠緒)本当だ。丸坊主。

(山里亮太)パンフレットきましたけど、すごいですね、これ。

(町山智浩)とんでもないですよ。で、この人が妻たちを連れて逃げるんですけども。まあ、すっごいですよ。もう。セリフ、ほとんどないんですよ。この映画。

(山里亮太)えっ?あ、そうなんだ。

(町山智浩)だってずっとカーチェイスしてるから、セリフなんかほとんどしゃべんないですよ。この映画。

(赤江珠緒)そっかー。

(町山智浩)とんでもないですよ。これ。これ、なんか吹き替えを誰かがやったとかって宣伝されてますけども、字幕でも吹き替えでも同じです。セリフ、ないですから。ほとんど。

(山里亮太)(笑)

(赤江珠緒)そ、そうなんですね。

(町山智浩)聞こえるのは爆音だけです。ブロロロローッ!って音だけですよ。ずっと。あと、クラッシュする音とかね。

(赤江珠緒)ド派手なクラッシュですもんね。

(町山智浩)そう。でね、この追っかけているインモータン・ジョーの軍団っていうのはとんでもない車がいっぱいあるんですけど。中でもいちばんとんでもないのは、ドゥーフ・ウォーリアーっていう車が出てくるんですね。で、これ、写真があると思うんですけど、スピーカーがいっぱいついているやつですよ。


(山里亮太)あ、はいはいはい。ありました。

(町山智浩)これがね、巨大なスピーカーとアンプがついたトラックで。これでヘビーメタルを延々と演奏しながら、カーチェイスするんですよ。この映画(笑)。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)それで、『なんなんですか?これは』って。僕、監督に聞いたんですよ。直接。ジョージ・ミラー監督に。したら、『とにかく僕はロックが大好きなんだ。映画というよりは、ロックコンサートみたいな映画にしたかったんだ。戦いを鼓舞するために、音楽の伴奏が付いているっていう軍隊はいっぱいあるから、ヘビーメタルトラックが横に付いていることにしたんだ』と。

(赤江珠緒)ほう。

(町山智浩)で、ドゥーフ(Doof)っていうのはオーストラリアでね、砂漠のど真ん中でレイヴする時に巨大なスピーカーシステムを持っていって、ガンガンにエレクトロ系の音楽をかけて踊りまくるっていう文化があるらしいんですね。オーストラリアには。で、そのスピーカーシステムをトラックで移動させるっていうアイデアらしいんですよ。

(赤江珠緒)うわー、もう、だってそれぞれの・・・

(町山智浩)ずっとギター弾いてるんですよ。この男が(笑)。ギター弾きながら、カーチェイスするんですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)しかもそのダブルネック・ギターから火炎放射をしまくるんですよ。

(山里亮太)うわっ、もうむちゃくちゃだ(笑)。

(町山智浩)むちゃくちゃですよ、これ!笑わせようっていうのかと思いましたけどね。本当に。

(赤江珠緒)(笑)。改造車だらけですよね。

(町山智浩)そう。馬鹿げたアイデアがね、ぎっしりつまったとんでもないバカ映画でね。これ、すごいですよ。僕も見ている間、どんどん知能指数が落ちていく感じでね。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)アドレナリンがガンガン上がって、知能指数がガンガン落ちていくっていうね。見終わった後、クラクラして、もうフラフラでしたよ。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)興奮して、楽しかったー!っていう。

(町山智浩)そう。でも、スピードがものすごい早いんで、もうついていけないところもあるんですよね。動体視力が落ちてくし、齢だから。

(赤江珠緒)ああー、そっかー!

(町山智浩)で、監督に言ったんですよ。『早すぎますよ、この映画!』っつったんですよ。したら、『君には早すぎたかね?僕は70だけどね』って言われましたよ。

(赤江珠緒)うわー!かっこいい!

(町山智浩)もうこれはもう、がんばんなきゃ!と思いますよ。本当に。

(赤江珠緒)30年前のですもんね。それが新作化。

(町山智浩)しかもこれを三部作にするって言ってるんですよ。ジョージ・ミラー監督は。

(山里亮太)こっから?

(町山智浩)あんた、いくつになっちゃうんだよ!?っていうね。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)でも70にしてこのぶっ飛んだ世界観をこんだけ、ねえ。熱く作れるってすごい。

(町山智浩)すっごいですよ、これ(笑)。この人はね。しかも、シナリオもなくてね。全部、シナリオの代わりにマンガを書いたっていう、とんでもない映画ですからね。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)だからセリフもないというね。はい。

(山里亮太)すごい。激しいロックのライブを見るような感じの。

(町山智浩)はい。まあ、見に行く前にぜひ、マッドマックスとね、あと、この人が別に監督した映画はね、『ベイブ』と『ハッピーフィート』っていうね、子ども向けのかわいいペンギン映画とかも監督してて。

(赤江珠緒)違いすぎ!

(町山智浩)本当にどうかしてる(笑)。

(赤江珠緒)ちょっと・・・(笑)。

(町山智浩)本当にどうかしてる監督なんでね。最高に面白いですね。はい。あ、それでですね、マッドマックスを知らない人のための、マッドマックスの全てという特集をした、僕が創刊した雑誌『映画秘宝』を今日、プレゼントします。


(赤江珠緒)はい。ありがとうございます。

(町山智浩)これでマッドマックス、全部わかります!

(中略)

(赤江珠緒)ということでね、30年ぶりに出た新作。町山さんの熱量もすごかったですけども。

(山里亮太)2時間ずっとクライマックス。

(町山智浩)いまこれ聞いてるトラックの運転手さんとか、もうぶっ飛ばして大変な事故になっていると思いますけどね。はい。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)事故には気をつけてください。

(赤江珠緒)はい。今日は2015年最大級の注目作、マッドマックス 怒りのデス・ロードのお話でした。日本では6月20日公開です。町山さん、ありがとうございました。

(町山智浩)はい。どもでした。

<書き起こしおわり>

[追記]山里亮太と町山智浩 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の感想を語り合う

後日、たまむすび内で映画を見た山里さんが町山さんと感想トークを繰り広げていました。

(山里亮太)町山さん、ちょっとね、お聞きしたいことがあってですね。私、『マッドマックス』見て来たんですよ。

(町山智浩)ああ、どうでした?

(山里亮太)いや、すんげー面白くて。

(町山智浩)すごいでしょ?

(山里亮太)めちゃくちゃで(笑)。

(町山智浩)もう休みなしでしょ?

(山里亮太)そう。ずーっとあの、バトルシーンがずーっとひたすら。

(町山智浩)そう。車が走っていない時間っていうのは全体で10分もないですね。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)そうですね。しっとりとした時間って最後の方にちょろっと来るぐらいですもんね。

(町山智浩)すごい映画でしたけど。はい。

(山里亮太)すごい映画でした。でね、見ていて楽しかったなと思って。Twitterで『何も考えることなく、メッセージとかを感じとろうとしなくていい、最高に楽しい時間でした』って書いたら、ファンからですね、『メッセージを感じとれないのは、お前の能力がないからだ。あのメッセージがわからないなんてのに、偉そうに語るな』って、めちゃくちゃ怒られたんですけど。

(町山智浩)はー・・・

(山里亮太)あの、メッセージって、あったんですか?

(町山智浩)いやー、あのね、僕もそういうことがあって。逆のパターンが多くて。僕はたまむすびで『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』っていう映画の政治的メッセージを解説したんですけど。

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(山里亮太)うん。

(町山智浩)そうすると逆に、『あんな痛快な映画に政治的メッセージとか、別に大したこと、関係なかったじゃないか!考えすぎだ!』みたいに批判する人もいるんですよ。だからどっちをやっても、なんか言う人がいるので。それはしょうがないかと思うんですけど。あのね、マッドマックス 怒りのデス・ロードっていう映画は、あんまり一生懸命考えると、結構変な映画なんですよ。

(山里亮太)はい。変なところ、いっぱいありました。

(町山智浩)だって主人公のマッドマックスって、物語の本筋とあんまり関係ないんですよ。

(山里亮太)そうなんですよね(笑)。ぶらりとすごいところに来ちゃっているから。

(町山智浩)そうそうそう(笑)。で、事件を解決するっていうか、まあラスボスがいるんですね。イモータン・ジョーっていうのが。で、ラスボスのイモータン・ジョーとマックスって1回も会ってないですよ。作品の中で。

(山里亮太)あ、直接戦う時まで、たしかに。はい。

(赤江珠緒)へー。

(町山智浩)そう。互いに相手を知らないまま終わってますけどね。この映画ね(笑)。

(山里亮太)あ、そうですね。

(町山智浩)だから、よく考えると変なんです。あれ、マックスがやっている仕事って、医者としての仕事以外はほとんど、してないんですよ。

(山里亮太)ああ、たしかに。

(町山智浩)医者として、ちょっと役に立つんですけど。あれってね、監督のジョージ・ミラー自身が救急隊員だったんでね。

(山里・赤江)へー!

(町山智浩)あの中で、要するに肺が詰まって・・・

(山里亮太)はい。気胸。

(町山智浩)膨れ上がるんで、穴を開けて抜くっていうシーンがあるんですね。あれは本当に救急隊員だった時に監督がやったことだそうですよ。

(山里亮太)へー!

(町山智浩)そういう自分の体験がいきなり入っているな、おい!と思いましたけど。

(山里亮太)ああ、そうなんですね。

(町山智浩)そう。輸血とかね。全部あれね、マックスは単にジョージ・ミラーがお金がなくて、マッドマックス1作目を作るためのお金を貯めるために救急隊員をしてた時の自分が反映されているという、よくわからない不思議な映画なんですよ。

(山里亮太)ああ、そうなんですね。いや、あるんですよ。そういうの、結構。

(赤江珠緒)なるほど。へー。

(町山智浩)でもね、最近の映画ね、考えすぎるとね、『あれっ?』っていう映画が多すぎるんですよ。

(山里亮太)ああ、なるほど。

(町山智浩)たとえば、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』、ご覧になりましたよね?

(山里亮太)はい。

(町山智浩)あれ、地球を危機に陥れたのはアベンジャーズじゃないですか!(笑)。

町山智浩 アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンを語る
映画評論家の町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』で大人気アメコミ原作映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』を紹介していました。 (赤江珠緒)本題をお願い...

(山里亮太)そうですね。アイアンマンがやっちゃいましたからね。

(町山智浩)大変。あれ、全世界に何百億円じゃきかないですね。何兆円のね、被害を与えたんだ?何人の人をケガさせたんだ?って思いません?

(山里亮太)たしかに。思いましたね。

(赤江珠緒)マッチポンプじゃないかっていうね。

(町山智浩)そう。マッチポンプで。それで、『愛を知る』とかいう宣伝文句で。『愛以前にお前、責任を知れよ!』っていう問題ですよね。

(山里・赤江)(笑)

(町山智浩)で、あとほら、前に紹介した『ジュラシック・ワールド』。あれ、最強恐竜を逃して大惨事を招いたの、主人公なんですよ。

町山智浩『ジュラシック・ワールド』を語る
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でジュラシック・パークシリーズの最新作『ジュラシック・ワールド』について話していました。 (町山智浩)それで、もう1本の映...

(赤江珠緒)そうですね。

(町山智浩)最近、そういう映画がすごく多くてね。なんかね、大作映画のヒーローたち、なかなか難しいことになってんなと思いますね。

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)そうですね。自分で蒔いた種を刈り取るっていう映画になっちゃいますね。

(町山智浩)そうそうそう(笑)。でもね、マッドマックス 怒りのデス・ロードがすごいなと思ったのは、とにかくクライマックスだけ、ガンガンガン!っていくじゃないですか。で、やっぱりこう、僕ら『デタラメ』っていう風にあの映画を言ったんですけど。そうするとまた、『批判している』っていう人がいるんですよ。

(山里・赤江)へー。

(町山智浩)僕の、怒りのデス・ロードについての話を聞いて、『怒りのデス・ロードっていう映画をバカにしてる』と思う人は、どれほど読解力がないんだろう?と思うんですけど。

(赤江珠緒)そうですよね。こんなに『大好きだ』っていうのが伝わってくる・・・

(町山智浩)そうそうそう。『めっちゃくちゃすごいぜ!』とか、『マジ、すげーぜ!』っつってんのをさ。同じなわけですよ。『やべー!』って言ってるのと同じで。悪口を言っているわけじゃなくて、『うわっ、めちゃくちゃだぜ!』っていうのは『めちゃくちゃすごい』っていう意味なんですけど。

(山里亮太)うん。

(町山智浩)ただね、あの、僕、いまやっているわけですよ。映画をね。『進撃の巨人』の実写をね。あれもね、そこを行こうとしててですね。

(赤江珠緒)ふん。

(町山智浩)要するに、マッドマックスってこう、ドラマがあって、盛り上がりがあって、プロットって言うんですけども仕掛けがあって。で、やっとクライマックスになってっていう展開を全部チャラにして、いきなり走りだす映画じゃないですか。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)進撃の巨人もそれを狙っていて。映画、たとえばバイオレンス!バイオレンス!バイオレンス!バイオレンス!って続くんですよ。

(山里亮太)ふえー!

(町山智浩)で、途中でちょっとエロ!またバイオレンス!バイオレンス!バイオレンス!バイオレンス!で最後まで行くんですよ。

(山里・赤江)えーっ!?

(町山智浩)で、そういうめちゃくちゃをやろうとしてるんで。それは『映画として構成がおかしい』とか、『ドラマがちゃんとなっていない』とか言われるかもしんないけど、それ、怒りのデス・ロード方式ですからね(笑)。

(赤江珠緒)うわー、そうなんですね。

(山里亮太)なるほど。楽しみ!

(町山智浩)そう。でもね、ジョン・フォードの『駅馬車』とかね、バスター・キートンの『キートン将軍』とか、過去にそういう映画は何本かあるんですよ。歴史上。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)ただ、10本くらいしかないんですよね。世界の映画史上。

(赤江珠緒)(笑)。かなり、少数なね。

(山里亮太)やっぱだから、めちゃくちゃって。

(町山智浩)そう。だから、異端の映画なんでね。まあ、しょうがないんですけど。まあ、そういう話があります。はい。

(山里亮太)すいません。ありがとうございます。

(赤江珠緒)わかりました。

<書き起こしおわり>

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