ジェーン・スー NACK5 浅倉大介ラジオ 消火器噴射事件を語る

ジェーン・スー NACK5 浅倉大介ラジオ 消火器噴射事件を語る ジェーン・スー 生活は踊る

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『生活は踊る』の中で、レコード会社の新入社員時代にNACK5の浅倉大介さんのラジオのスタジオで誤って消火器を噴射してしまった事件について話していました。

(ジェーン・スー)「ぶっ壊したもの」。話していましたね。伊集院さんたち、テーマで。

(杉山真也)なにか最近壊しました?

(ジェーン・スー)私ね、最近ではないんだけど、「こんなものぶっ壊しちゃいました」っていう話になった時に常に思い出すのは、あれは新入社員になってまだ2、3ヶ月の頃だったと思います。私、レコード会社のプロモーターだったんですよ。で、NACK5を担当していたんです。NACK5さんを担当していて銀座スタジオでIceman・浅倉大介さんのレギュラー番組の立ち会いをしている最中に、銀座スタジオの中の消火器をぶっ倒しまして。スタジオの中、全部生放送中に真っ白になっちゃって。

(杉山真也)ええーっ!?

(ジェーン・スー)で、まあ……もう、一応生放送中のスタジオの中は大丈夫で、機械もギリギリ大丈夫だったんですけど、その手前の前室みたいなところがもう全部白くなっちゃって。

(杉山真也)ブシャーッ!ってことですか?

(ジェーン・スー)そう。なんかね、ああいう時って本当、スローモーションになるんですよ。「ガタンッ!」「あっ!」「コロンコロンコロン……ブシュワーッ!」って真っ白になって。

(杉山真也)はい(笑)。

(ジェーン・スー)まあ、ビルの方も来るわ、隣の飲食店の方も来るわ。もう、平謝り。「あっ、クビだな……せっかく入った会社だけど、もうクビだな」と思って。あれを思い出しますね。消火器ってね、ぶっ壊すと大変なんだよ。火事のないところの消火器、ヤバい。本当に。

(杉山真也)すごいですね。じゃあもう、白くなっちゃったり?

(ジェーン・スー)真っ白くなっちゃって。浅倉大介さんからしばらく「バックドラフト」って呼ばれていました。私。

(杉山真也)(笑)

浅倉大介から「バックドラフト」と呼ばれる

(ジェーン・スー)(浅倉大介のモノマネで)「あっ、バックドラフトだ~♪」って。「名前覚えられてよかったな」って。でも、その時に思ったんです。上司に電話をしたんですね。当時、携帯もなかったですから。私は個人で持っていなかったんで、緑の(公衆)電話から上司に電話をしたんですけど、全然つながらなくて。翌日、もう辞める覚悟で「いや、実は昨日こういうことがありまして……」って言ったら、私が相当意気消沈していたんでしょうね。その時の上司がですね、第一声で「でかした!」って言ってくれて。「お前、これで名前覚えられたな。よかったね!」って。もちろん、でかしてないんですよ。会社全部で謝りに行って、「本当に申し訳なかった」ってね。機材とかもね、下手したら被害を受けていますから。しょうがない話だったんですけど。

(杉山真也)ええ。

(ジェーン・スー)その時に、「なんだと!?」って言わないで「でかした!」って言ってくれたあの上司のことが忘れられませんね。

(杉山真也)いや、器の大きい上司の方でしたね。

(ジェーン・スー)本当。そういう時にやっぱり、ねえ。責めようと思えばどうにでもできるじゃないですか。物を壊した人に責めることなんて、いちばん簡単なことじゃないですか。でも、それをしなかった。フクダさん、ありがとうございました。本当に。

(杉山真也)いや、すごいですね。浅倉さんも間違いなく覚えているでしょうしね。

(ジェーン・スー)ねえ。まあ、こんなことをやっているのは知らないと思いますけど。(浅倉大介のモノマネで)「バックドラフト」って言われてました(笑)。

(杉山真也)(笑)

<書き起こしおわり>

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