都築響一さんがTBSラジオ『エレ片のコント太郎』にゲスト出演。都築さんがフィリピンパブで調査した、盛り上がる曲ランキングを洋楽編、邦楽編に分けて紹介していました。
(やついいちろう)ということで、行きましょうか。ランキングクイズ! よいしょー! さあ、来ましたピンパブ(フィリピンパブ)で歌うとピーナ(フィリピン人女性)が盛り上がる曲ランキングを都築さんに持ってきていただきました。その中から、今日は都築さんに特別にクイズを出していただきます。クイズは邦楽のランキングから出してもらうんですが、まずはみなさんに参考までに、洋楽。ピンパブで歌うとピーナが盛り上がる洋楽ランキングを発表させていただきます。ちなみにですね、これは錦糸町のジプニーというお店である夜に歌われた人気曲ランキング洋楽編でございます。
(今立進)その時のね、履歴とかを見て。
(やついいちろう)日によってちょっと変わるでしょうからね。錦糸町のジプニーさんに協力をいただきました。それでは行きましょう。まずは第5位です!
第5位:Bon Jovi『It’s My Life』
(やついいちろう)ボン・ジョヴィ『It’s My Life』!
(今立進)本当に!?(笑)。
(片桐仁)お笑いの影響、ない? 大丈夫?
(都築響一)これ、2016年ですからね。
(今立進)これ、2016年の第5位ですか!?
(やついいちろう)近々のチャートですからね。そして続いて第4位!
第4位:Bon Jovi『Always』
(やついいちろう)ボン・ジョヴィ『Always』でございます!
(片桐仁)ええっ!
(都築響一)そうなんですよ(笑)。
(やついいちろう)立て続けにこれ、ボン・ジョヴィがランクインしたっていうのは何かあるんですかね?
(都築響一)そうですね。やっぱりボン・ジョヴィもそうだし、ガンズとかね、エアロとかね、あのへんのやっぱり正々堂々と愛を大きく歌い上げるっていう感じの、しかも難しめっていうのがフィリピーナはすごい好きなんですよ。
(片桐仁)90年代ハードロックっていう感じですね。
(今立進)たしかにね。俺ら世代のね。
(やついいちろう)これはボン・ジョヴィ、ボン・ジョヴィと来て、では、みなさんもお待ちかね。第3位です!
第3位:Backstreet Boys『I Want It That Way』
(やついいちろう)バックストリート・ボーイズ。ここでボン・ジョヴィではありません! 『I Want It That Way』。
(片桐仁)これ、有名。有名。
(今立進)たしかに、でも言っていることはわかりますね。ストレートな。
(都築響一)わかりますよね。
(やついいちろう)大きく言えばボン・ジョヴィですもんね。
(都築響一)そうですね。
(今立進)いやいやいや!(笑)。
(やついいちろう)大きく言えば、大きいメロディーで。
(都築響一)雰囲気的にそういう感じでしょ? なんかね。
(やついいちろう)歌が上手くて。で、大きく言えばボン・ジョヴィ系というか。
(都築響一)そうなんですよ。その通り。
(今立進)まあでも、いまっぽくはなったけどね。多少、ボン・ジョヴィよりかはね。
(やついいちろう)これででも、全くわからなくなったと思いますけども。第2位の発表です!
第2位:Bon Jovi 『I’ll Be There For You』
(やついいちろう)来ました、ボン・ジョヴィ!
(片桐・今立)(爆笑)
(今立進)入りすぎなんだって!
(やついいちろう)『I’ll Be There For You』でございます!
(今立進)ジプニーだけじゃないの!?
(都築響一)いやいやいや、そうじゃないんですよ。
(今立進)そんなことないんですか?
(都築響一)はいはい。
(片桐仁)ボン・ジョヴィ、強いっすね!
(都築響一)やっぱりこのへんのは本当に王道ですね。
(片桐仁)そうか。40代、50代、60代も歌うとなるとね。
(都築響一)いや、これはフィリピーナが結構歌うんですよ。
(片桐仁)ピーナが歌、好きなんだ。
(都築響一)そう。だからフィリピーナが好きな歌をオヤジも必死に覚えて歌うんですよ。だから、これはオヤジが歌うケースもフィリピーナが歌うケースもあるけど、オヤジが本当に歌いたい歌じゃなくて、フィリピーナのために喜んでくれる歌を頑張って練習するんですよ。
(今立進)がんばるお父さんみたいな。
(片桐仁)英語を覚えるって、いいっすね。
(やついいちろう)一緒に歌ってくれるみたいなね。
(都築響一)そうなんですよ。だいたいみんな、フィリピーナは歌上手いし。
(今立進)ああ、やっぱりそうなんですね。
(都築響一)もうめちゃくちゃ上手いですよ。
(やついいちろう)ジーパンに刺繍している系の歌ですね。さあ、そして錦糸町ジプニーである夜に歌われた人気曲ランキング洋楽編。第1位。これはもう、いつ行ってもこれが1位っていう。
(都築響一)いや、これは圧倒的です。
(今立進)エアロスミスとかかな?
(やついいちろう)第1位は……!
第1位:Journey『Faithfully』
(やついいちろう)来ました! ジャーニーで『Faithfully』ですね。
(都築響一)ジャーニー、超重要ですね。ジャーニーはいまね、ボーカルがフィリピン人なんですよ。そういうこともあってすごいフィリピンの人はジャーニーを好きですね。
(やついいちろう)ジャーニーはダントツだってね。都築さん、おっしゃってましたね。
(都築響一)そうです。本当に。
(今立進)ジャーニーの曲をとりあえず覚えておけば、結構間違いない?
(都築響一)だからピンパブに行く前にはあれですね。100円ぐらいでジャーニーベストのCDを買って、よく練習しておけと。
(片桐仁)ああ、それぐらいで買えますからという(笑)。そんなにピーナにモテたいんだ。
(今立進)でも、曲調はみんな……?
(やついいちろう)なんかわかりやすいよ。
(都築響一)でしょう? やっぱりわかりやすくないとダメなのよ。フィリピーナは。
(やついいちろう)これがまあ、洋楽ランキングです。参考にしていただいて、いよいよ邦楽編でございますよ。
(都築響一)これを邦楽にすると、どうなるか?
(片桐仁)邦楽はでも、お客さんが歌うわけですよね?
(都築響一)いや、両方歌いますね。
(今立進)両方歌う? じゃあ、女性の曲も入るのかな?
(やついいちろう)ボン・ジョヴィ、バックストリート・ボーイズ、ジャーニー。大きいメロディー。そして男臭い雰囲気。こういうものとかが邦楽になるとどうなるか? すっごく興味深い。
(今立進)愛を歌うんだな、愛を。
(やついいちろう)じゃあまずは10位から6位までを発表させていただきましょう。成増 マリーンで……。
(今立進)変わっちゃうんだね! お店、ジプニーでよかったんじゃないの?
(都築響一)いやいや……。
(今立進)ジプニーは洋楽が強いんすね? どうなんですか?
(やついいちろう)まあ、もういろいろ行ってらっしゃるんで。成増のマリーンさんである夜に歌われた人気曲ランキング邦楽編。第10位は……?
第10位:浜田省吾『もうひとつの土曜日』
(やついいちろう)浜田省吾さんで、『もうひとつの土曜日』! これ、なんかわかるよね。
(都築響一)でしょう?
(やついいちろう)わかる、わかる! 続いて、第9位が……。
第9位:J-WALK『何もいえなくて・・・夏』
(やついいちろう)J-WALKで『何もいえなくて・・・夏』。
(片桐仁)男臭いね!
(やついいちろう)そして、第8位。
第8位:BEGIN『島人ぬ宝』
(やついいちろう)BEGIN『島人ぬ宝』!
(都築響一)はいはい。
(やついいちろう)そして7位が……。
第7位:井上陽水&安全地帯『夏の終わりのハーモニー』
(やついいちろう)井上陽水と安全地帯『夏の終わりのハーモニー』。
(片桐仁)はいはい。名曲。
(やついいちろう)そして6位が名曲でございます。
第6位:Bubble Gum Brothers『Won’t Be Long』
(やついいちろう)Bubble Gum Brothers『Won’t Be Long』でございます!
(都築響一)基本ですね。
(片桐仁)基本ですか?
(やついいちろう)成増っていう土地柄もあるんじゃないですかね。バブルガムブラザーズさん。地元な気がしますよ。
(今立進)そうなの? いやー、これはなんとなくの……でも、わかりますね。
(やついいちろう)なんかやっぱり、フィリピーナのみなさんが好きな海のイメージが強いですよ。
(片桐仁)BEGINとかね。泣いちゃうんじゃないですか? BEGINとか歌っちゃったら。
(やついいちろう)J-WALKもそうでしょう?
(都築響一)やっぱり爽やか系ですよね。
(やついいちろう)『夏の終わりのハーモニー』。『Won’t Be Long』も夏っぽいし。
(都築響一)だから永ちゃんとかとはちょっと違うんだよね。
(やついいちろう)結構あれですね。ゆっくりとした歌が多いですよね。
(都築響一)そうですね。歌い上げるというかね。そういうのが。あと、2人でステージで並んで歌うっていうのも重要なところですからね。
(やついいちろう)なるほど。
(都築響一)やっぱり腕を組んで歌うみたいな。
(やついいちろう)まあ『Won’t Be Long』がこの中だと若干ダンス寄りというかね。
(今立進)っていう感じになるけど、まあまあゆっくり目っちゃあゆっくり目。
(都築響一)やっぱりメッセージが伝わらないと。
(やついいちろう)ちなみに、だいたいお客さんの層ってどのぐらいの年齢が多いですかね?
(都築響一)いや、もういろいろですけど。僕が行って見るのは年配の人が多いんですよね。僕自身はそんなに行かないんだけど、気になって。周りに実話誌とか風俗誌の編集者がいっぱいいて。やっぱりいろんなところを経験しているわけ。遊びを。だけど、そういう人が口を揃えるのは、「ピンパブに始まりピンパブに終わる」っていうことですね(笑)。
(片桐仁)ピンパブで始まるんですか?
(都築響一)そう。始まりはそうやって連れて行かれるみたいな感じでピンパブに行って。それから、いろんなところがあるけども。やっぱり、終着点はピンパブだ、みたいな。
(今立進)「またここに帰ってきちゃうな」と。
(都築響一)はい。
(やついいちろう)「やっぱりハワイ」みたいなことですよね?
(都築響一)まあ釣りにおけるヘラブナ釣りみたいな感じで。だから、かならずしもエロだけじゃないんですよね。やっぱりすごい密着サービスしてくれるけど、基本的にやっぱりクリスチャンなので。すぐに一緒にお外へ……みたいなことはないわけ。だから結構本当にちゃんとしたお付き合いになるので。その代わり、すごく優しいし。看護婦さんの世界でもフィリピーナって全世界でメイドさんとかね、多いですからね。だからすごい世話好きだし、優しいので。
(今立進)癒されちゃうんだな。
(都築響一)その代わり、嫉妬深いみたいなのもあるので。「やっぱり私のところに来ないのね」みたいなね。
(今立進)まあ、結婚された方はね。
(都築響一)そうですね。だからすごくね、本当に癒される感じで。行き始めると、安いし。楽しく過ごせるっていうね。
(やついいちろう)いいことしかない!
(都築響一)本当ですよ。ぜひ行ってください。
(やついいちろう)さあ、ということで、だいだいどういう曲が歌われているかわかったと思います。さあ、いよいよベスト5でございますが。ここでね、クイズがあります。第3位を当てていただきたいですね。
(都築響一)無理(笑)。
(やついいちろう)この第3位に関しては、もう都築さんしか知りません。一応ですね、1位までいまから紹介いたしますので、その後にその順位で3位に入る曲がなんなのか? 当てていただきたいと思います。
(都築響一)流れでね。
(やついいちろう)ねえ。10位は浜省。9位がJ-WALK。8位がBEGIN。7位が井上陽水と玉置浩二。6位がバブルガムブラザーズと来て、成増マリーンさんである夜に歌われた人気曲ランキング、邦楽編。第5位に行きましょう!
第5位:福山雅治『桜坂』
(やついいちろう)さあ、来ました。福山雅治さんの『桜坂』。
(今立進)これも入るんだ。
(片桐仁)これも歌い上げる感じですもんね。
(都築響一)そうですね。
(やついいちろう)でも、いままでの流れとすごく合っているというか。
(都築響一)合っていますよね。
(やついいちろう)ゆっくりとしたメロディーで一緒に歌える。これはなんとなくわかりますね。これは結構日本でも歌われているんですかね。さあ、続いて行きましょう。第4位です!
第4位:TUBE『プロポーズ』
(やついいちろう)ここで来た! TUBE『プロポーズ』!
(片桐仁)TUBEの『プロポーズ』。
(都築響一)はい。
(やついいちろう)TUBEはもうね、フィリピーナのみなさんが大好きなんですよね。
(都築響一)はい。
(今立進)夏感というよりか、もう恋の方に行っている。
(都築響一)フィリピーナにモテたかったらTUBEは必須ですね。
(今立進)TUBEとジャーニー。
(都築響一)はい。そうですね。
(やついいちろう)僕、このお話、TUBEさんがすごい歌われているというのを聞かせていただいて、本人に聞いたんですよ。前田さんに「すごい人気らしいですよ。フィリピンパブで」って言ったら、「マジかよ!」っつって。超喜んで。「行こうかな?」って言ってましたよ(笑)。
(都築響一)本当ですか? ぜひ!
(やついいちろう)本人が行ったら大変なことになるんじゃないですか?
(今立進)これを歌い上げたら、もうヤバいでしょう。
(片桐仁)歌わされ続けるんじゃない?(笑)。「あれ歌って! あれ歌って!」って(笑)。
(都築響一)本当ですよね(笑)。
(やついいちろう)まさかね、TUBEが4位に来るとは。そして、3位は1回飛ばしまして、続いて第2位です。
第2位:中西保志『最後の雨』
(やついいちろう)中西保志さんで『最後の雨』。
(都築響一)これはね、日本人のお店でもよくカラオケでね。
(今立進)いや、いい歌ですよ。
(やついいちろう)だから飲み屋と合う感じがしますよね。
(今立進)歌い上げる感じで。
(都築響一)やっぱり純愛系ですよね。
(やついいちろう)時々道を歩いていると、お店から聞こえてきますね。これ。
(都築響一)そうですか(笑)。
(やついいちろう)「こわーしーたーいー♪」のところが。そして、栄えある1位でございます。成増マリーンさんである夜に歌われた人気ランキング邦楽編、第1位は?
第1位:TUBE『君となら』
(やついいちろう)強い! TUBEで『君となら』でございました。
(今立進)ええー、3位? 1位はまあまあ、TUBE。
(やついいちろう)TUBEは2つ入っておりますが。
(都築響一)本当ですね。ボン・ジョヴィみたいなもんですね(笑)。
(今立進)そうですね。まあまあ定番のということで。
(やついいちろう)それでは、第3位。誰の何の曲か? をみんなで考えましょう。
(片桐仁)あれじゃない? T-BOLANとか?
(今立進)CLASSとか。
(都築響一)うーん。
(やついいちろう)はい。どんどん言ってください。
(今立進)ミスチル? ミスチルの、なんだろうな? ちょっと歌い上げる系だと。曲名……?
(片桐仁)『抱きしめたい』とか?
(今立進)ああ、いいね。入ってそう、入ってそう。
(やついいちろう)ちょっと違うのかな?
(都築響一)うん。まあ、近いと言えば近いですね(笑)。
(やついいちろう)あ、ZIGGY!
(今立進)ZIGGYって、アップテンポすぎるでしょ!
(やついいちろう)いや、『GLORIA』とか。
(片桐仁)ウルフルズは? 『バンザイ』。
(都築響一)うーん。
(やついいちろう)ウルフルズっぽくないんだよな。もっとなんかこう……男。あれじゃないですか? 杉山清貴。
(都築響一)ああー、オメガトライブ。やっぱこう、愛を歌わないとね。
(やついいちろう)『君は1000%』。
(都築響一)うーん。
(今立進)『ふたりの夏物語』。
(やついいちろう)長渕剛さんの『乾杯』。あ、でも愛じゃないか。愛の歌なんだよ。
(都築響一)うん。男気だけじゃダメなんだね。やっぱりね。
(今立進)女心も。女心を歌う……?
(やついいちろう)『壊れかけのRadio』とかは? ああいうのは違うのか? もうちょっと男っぽい声だよね。みんな。割りと低めの声で……。
(今立進)ああ、でもマッキーとかは?
(片桐仁)槇原敬之。
(時間終了のゴングが鳴る)
(やついいちろう)ああーっ! ということで、答えが……。
(今立進)結局なんだったんだろう?
(やついいちろう)結局、答えが出なかったんですけど。じゃあ、都築さん。正解をお願いいたします。
(都築響一)はい。『レイニーブルー』。徳永英明さんです。
第3位:徳永英明『レイニーブルー』
(やつい・今立・片桐)ああーっ!
(都築響一)惜しかったですね!
(今立進)そうだ。『レイニーブルー』だ!
(やついいちろう)徳永英明、惜しかった!
(都築響一)はい。でもやっぱり、なんとなくこう、傾向がわかるでしょう?
(今立進)「ああっ!」ってなりますもん。腑に落ちますね。
(都築響一)こうやって誠意でぶつかって行かないと、フィリピーナには届かないっていうことですよ。やっぱり(笑)。
(やついいちろう)やっぱり雨も好きですね。結構ね。雨も好きなんだね。
(今立進)水がね、ちょっと入る感じで。
(やついいちろう)徳永英明『レイニーブルー』が3位でございました。
(都築響一)惜しかったですねー。
(やついいちろう)『レイニーブルー』だったか!
(今立進)たしかにそういうこともね、いろいろと思うだろうね。自分に合わせてね。
(都築響一)そうですね。でもやっぱりこうやってみんな練習するじゃない? 行くたびにさ。だから、フィリピンパブっていうのは基本、歌う場なんですよ。女の子を引っかける場所じゃないの。やっぱりフィリピーナはみんな歌も上手いので、一緒に歌って仲良く楽しくなっているうちに、通っているうちに仲良くなるけども、基本は健全ですよ。みんな、ものすごく。だから、世の中のイメージってちょっと違うじゃない? フィリピンパブっていうと。ねえ。結構悪いイメージがあると思うけど。
(やついいちろう)お父さんがフィリピンパブに行っているとか言うと……。
(今立進)うん。「なんで?」って。
(片桐仁)騙されているんじゃないの?っていうね。
(都築響一)そうですね。まあ、そういうケースもありますが(笑)。
(やついいちろう)本当は歌を歌いに行ってるんですね。
(都築響一)ほとんどカラオケですよ。やっぱり基本は。
(片桐仁)みんな上手い人も多いんですか? 男の人も。
(都築響一)まあ、だから別にTUBEを歌いたくないっていうのは変ですけど、いつもは歌う曲じゃないけど。日本のスナックでは。でも、やっぱりフィリピーナはこういうのが好きだっていうことで、車の中でCDをかけて練習したり。みんな涙ぐましい。だけど、「私が好きな歌を歌ってくれて、ありがとう」みたいな感じになるという。
(やついいちろう)ああーっ!
(今立進)感謝されるとまた、うれしいですからね。
(都築響一)そうなんですよ。
(やついいちろう)で、まあます練習して。
(都築響一)そうなんですよ(笑)。
(やついいちろう)(笑)
(片桐仁)やってるんですか?
(都築響一)いやいや、僕はそこまであれなんですけども。
(やついいちろう)なんとなく、インディーズ演歌の世界とつながってきそうな感じもありますよね。
(都築響一)そうですね。でも、言っちゃあなんだけど、フィリピンパブとかインディーズ演歌の方が本当はマジョリティーなんですよ。メジャーじゃないけど、「いっぱいいる」っていう意味ではこっちなんですよね。
(やついいちろう)多い。
(今立進)個々でちょっとバラけちゃっているから、なんともできないけど。
(都築響一)そうですよ。それについて言う人がいないっていうだけで。
(今立進)まとめ上げたらこれ、大変な力ですね!
(都築響一)そうなんですよ。
(やついいちろう)本当ですね(笑)。
(都築響一)たとえば、このお三方が30年後ぐらいに、もう業界をたとえば引退してたとするじゃない? どこかに飲みに行くと。それで、「俺は昔、お笑いですごかったんだよ」って言うと、普通は1回ですよね。それ。
(やついいちろう)自慢ができてね。
(都築響一)で、キャバクラとか行っても、10回目には「もうそれ、聞いたから」って。フィリピンパブは100回言っても「すごーい!」って言ってくれるわけ。
(やつい・今立・片桐)(笑)
(都築響一)この癒しですよ!
(今立進)その癒しはすごいっすね!
(都築響一)でしょう? やっぱりそれができるかどうかっていうところですね。だから、行っちゃうんですよ。
(やついいちろう)だからやっぱり、「フィリピンパブに終わる」という言葉が。
(都築響一)そうなんですよ。最終目的地なんですよ。
<書き起こしおわり>