安住紳一郎さんが2021年1月25日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で年下の人に意見する際、老害感を出さないように語尾を変えて和らげているという話をしていました。
(安住紳一郎)旭川市からいただいています。28歳、女性の方。ありがとうございます。「私の気分転換は頭の中の自分の思考に普段、自分が使わないような語尾を付け足すことです。落ち込みそうな時や悶々と悩んでしまう時などに使います。『私、今すごく嫌なことを言われたでやんす』『ああー、今週だけで3キロも太ったでげす』『うーん、なんとなく将来が不安でごわす』という感じで変な語尾を付けると真面目な思考が一瞬途切れ、心に少し余裕ができます。これでもやもやが消えるわけではないのですが、体を動かしたり、物を使ったりしなくてもすぐにできる気分転換法なので結構いいなと思っています」。28歳の方。そうですか。
(中澤有美子)楽しいですねー。
(安住紳一郎)そうね。たしかに。自分の思考に普段、人が使わないような語尾を付け足すことで落ち込みそうな気分を吹き飛ばすということですね。
(中澤有美子)私もなんか人から「ありがとう」って言われる場面で「ありがてえ、ありがてえ」って言われたらすごく嬉しくなったことがあったので(笑)。この方、楽しい方だと思います。
(安住紳一郎)ねえ。語尾を変えるとニュアンスが変わりますもんね。うんうん。私も48になったのでね、少し年下の人たちに意見を言う時には語尾を和らげないとパワハラになっちゃうんでね。「あっ、それはなんか失敗するんじゃない?」みたいなことを言うと「また若手の意見を潰す老害」とか言われるから。
(中澤有美子)「老害」(笑)。
なるべく老害感を出さないように……
(安住紳一郎)だからなるべく老害感を出さないようにね、「あっ、なんか失敗する予感がするでげすよ!」みたいなことを言うと少し和らぐみたいね。なんかね。
(中澤有美子)フフフ、そうですかー(笑)。
(安住紳一郎)すごいなんか「ええーっ?」みたいな。レレレのおじさんみたいな感じで扱ってくれるみたいで。「ああーっ! それは斉藤くん、失敗の予感がするでげすよぉ~? やり方を変えたらどうでやんす?」って言うと……。
(中澤有美子)素直に聞ける感じがする!
(安住紳一郎)素直に聞ける感じがするのかな? 生きづらいよねー。本当に。
(中澤有美子)フハハハハハハハハッ! がんばろー!(笑)。
(安住紳一郎)うん、頑張るでやんすよ。(レレレのおじさん風に)「なーんでーすか? お仕事でーすかー?」っていうやつですね。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>