三谷幸喜『鎌倉殿の13人』市原隼人の八田知家を語る

三谷幸喜『鎌倉殿の13人』市原隼人の八田知家を語る ニッポン放送

三谷幸喜さんが2022年12月24日放送のニッポン放送『八木亜希子 LOVE & MELODY』の中で『鎌倉殿の13人』についてトーク。市原隼人さんが演じた八田知家について話していました。

(八木亜希子)それでは、三谷さんに素朴な疑問をぶつけていきます。まずはなんといっても『鎌倉殿の13人』について、来ています。「『鎌倉殿』の出来上がりをご覧になって、どうでしたか?」って聞くと思ったら、こちらのメールは「その演技、やりすぎだろうと思って役者さんはいますか?」っていう質問ですけど(笑)。

(三谷幸喜)市原隼人さんですね。

(八木亜希子)やっぱりあの、脱ぐっていうところですか?(笑)。

(三谷幸喜)だって全然、あんなキャラクターじゃないんだもん(笑)。

(八木亜希子)ああ、元は違ったんですか?

実はキャラが薄い八田知家

(三谷幸喜)八田知家という御家人なんですけども。合議制で集まった13人の御家人のメンバーの中で、ちょっとキャラクターが薄いんですよ。『吾妻鏡』とか、昔の資料を読んでも。どんな人か、よくわかんないんだけど。なんか割と、鎌倉の道路の舗装工事をしたりとかっていうのを彼が率先してやってたっていうのもあったんで。「じゃあ、土木関係の人にしよう」と思って。それで後で、時代考証の人から「八田は全然、そんな人じゃありませんよ」って言われましたけど(笑)。

彼はたまたまその時、土木工事をしていただけで、別にそんなタイプの人ではないんだけど。もうキャラクターとして、そういう風に作っちゃったんで。そこまでは僕は考えたんですけど。だからといって、あんな風にいつも汗かいてるわけでもないし。すごいなんか前がはだけて……(笑)。

(八木亜希子)どんどんはだけ具合が……最後はとうとうね。

(三谷幸喜)裸になっちゃいましたからね。

(八木亜希子)上半身、脱いでしまうっていう(笑)。

(三谷幸喜)あんな風なキャラ付けをされるとは、思わなかったですね。

(八木亜希子)それはそれで逆に、楽しんで?

(三谷幸喜)もう嬉しかったですね。途中から、僕の方も逆にそこに乗っかって、ちょっとエスカレートしてみたりとか、しましたね。

どんどん胸がはだける八田殿

<書き起こしおわり>

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